うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

キューピッドは5歳の長女 波乱万丈ホワイトデー

こんばんは。ドラ母です。

 

かなり時期外れですが、今年の我が家のホワイトデー事件の話しをしたいと思います。

 

バレンタインデーには毎年会社の若い女性たちから義理チョコを貰ってくるうちの旦那。

 

今年も例に漏れず5個の義理チョコを持って帰って来たので家族で美味しく頂きました。

 

おそらく1つ¥500〜¥700くらいの手頃な義理チョコ達に毎年安心するやきもち焼きのドラ母。

変に高級な物を頂いたら当てにならない私の女センサーがグルグル回りだしちゃうのです。

 

そして私といち姫からはチョコケーキとクッキー、そしていち姫からの手紙をプレゼントしました。

 

ホワイトデーが近づいたある日、チョコをくれた5人の女性へお返しをしないとね、と旦那に話すと「自分で用意するからいい」と。

 

ここは妻として女性として素敵なプレゼントを用意したかったドラ母としては少し不服でしたが手間が省けるしいいや、とたいして気にしてませんでした。

 

そして迎えたホワイトデー当日。

 

これも毎年の事ですが、愛する妻子にプレゼントはありません。

 

ですが会社の人にはちゃんとしてもらわないと困ります。

 

「あそこの奥さんは気が効かない」なんて影で言われかねませんからね。

 

確認の為に旦那に聞きました。

 

「会社の人達にホワイトデーちゃんと渡したん?」

 

「あー結局時間なくってさー。1人¥2,000までって事にして好きなの選んでって言ってん。」

 

へっ!?

 

「そしたらさ、¥2,000のもの選んできてさー。それネットで注文しとくって言ってたわ。何か知らんけど。」

 

な、なんやってーー!?

 

¥2,000×5人=¥10,000  !?!?

もらった額(推測やけど)とえらい違うやんか!!

 

¥10,000あったら焼肉食べに行けるやんか!!

 

ドラ母ぶっちキレ!

 

「何それ!?

愛する妻子に肉の1枚も何もない(はぁ!?)のによその女(ド失礼!)にそんなにお金使うなんて最低やわ!!

せめて¥1,000やろ。

なんか下心でもあんのかいな!」

 

ないないないない。

 

下心なんて絶対ない。

 

だって¥2,000ですからね。

 

ただ自分達へのプレゼントをスルーされたのに他の女性達に高い(?)お金使われるのが許せない!

 

はい、認めます。

完全なるただのヤキモチです。

 

「え、じゃ、じゃあ、1人¥1,000までにって言うわ。」

 

ドン引きする旦那。

 

「あかん!だいたいさ、¥2,000までって言ってんのにMAX¥2,000のもの選ぶ?

人のお金やのに!妻子にはないのに!

ほんまそんなお金あったら焼肉食べたいのに!(しつこい)

ドあつかましいにもほどがあるわー!!」

 

止まらない怒り。

 

ちょっと言い訳させて頂くと…

 

旦那はこんな感じで毎年ホワイトデーには会社女性達をランチに連れて行ってたのを思い出したんです。

 

プレゼント選ぶの忘れたとか苦手とかなんやかんや言い訳して。

 

だから私が用意するって言ったやろうと。

 

やっぱり下心か!

 

若い綺麗な女性に癒されたかったんか!

 

そりゃあ、もらう側からしたらちょっとでも高いのおねだりしますよね。

 

「今年から私が用意する。お返しは1人¥1,000まで。明日買ってくるしそれ渡しといて!わかった!?」

 

「わかった!わかったから機嫌なおして!な?」

 

ヤキモチ焼きの肉好きおばさん相手に旦那も大変です。

 

 

…とここまでのやりとりを、5歳の長女いち姫が別室でテレビを見てるフリして実は聞いていたのです…!!

 

 

その日の夜…

 

 

ドラ母が0歳二太郎を寝かし付けていると、リビングからヒソヒソと話し声が聞こえてきました。

 

いち姫「ねぇ、パパ。ママにこれをあげて、ギューってして、お嬢さ〜ん、ご機嫌いかが〜?って言ってごらん。そしたらママ、バレンタインもホワイトデーも許してくれるよ。」

 

パパ「え、そう?これを…?
クスクス…」 

 

いち姫「さあ言ってごらん!練習して。」

 

パパ「え…。お嬢さん?ご機嫌いかが?」

 

いち姫「そう!行くで!」

 

2人が寝室にやって来ました。

 

いち姫「ほら、パパ!早く!」

 

パパ「お嬢さん、ご機嫌いかが?」

 

笑いをこらえて見上げるとパパは口にバラ(造花)を加えてもう一度、

 

パパ「お嬢さん、ご機嫌いかが?」

 

両親は大爆笑で仲直り。

 

パパ「いち姫、ありがとう。」

 

そう言ってパパはいち姫を抱き寄せ優しくほっぺにチュウをしました。

 

バシッ!!

 

ひっぱたかれたパパ。

 

いち姫「チュウはお風呂だけ(すぐツバを洗えるから)っていう約束やろ!!」

 

どこまでもかわいそうなパパ。

 

パパをひっぱたいたいち姫にカミナリを落とす母。

 

せっかく夫婦仲を取り持ってやったのになんで怒られなあかんのやとばかりに泣きわめくいち姫。

 

姉の大絶叫で目を覚まし泣き暴れる二太郎…

 

とても波乱に満ちた1日でした。

 

 

 

そして…ホワイトデーの直後にあった今年の私の誕生日に旦那は焼肉を食べさせてくれました。

 

 

そしてまた思い出したんです。

旦那がホワイトデーを毎年スルーする理由は…

すぐ後に私の誕生日があるから、でした。

 

あははは…