働くって大変
お久しぶりです。
ドラ母です。
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
最近ちょっと働きに出たり自転車で買い物に行っては疲れてやけ食いしたりなんかで大変忙しい毎日を送っておりまして、全くブログを見る時間が取れなかったのですがこれからはまたのぞきに行きたいなと思っています。
それにしても
疲れた…
いやね、あまりにも我が家の財布が空っぽなのをなんとかしたくて、パート以外にランサーズというクラウドソーシングサイトでライティングの仕事をしてたんですけどね。
何の実力も実績も無いのでそれはそれはお安い金額での受注で。
タイトル、構成、画像挿入、10000文字以上書いてやっと1000円ですよ。
それを何件か受けてパートや家事の後に夜な夜な書いてたんですけどめちゃめちゃ疲れました。
別に10000文字くらい集中したら数時間でできるんですけど、パートとか子育てとかやけ食いしてたらその数時間がなかなか取れないじゃないですか。
だからどうしても一日に書ける量が限られていてなっかなか進まなくてですね。
もうギブアップです。
忙しすぎと食べ過ぎで生理が毎週来るという大惨事が体で起こってしまい、今日は久しぶりのリラックスタイムを取ることにしてブログを書いています。
3歳児が寝ている間の束の間ですが…
あまりにも疲れたのでこれからは3000文字の記事を受注しようと思います。
ああやっぱり、ライティングよりブログ書いてる方がよっぽど楽しい…
”貧乏暇なし”ですわ…
ライティングの為に楽天で格安Chromebookも買ったのでなんとか頑張って月収20万稼げるようになりたいと思います。
疲れすぎて自分で自分に突っ込む元気も残ってませんが、こうなったら絶対に諦めずにwebライターになってやろうと思います。
ちなみに私がwebライターになりたいのは、ずっと家に引きこもっていられるから、ただそれだけです。
久しぶりに何が言いたいのかさっぱりわからないブログを開いて頂きありがとうございます。
それではまた、近いうちに。
嫌な自分と最近のいいこと
こんにちは。ドラ母です。
先日は突然、自作の下手くそ紙芝居をユーチューブに投稿した挙げ句、恥ずかしげもなくはてなブロガーの皆様にお披露目するなんて暴挙に出てしまい、申し訳ありませんでした。
なんだコイツは。キモいな。
とか思いながらも覗いて下さった皆様ありがとうございました。
そしてスターやコメントまで頂いてとても嬉しかったです。
自信と勇気がわきました。
色々と不備が見つかり現在削除しましたが、また新しく投稿する予定です。
お楽しみに。(黙れ)
さぁて…
最近ね…
将来が不安で仕方がないです。
戦争とか地震とかお金が無さすぎることとか…
冬休み明けてからほとんど学級閉鎖とか風邪とかで引きこもった上に春休みの最初から最後まで家族全員コロナで一歩も外に出られなかったせいだと思うんですけど、この数ヶ月気分が沈むんですよね。
とくに金欠が辛いので、しょっちゅう旅行とか外食とかに行って楽しんでる人の記事やブログを見ると、「うちは貧乏だから子どもたちに楽しい体験をさせてあげられない。」と激しく落ち込んでしまうようになりました。
すみません。
我ながら嫌なヤツになったものです。
最近、地震も多いし。
いつ攻めてこられるんだろうって吐きそうになるし。
いつ死ぬかわからんから今のうちに食べとこうって無駄に食べてまた太るし。
だけどいい事もあります。
いつ死ぬかわからんて思ったら、その日を精一杯生きようと思うようになって、家族にたくさん愛と感謝を伝えるようになりました。
するとイライラが消えて、天然ボケ旦那にも優しくできるようになってきました。
姪「スパイ映画が好きなんだー」
旦那「あぁ、スパイダーマンやろ」
私「なんでやねん。アレはスパイちゃうわ。蜘蛛男やろ。」
姑「あぁ、あの人気の映画やな。スパイスダーマン」
姪「 スパイスじゃないわ。料理のしすぎか!スパイ映画!」
旦那「だからスパイダーマンやろ」
私「違う!スパイやスパイ!秘密工作員や!」
姑「あぁ、スパイスダーマンな。」
姪「だから違うって!やめて!話しが進まない!」
このような会話で以前なら旦那にぶち切れていましたが、今では面白くてたまりません。
平和です。
娘にも「ママ、最近優しいから好き。なんだか口もいい匂いに感じて来た。臭いのに慣れたみたい。」と褒められました。
幸せです。
私「なんか最近、ウンコ臭い。どこにいても何をしててもウンコ臭い。もしかして、もしかして…
金運上がってる!?」
娘「違うよ。ママの口のニオイだよ。それがママのニオイ。私はもう慣れたけど。」
落ち込むこともあるけれど、私は元気です。(by魔女の宅急便)
不安ばっかり尽きないけれど、なんとか踏ん張ってやっていこうと思います。
なんだかまた支離滅裂になりましたが、最後まで読んでくれて蟻が十匹ありがとう。
おわり
紙芝居動画作ってました
お久しぶりです。ドラ母です。
すみません。またご無沙汰してました…
ちょっと紙芝居動画を作成してました。
作:娘&私 絵:私(表題は娘) 声:娘です。
登録者数ゼロのピチピチ生まれたてチャンネルです。
もしも時間が無限に余ってる方いらっしゃれば覗いて見てください🙇♀
参った参ったマイ春休み
どうもお久しぶりです。ドラ母です。
すみません、なんか、久しぶりなのにワケワカメなタイトルで。
やっとブログタイムをゲットできたんでテンションがマックスにハイになってましてアイムソーリー。
で、どうですか皆さん。お元気ですか?
お変わりないですか。
私は…といえば、痩せたはずなのにまた太って、ウエストが82.9センチです。
あれですね、1度出産すると腰回りの皮が11センチも伸びるんですね。
まさかここまで伸び切るとは知りませんでした。
結婚前は60センチ(だったはず)プラス2回の出産(11×2)イコール82センチ。
はい。オーケーオーケー。合ってる。合ってる。
ね、計算合ってますね。
というワケで最近の私はウエストが脂肪ではなく皮で覆われています。
ヨロピク。
なんて、そんな話はどうでもいいんです。
タイトルね。
私の春休み。
私のっていうか厳密には娘の春休みなんですけど、実は私、子どもの長期休みが大好きでして。
ひとりの時間が欲しいとかブツブツ言うくせに実はずっと子ども達と一緒に過ごしていたいんです。可愛いすぎて。
その上、早寝早起きしなくていいし、外部の人間(家族以外)と関わらなくていいし、何にも急かされなくてハートがピースフルだから。
なので家族の時間が増える長期休みが大好きでして。めちゃくちゃワクワクしてたんです。
休み前はね。
遊園地とか水族館とか義実家の田舎とかドライブとかアスレチックとかいっぱい行ってコロナ禍で自粛しまくった子ども達をたくさん遊ばせてあげたい!とハリキリまくっていました。
申し訳ないですがこれ以上自粛しようなんてこれっぽっちも思ってませんでした。
だってウクライナ情勢と世界地図見てたらね、日本も対岸の火事じゃないじゃないですか。
いつ攻撃されて死ぬかわからんって思ったら、いつまでも自粛なんてせずに死ぬ前にたくさん楽しもう!って思うじゃないですか。
この世にはこんな楽しい場所があるんだよって子ども達に教えてあげたいってなるじゃないですか。(今までどこ行っててん)
だから、この春休みこそは、と意気込んでたんです、そしたら!!そしたらね!?
忘れもしません。あれは3/25の春休みの初日。
旦那が…
うちのあの旦那が!!
コロナ陽性になりました。
何をしとるんじゃこのマヌケがぁ!!!
なんて思いもしませんし言ってもいませんよ。ちょっと頭をカスメただけです。
しかも発熱、咳、味覚障害に倦怠感…
テレビで言ってたまんまの症状やんか!
職場でクラスターが発生したので仕方ないんですけど、娘は学校でコロナが続出してる中で一度も感染せずに頑張ったんですよ。
なのに!
よりによって春休み初日に!
クラスター発生元と濃厚接触したわけじゃない旦那がバッチリ感染してるなんてどういうことや、夜ふかしして免疫下げてたからやろうが!と心配よりも怒りがこみ上げて来てしまい、このマヌケがぁ!!というセリフが頭をカスメてしまった、という次第です。
酷い嫁ですが決して声には出してませんのでセーフです。
ま、隔離して窓を全開にして換気したら大丈夫…
と安心してたら、
まさかの!!
2日後。
2歳半の二太郎と私が発症しました。
自分はさておき、
あぁ!なんてかわいそうなの二太郎くん!
こんなに小さいのにコロナに感染してしまうなんて。
ママにちょうだい。熱も咳も辛いの全部、ママにちょうだい。
ママが全部、蹴散らしてみせる。
そしてさらに2日後。
7歳のいち姫発症。
あぁ!なんてかわいそうなのいち姫ちゃん!!
ずっと頑張ってたのに最後の最後に発症するなんて!
ママにちょうだい。辛いの全部、ママにちょうだい。
ママが全部、蹴散らしまくるから。
こうして家族全員がコロナ陽性となり、春休み初日から病院以外は一歩も外に出ずに過ごしています。
もう笑うしかありません。あははは…
参った参った。
おかげで子ども達は太陽も浴びれずにユーチューブ三昧です。
うぅ…。なんてかわいそうなことを…。
(どうせ見るなら英語のにして)
旦那は無精髭がすごくて「俺、なんか落ち武者みたいやな」って言おうとして「俺、なんか、おちょもしゃみたいやな」とか言い出すし、私はもう日付すらわからなくなりました。(しっかりしてください)
今年の春休みは、お花見すらできません。
だけど不幸中の幸いでみんな軽症だったんですよ。
ちょっとしんどかったですけど、ワクチンの副反応の方が余程しんどかったです。
おかげで3日ほどで元気になったんでずっと家でまったり、時に夫婦はピリピリとメリハリたっぷりに過ごせて良い思い出になりました。
はぁ〜。参った。
引きこもりすぎて外の世界が怖いです。
私、外の世界でどんなふうに振る舞ってたっけ?
どんなキャラやったっけ?
知り合い、いたっけ…?(記憶喪失か)
ずっとこのまま家にいたい。怖い。とか思い始めている私は、精神的にちょっと参っているんだと思います。
はぁ〜
参った参ったマインクラフト(はぁ?)
それでは、また(^o^)
学級閉鎖の嵐
こんばんは。
すごいですね、オミクロン。
全国で猛威をふるいまくってうちの子の小学校でも学級閉鎖の嵐です。
で、うちも学級閉鎖で1週間自宅待機だったんです。
待機というか軟禁というか兵糧攻めというか…
とにかく真面目に一歩も出ないで過ごしたんですよ。
ちょうど給料日前でね、お財布に500円しか入ってないからこの1週間は冷蔵庫と食料庫が空になるまで食い尽くそうチャレンジをする予定だったんでまぁ買い物行けなくてちょうど良かったね、レジでお金足りなくて脂汗かかずに済んだしね、なんて言いながら本当に家から出なかったんですよ。
「いち姫ちゃんのクラスからコロナ陽性者が出ました。教育委員会による疫学調査で濃厚接触者を特定し、必要であればいち姫ちゃんにもPCR検査を受けて頂く必要がありますので、大変申し訳ないですがそれまではご自宅から出ないようにお願いします。」
って学校から緊急連絡が入りましたから。
え、それまでっていつまででしょうか。散歩くらいは行きたいんですが、なんて言いませんよ。
はい、もちろんです。一歩も出ません。
って即答ですよ。
散歩には出たかったんですけどね。
あまりにもすみません、すみませんて学校の先生が謝り倒してくださるのでつられて、いやいや、こちらこそすみません、すみません、先生悪くないです、私が悪いんですってなんでやねん、ていう無駄な掛け合いを始めてしまい先生に余計な手間をかけさせて大変申し訳なかったんですが、本当に先生達大変だなと。
ただでさえ多忙なのにコロナ対応まで。
ただ、インフルもこれくらい警戒してたらもっとたくさんの命を救えたんじゃないのかとか、結局コロナもインフルも国のせいにばかりせず、各々が感染対策をしっかりしてたらいい話だろうとかなんだか色々考えた学級閉鎖期間でした。
肝心の娘はというと午前はオンライン授業、午後はユーチューブとゲーム三昧で大変有意義に過ごしており、学校に行きたくないと言っていました。そうでしょうね。
ママと離れたくないよ。
ママも離れたくないよ。
そんな可愛い甘えも一瞬。
結局クラスの誰も濃厚接触者に該当しないということで、1週間休んだ後に今日から元気に登校しはじめました。
が、クラスの半分以上が休んでいたそうです。
多分、兄弟姉妹の学級閉鎖が解除されてなかったり、自粛だったりなんでしょうが…
結構混乱してますね。
落ち着くまでいっそのことオンライン授業にしてほしい気がします。
どうか早く元の日常に戻りますように。
でもマスク、手洗い、ソーシャルディスタンスはずっと続いていきますように。
そしてどんな感染症も減らせますように。
皆様もどうかご無事で。
それでは。
成人の日の思い出を語った時の娘の反応が酷すぎた話
こんばんは。ドラ母です。
昨日はめでたい成人の日でしたね。
春を思わせる陽気と真っ青な青空に誘われて、久しぶりに足を伸ばしちょっと遠くの運動公園に行く途中、凛々しく美しく着飾った新成人の方々をたくさん見かけました。
自分の若かりし頃を懐かしむ気持ちと、我が子達にもいつか訪れるであろうその誇らしい未来の姿に想いを馳せる母としての気持ちが入り混じり、胸がキューッとなりました。
あぁ、おめでとう。
おめでとう、新成人の皆さん。
そしてこの立派な方々を育て上げた保護者の皆さん。
本当におめでとうございます。
なんて思いながら、ちょっとウルウルしていると、ふと、ある事を思い出しました。
あれはそう、ちょうど20年前のこと。
艷やかな振り袖に身を包み、メイクは普段の5倍増しと、いつにも増して美しすぎた私と友人とで地元の有名な神社を歩いていたあの日。
新成人が続々と参拝に来るその神社では当時、振り袖姿の新成人を撮影するマニア(多分)がわんさか待ち構えていました。
先にいた新成人達を必死に撮影していた素人カメラマン達(多分)ですが、私達の姿を見つけるやいなや、
いっせいにこちらへ向かってそれはもう四方八方から激しくシャッターを押しはじめたではありませんか。
普段なら「え、ちょっとなんですか失礼な!私オランウータンと違いますよ!?」と抗議するところですが(常日頃オランウータンにクリソツと言われていたので)、この日の私はとても大きな心で彼らのシャッター音を受け入れることができました。
あぁ、わかるわかる。
シャッター押したくなるよね。着物もお顔も
こんなに綺麗なんだから♡
歩く度に付いて来るカメラマン達。
鳴り止まないシャッター音。
もう、仕方ないな。なんて思いながら出血大サービスでポーズまでキメてあげました。
おみくじを結ぶところへそっと手をかけ、艶っぽく振り返って…
見返り美人ポーズ。
もちろんカメラ目線。
流し目バージョン&上目遣いバージョンのスペシャル特典付き。
首を捻りすぎて筋がどうにかなりそうなくらい痛かったですが、その瞬間のシャッター音のけたたましさと言ったら芸能人の謝罪会見レベルでした。
ふ~。美女って大変。
と、まぁ、20年も前の事ですので多少は脚色されているかもしれない思い出ですが、これは娘にしっかり言い伝えておかねばならないと思いました。
母の美の伝説を。
私「本当にあの日は大変やったわ〜。もうそこら辺にいたカメラマンが全員ママ達を撮影しまくるからさー。フラッシュが眩しくて前見えへんかったもん。
それだけママ達が美しく光り輝いてたんやろうなー。ね、パパ?」
旦那「へ、へ〜?」
なんやその返事は。
また聞いてなかったんか。愛妻の独演会を。
いつもいつでもろくな返事しかできない旦那にほとほと呆れ返っていたその時、ひたすら黙って聞いていた7歳の娘いち姫が突然自分の頭をバシバシと叩きはじめました。
いち姫「やめろ!!消えろ!!この記憶!いや、イメージ!想像!消えろ!気持ち悪い!!」
叫びながらバシバシと叩き続けます。
私「ちょっと、いち姫!急にどうしたん!?頭がどうかしたん!?」
娘の異変に、まさかエクソシストの類いではあるまいなと不安にかられていると、
いち姫「違う!変な事想像して気持ち悪いから今その記憶消してんねん!!」
変な事?何それ!?何のことやー!?
いち姫「決まってるやん!
40歳の今のママの顔で振り袖着てる姿!!」
え?
え?
ちょ、
いち姫「あー!!消えろー!!消えてくれー!!
どっか行けー!!40歳で振り袖のママー!!」
ちょっ…
待てよ!!
娘の酷すぎる反応に目玉が飛び出しそうになっている愛妻を尻目に、運転中の旦那が珍しく大爆笑していました。
おいおい。そんな事だけチャッカリ聞いてるなよ。
一応、自分でも想像してみましたが、40歳でもバッチリ振り袖を着こなしていました。
何が気持ち悪いねん。
ほんまに!!
こうして、せっかくの私の美しき思い出が愛する家族によってすっかり黒歴史にされてしまい、とんだ成人の日となってしまいました。
女のコって、美にうるさいですよね。
早くこの顔に慣れてもらえるように、「ママは綺麗、ママは綺麗」と毎日暗示をかけようと思います。
おわり。
新年早々旦那にムカついた話
こんばんは。ドラ母です。
新年あけましておめでたいはずなのに、うちのいち姫がまた「見える見える」と震えだしたおかげで、めでたさ半減な正月を過ごしている我が家です。
あれはほんの2日前、1月2日の朝のことです。
いち姫「ね、ねぇ、ママ?今、廊下に誰かいたよね?」
私「いませんよ誰も。朝っぱらからやめてもらえますか?」
その時、家にいたのは子ども達二人と私だけ。
旦那は朝っぱらから出かけて不在でした。
いち姫「今、見たんだよ、いたんだよ。」
ただでさえ寒い正月の朝、娘の言葉で身も心も凍えそうでしたが、とりあえず詳しく聞いてみることにしました。
私「そうなん?ママには見えへんけどなー。どんな人?」
いち姫「めちゃくちゃ細い、ママより細い、背の高い女の人。」
私「え、ママより細い?痩せすぎやな。」
いち姫「うん。めちゃくちゃ痩せてる。ママも細いのに。(ちなみにママはダイエットも虚しく正月太りの63キロ)それでね、ピンクの服着てめちゃくちゃ長い髪の毛やった。」
私「へぇ。すごくリアル。」
いち姫「あぁ、怖い!ママほんまに見てないの?しかも髪の毛も肌も真っ白、顔はのっぺらぼうで、天井に頭つくくらい背が高いねん。」
怖っ。
私「え…その人、まだいはるの?ここに?」
いち姫「ううん。スーッと消えた。」
怖っ!!
私「あ、でもさ、黒い霊は悪くて白い霊は良いって昔から言うから、良い霊やわ。大丈夫やわ!!」
なんか昔聞いたことあるから。
でも、待てよ。まさか、それって…
私「いや、待って。正月にそんな真っ白い人ってことは…神様やわ!!今年はこの家族にめちゃくちゃ良い事が起きる前兆やわ!!やった!!そういう事やわ、いち姫ちゃん!」
さぁ、キミも一緒にポジティブにシンキング。
いち姫「そ、そうなの?」
私「うん!絶対そう!すごい大金持ちになるかもよ!神様見れて良かったやん!!さすがいち姫!」
きっとそう!絶対そう!
そうじゃないと困る!そうじゃないと怖い!
いち姫「だけど、もう見たくないよ。こわいよ。」
私「そうよね。怖いよね。怖いときは両手を合わせてお経を唱えてごらん。そしたら消えてくれるから。」
これも昔からよく聞くからな。
ようやく落ち着いたいち姫ですが、夜になるとまたまた震えだしました。
いち姫「怖いよー。前にも消えてるテレビの画面に雪女がうつってるの見たし。2回も。」
何?
私「雪女?家の中に?」
ここで朝にはいなかった旦那が話題に参加。
旦那「誰かテレビの前に座ってただけやろ。」
オバケなんてないさ。
オバケなんてウソさ。
いち姫「違うよ!ママもパパも誰もいなくて別の部屋にいて、それなのに映ってたんだよ。髪の長い、白い着物の人が!」
旦那「夢やろ?」
寝ぼけた人が見間違えたのさ。
いち姫「違う!!本当に見たんだよ!!2回も!」
私「ママは信じるよ。」
旦那「パパも」
どの口が言うねん。
いち姫「でも、雪女じゃないねん。」
私「え、じゃあ、誰なん?」
いち姫「わからん。わからんけど、雪女みたいやけど違った。雪女は綺麗やけど、写ってた人は綺麗じゃなかった。」
7歳で結構、辛口です。
私「え…どんな感じなん?」
いち姫「なんか…、ぽっちゃりしてて、気持ち悪い人やった。」
え、待って、それって…
旦那「ママやん。」
なんでやねん。
百歩譲ってぽっちゃりは認めるわ。認めるけどもやな、気持ち悪いってなんやねん。
愛妻に向かってなんやねん、ほんまに。
それがアンタの本音か。
そんな事思いながらよく結婚できたなアンタ。
マジむかつくー。
いち姫「違う。ママじゃない。もっと気持ち悪かった。」
もっと?
もっとって何なの、マイベイビー?
あなた自分の母親を多少なりとも気持ち悪いと思ってたの?
はぁ。ママはショックだわ。
どの辺?どのあたりがそんなに気持ち悪いの?ママに教えて?
急いでなおすから。
いち姫「あぁ、イヤだ!怖いよ!怖い事思い出しちゃったよー!!本読も。」
怖い事や悲しい事があると現実逃避する為に本を読み漁るいち姫。
小さく丸まって絵本「おしりダンディ」を必死に読んでいるその背中に向かって旦那が優しく言いました。
旦那「大丈夫やで。いち姫。雪女じゃなくてママやからな。安心しいや。」
そうよ。いち姫ちゃん。大丈夫よ。だから安心して今夜は早くお眠りなさい。
ママはちょっとパパとお話しがあるからね。
このあと開かれた夫婦会議で、「気持ち悪いとは思ってません。ぽっちゃりの部分でピンときました」などと言い訳を並べ連ねた旦那に心底ムカつきましたが、眠くなったので後日慰謝料¥5,000を請求してやろうと心に決めて切り上げました。
新年早々暗雲立ちこめる私達夫婦ですが、今年もなんとか(子ども達の前では)仲良く過ごそうと思います。
おわり