うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

親バカパートナー 子どもが喜ぶ上手な褒め方!?

どうも。ドラ母です。

 

うちの6歳長女いち姫はダジャレ好き。

 

毎日ダジャレを考えています。

 

 

桶(おけ)と桶(おけ)が桶の中で、『明日必ず滑り台で遊ぼうね』とお約束。『おっけー』

 

アリが足折れて、他の仕事のアリが『君の仕事をやるよ。』『アリがとう。』

 

ジャングルの中にジャングルジム。

 

ネコが寝込(ねこ)んだ。

 

バス🚌がバスボール(入浴剤)で遊んだ。

 

ネッシーの願いは熱心(ねっしん)だ。

 

6歳でダジャレを考えるなんて天才やー!!

 

しかもめちゃくちゃ面白いー!!わはははー!!

 

親バカな私はこれでもかこれでもかと我が子を褒めちぎります。

 

天性の才能の芽らしきものがあるならば、いち早く見つけて伸ばしてやらねば!!だってもしかしてこの子はお笑い芸人になれるのかもしれないじゃないのよ!

 

可愛い我が子の人生をより豊かにしたい母は毎日こうして無駄に子ども達をヨイショヨイショしています。(myコンディションが良い瞬間のみ)

 

対して旦那は、「すごーい」「上手ー」オンリー。しかも棒読み。

 

いち姫が何をどう頑張っても、365日24時間どんな時でも「すごーい」「上手ー」のオンリーツー。

 

顔は満面の笑みで愛娘にメロメロなのはわかりますが、これじゃあまりにもボギャブラリーが少なすぎでしょ。

 

親に見て欲しくて、褒めてほしくて色々披露してくれる健気な我が子に精一杯の愛と称賛を送るべく、言葉を選び努力の過程を褒めているその横で。

 

毎度毎度旦那がボソボソ呟く「すごーい」、「上手ー」に足を引っ張られた気分になる私。

 

何度も何度も言いました。

子どもは鋭いよ。子どもは上辺の言葉じゃなく頑張った努力を褒めて欲しいのよ。親がちゃんと1から10まで自分を見てるか試してるのよ。と。

その度にわかったわかったと素直に肯く旦那。

 

親が褒めずに誰が褒めるねん!

 

ダジャレオンパレードのこの日はいち姫が病み上がりな事もあり、特に楽しくて嬉しくてたくさん褒めちぎりたくて、その気持ちを全身で表そうとパレードかって言うくらいに歌って踊って喜びました。

 

そんな私の隣から聞こえる「すごーい」「上手ー」。

 

ちょっと!なんやその低すぎるテンションは!?これじゃ1人パレードやんか!

 

せっかくアゲにアゲた自分のテンションが迷子になりそうで、「なんやその褒め方は!?アホのひとつ覚えか!!」と叫ぼうか叫ぶまいか心の中でおしくらまんじゅうしていたその時、

 

「パパはいっつもそればっかりやな。」

 

パパを睨み付けながら、いち姫が言いました。

 

「パパはいっつも『すごーい』『上手ー』しか言わへんよな。他に言う事ないんか。

 

とうとう愛娘にまで言われてしまった旦那。

 

「え!?他に?えーと…

 

いち姫ちゃんすごーい!上手ー!

 

なんと名前をプラスオン。

 

ジャスト ネーム プラスオン。アホか!!

 

おっかなびっくり。嫁も娘もお手上げです。

 

仕方がないから話題を変えました。

 

「いち姫ちゃん、ダジャレってどんな時に思い付くの?」

 

嬉しそうにニコニコしながらいち姫が言いました。

 

あのねー、楽しい時に思い付くんだよ。好きな事してる時とか、楽しい時に。」

 

その日の朝に熱が下がったばかりで、鼻水と咳がまだまだ酷くて、幼稚園にも行けず、家事やら二太郎の世話やらでバタバタ動き回るママに遊んでもらえず、テレビばっかり見ていたのに、ダジャレを思い付くほど何がそんなに楽しかったんだろう。

 

嬉しそうな娘とは対照的にしんみりする母。

 

なんか、ごめんね。

 

ママ、あなたに寂しい思いばっかりさせているね。

 

それなのに、ダジャレを思い付くほどの楽しみを見つけていてくれてありがとう。

 

毎晩毎晩、「二太郎が生まれてから私はずっと寂しい!」と言って泣き喚くいち姫。

 

たくさんたくさん我慢させてしまっています。

 

あぁ、明日こそたくさん一緒に遊ぼう。

なんとか、明日こそ、いち姫と2人きりの時間作ろう。

 

なんて色々考えこんでいるとまたまた旦那がボソボソ呟きました。

 

「ママがよく喋るからやろうな。」

 

「何が?」

 

「子ども達が賢い(親バカ)のはママがたくさん話しかけて刺激与えるからやろうな。それしか考えられへん。」

 

「え、何?いきなり。それって褒め言葉?」

 

「うん。俺はそういうの苦手やから。なんて言っていいかいつも迷うから。だからママのおかげやな。」

 

相変わらずボソボソではありますが、珍しく嫁をヨイショする旦那になんだか救われた気分になりました。

 

よし!そういう事なら。

 

これからも1人でパレード頑張るわ!その役目は私に任せて!

 

さすがは私のパートナー。一瞬でこんなにやる気にさせてくれるとは。

 

単純な嫁は、こうしてナンダカンダと旦那の手のひらで転がされています。

 

「あ、でもパパ。子どもの目はごまかせないから、新しい褒め言葉考えといた方がいいよ。」

 

嫁のアドバイスのおかげで旦那の新しい褒め言葉が増えました。

 

「やるやん。」

 

「……」

 

 

あかんやん。

もういっそのこと黙っとけやん。

 

 

我ながら今日もくだらない話ですねー!あはははー!最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

それでは、また♪