我が家のイリュージョンな冷蔵庫
あ、クリックしちゃいました?タイトル見て?どんな冷蔵庫かなぁって?
いやぁごめんなさいね。
全然違うんですよ。
もうホントにくだらない話しで。
タイトル詐欺って言われても仕方ないくらいにくだらない話なんです。
こんなタイトル付けたらいくらでも食材を詰め込める大型冷蔵庫か、はたまた何年経っても食材の鮮度が落ちない冷蔵庫かと思っちゃいますよね。
申し訳ないんですけど、せっかく来てくれたのに本当に申し訳ないんですけど、そんな冷蔵庫はうちには無くてですね。
クソしょーもない話ならあるんですけど、それでも良かったら、ちょっと読んでみてもらえますか?
うちの冷蔵庫はね、Panasonicのごく普通の冷蔵庫なんですけど、うちの旦那曰く怪現象が起きるらしいんですよ。
なんか、ある特定の食べ物が消えてなくなるんだと。
例えばですね、
旦那が仕事の休憩時間に食べようと買ったけど食べずに持って帰って来たコンビニスイーツとか、職場の人にもらった菓子パンとか、休みの日にスーパーで買ったエクレアとかコークハイを作る為のコーラや炭酸水とか。
普段ならうちの冷蔵庫に入っていないゲスト的な食べ物や飲み物が翌日には消えてなくなっていると言うんです。
逆にリンゴや梨やグレープフルーツみたいな包丁で切って食べなあかん面倒くさいものは例えゲストであろうといつまで経っても入りっぱなしなんだと。
えー、おかしいなー、ほんまに入れたん?気のせいちゃうのー?
とか適当に流してたら、
「なぁ、食べてるやろ。全部。」
愛妻の体を上から下までジトーっと見ながら全部そこに入ってるやろとでも言い出しそうな目付きで聞いてくる旦那。イヤらしいな!
旦那「最近また大きくなったよなー。」
私「え、誰が?子ども達?」
旦那「いやいや、あなたです。」
私「え、私?あなたの愛するハニーが?」
旦那「そう。俺の愛するハニーが。」
私「え、身長伸びた?ウソーん。おかしいな。もう40歳やのに?」
旦那「いやいや、横にね。大きくなってるよ。」
私「え、ほんま?太った?まさか!目大丈夫?ゲームのやりすぎで疲れ目ちゃうの。」
旦那「いやいや、食べたやろ?なくなってるねんけど。パンケーキが。」
あんまりにもしつこくジリジリ迫ってくるもんですから、仕方ないから白状しました。
私「あぁ、そう言えば…言われてみれば、食べた気がするな…」
怪現象とか言いましたけども、私が全部たいらげてるってだけの話しなんですよ。
なんせ子育てしながら自分も食べるってなかなか難しいのでいつも慌てて口に放り込むんですけど、その時にろくに噛まずに飲み込むもんやから気付いたらもうどんどんどんどん次から次へと放り込んでるんですよね。
特にお手軽に食べられる甘い物やスカッとする炭酸飲料なんかをね。
お手軽すぎて食べたか食べてないか記憶にも残らないっていう物なのでイリュージョンになってしまうというか。
面倒くさいものは旦那様に残しておきます。
…って、すみません、本気でしょーもない話で。
旦那「ほらな!やっぱり!俺の朝ご飯にしようと思ってたのに!」
私「え?私の分じゃなかったん?食べたらあかんかったん?」
旦那「別にいいけどさぁ。この冷蔵庫ほんま怖いな。」
私「あー確かに。イリュージョンでしょ。食べ物が消えて行くし。」
旦那「いやいや。これはもうサブバラやな。」
私「何それ?今流行ってるん?ベルばらみたいな?」
旦那「ベルばら?何それ。違う違う。ドラ母のサブ腹。これに入れたら最後、ドラ母の腹に入るからもうひとつの腹って意味や。」
あぁそういうことね。
まぁ確かに。私がいちばん冷蔵庫開けるからね、目ぼしいものがあればそりゃ、口に入れるわね。当たり前やんか。
それに私は食品ロスと日々闘っていますから。
https://bananadoragon.hateblo.jp/entry/2020/09/03/070051
旦那「炭酸水なんか1.5ℓやで?それが次の日にはまるまる1本ないんやで?」
あ、あぁ…。
ちょっと最近はね…。
上の子が溶連菌で、治ったと思ったら花粉症のくしゃみと鼻水と咳が止まらなくて幼稚園休んでて、かれこれ1週間外出できてなくてですね。太陽の光を浴びれずにちょっとだけストレスが溜まってプシューっとやっちゃったんですわ。
1週間も家に閉じこもってるとつくづく思うんですけど、植物だけじゃなく人間も光合成が必要ですよね、ホントに。
太陽を全身で浴びない日が続くと簡単に鬱っぽくなるんですよね、私。
だからホントはビールかハイボールで現実逃避したいんですけど今は授乳中ですから。だからついついチビチビ半日かけて炭酸水をいっちゃったんですよね。
旦那「ドラ母が笑顔になるならいいんやけどな。」
私の優しい旦那様。
だからついつい甘えてしまって小デブな嫁ちゃんです。
旦那「でもなー、昔は違ったよなー。俺への愛はどこいったんかなー。」
いやぁ、そうよね。
ホントそれ。どこ行ったんやろ。
私もずっと探してるんやけどさ、見当たらないのよね。
もしどっかで見つけたら拾っといて?
いち姫「ママ!また全部食べたん!?だから太いんやで!パパ痩せてるんやからパパに食べさせなあかんやろ!
それとチーズがあと1個しかないからまた買っといてやー!!私のチーズ食べたら許さへんからな!」
うちの6歳の長女いち姫は雪印の6Pチーズがお気に入り。
6Pチーズが冷蔵庫に何個入っているかチェックするついでに他に何が入ってるかもチェック済み。母がどれだけ食べたかもチェック済み。
そして今日、新鮮なカツオのタタキを実家から頂きました。
スライスしたニンニクが散りばめられその魅惑の香りに激しくそそられます。
父「いいか?お前1人で食うなよ?旦那くんにも置いとけよ?仕事して疲れて帰って来るんやからちゃんと冷蔵庫に入れて置いとけよ?わかったな!?」
さすがは娘の生態を知り尽くした父親なだけあってこれでもかと釘を刺して来ました。
これまで実家からのご馳走が旦那の口に入らない現象が多発していたので警戒しているようです。
私「冷蔵庫ね。はいはい。ちゃんと入れときます。」
冷蔵庫にね。
あのイリュージョンなワールドにね。
大丈夫。ちゃんと入れておきますよ。
さぁて。旦那への愛が勝つのかニンニクとカツオへの愛が勝つのか、今日は一体どちらが勝つのでしょうね。
旦那帰宅まであと5時間。
私の視線は子ども達→冷蔵庫→時計→子ども達→冷蔵庫→子ども達→冷蔵庫…と目まぐるしく移動してもう目が回るような忙しさです。
はぁ〜ソワソワするぅ〜!
カツオのタタキがイリュージョンに巻き込まれるかどうかは冷蔵庫のみぞ知るところなのであります。
おわり。
…って、すみません、あの、ホントにしょーもなくて。
良ければまた、来てくれると嬉しいです…( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
それではまた、おわり。