ママって綺麗? 5歳娘の無邪気な答え
どうも。ドラ母です。
突然ですが「わたしのおかあさんは世界一びじん」という絵本をご存知ですか?
自分の母親の特徴を聞かれた迷子の女の子が「わたしのおかあさんは世界一美人」と答えるんですが、最後に現れた母親は他の人の目には美人に見えなかったというお話しです。
お母さんの立場になると「ちょっとやめてよ。公開処刑やんか」とリアルに感情移入してしまい、いたたまれなくなりましたがこの物語にはめちゃくちゃ感動しました。
あぁ〜子どもってそうなんや!
どんな美人が目の前にいようとも自分を大切に育ててくれる母親ってキラキラと美しく輝いて見えるもんなんやー!!
そういえば私も昔、母親のこと1番綺麗とかいい匂いとか思ってたな〜って。
姪っ子(妹の子)も「ママが1番綺麗!」っていつも言ってるし。
読み終えたあとのピュアな感動がだんだん憧れになり追憶になりそして最後には…
期待に変わりました。
うちの子も私の事、世界一美人って思ってくれるんかな〜って。
いや、思うやろうな。
母親は特別やもん。
…期待はいつしか確信へ。
時は流れ〜
成長したいち姫は幼稚園の先生達の顔を褒めるようになりました。
いち姫「みさこ先生とあい先生とさより先生ってすっごく綺麗で可愛いんだ!大好きなんだ!」
確かに美人揃い。
でもそこはやはり大好きだからよけいに美人に見えるもの。
と、いう事は…
世界一大好きな母親は世界一美人に見えてるのかも?
とうとう本人に確認する日が来たのかも!?
ドラ母「いち姫ちゃん。先生達とママ、どっちが綺麗なん?」
なんちゅう親やと思いながらも聞いてしまいました。
いち姫「え?
そんなん決まってるやん。先生達。」
へ???
あー、3人まとめたからか。
3対1の多数決で負けたんやな。
1人ずつ聞いていこ。
ドラ母「ごめんごめん、間違えた。みさこ先生とママどっちが綺麗?」
いち姫「決まってるやん。みさこ先生」
へっ???
ドラ母「じゃあ、あい先生かママどっちが綺麗?」
いち姫「あい先生に決まってるやん。」
なんで?
ドラ母「じゃあ、さより先生かママ…」
いち姫「さより先生の方が綺麗に決まってるやん!」
ドラ母「ウソーん!!子どもって普通、自分のお母さんが1番綺麗に見えるらしいんやけど??」
いち姫「見えへんけど?」
ドラ母「うそやん!それほんま?おかしいなー。」
いち姫「おかしくないわ。ママ、綺麗でもないし可愛くもないで。太いだけやで。」
え?
フトイダケ??
あぁ、そうか。
好きとか自分の感情挟まずに顔だけ見て美人とかわかるんか。
5歳ってすごいな。
Be positive .
ドラ母「じゃあ、先生達かママやったら、1番大好きなのはママでしょ?」
いち姫「ママと先生達、同じくらい好き。」
ドラ母「え?うそー!普通ママの方が好きなんちゃうの?」
いち姫「うそちゃうわ!私がウソつくと思ってんのか!」
ドラ母「ごめんなさい。ウソつくと思ってません。」
いち姫「じゃあもうそれ以上聞かんといてよもーう!腹立つわー!」
ついつい聞きすぎてしまい母は反省しました。
「世界一美人だよ」って誰にも言われた事ないセリフを誰より大切な子の口から聞きたかった母の夢は叶いませんでしたが…
「ママと同じくらい先生達が好き」の言葉にとても嬉しくなりました。
「ママと同じくらい先生達が私を大切にしてくれてる」って事ですからね。
先生達には本当に感謝です。
ただ、とりあえず母は真剣にダイエットに取り組もうと思います。