うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

家族の会話が悲惨すぎたある夜の話

こんにちは。ドラ母です。

 

タイトルにある夜とか書きましたけど、つい昨日の事です。昨夜。

 

言葉の響き的に“昨夜”より“ある夜”がいいかなーなんて思ったので。あははは。

 

ってそんな事どうでもいいですよね。すみません。あははは。

 

(私はちょっとした人見知りでコミュニケーション能力が低いせいか、会話を無駄な笑いで誤魔化すというくだらない癖があるのでワケのわからないところで笑ってしまいます。ご承知おきください。)

 

で、昨夜の事。

 

最近流行っているという“マイクラ”について調べてたんです。

 

Googleで。

 

イクラとは

 

って検索欄に打ち込んで。あははは。

 

そしたらこれまた最近流行りのニンテンドースイッチがヒットしたんで大変おったまげてしまいました。

 

 

「なんやって!?マイクラってニンテンドースイッチ買わないとできひんゲームなん!?あのド高いニンテンドースイッチ!?」

 

まさかね、あの天下のニンテンドースイッチ様を手に入れないといけないとはね。

 

右も左もはてなもブログも至るところでマイクライクラ言ってらっしゃるもんだからてっきりスマホの無料アプリをダウンロードして楽しめるゲームかと思ってましたよ。あははは。

 

 

みんなお金持ちなんですね。

 

え、うち?

 

持ってませんよそんな高級品。

 

私が出産でパートを辞めた上にコロナのせいで旦那が残業代を稼げないのでここ数年は食いつなぐのに必死でそんな贅沢品を買う余裕が皆無ですから。あははは。

 

「あぁ、マイクラやりたかったな~!!めっちゃ流行ってんのにー!!いち姫と一緒に!でもこんな高いの買えへんよー!!」

 

今から寝ようとしている子ども達の真ん中で叫びまくる迷惑極まりない嫁に向かって、旦那が冷たく言い放ちました。

 

「今更何言ってるん?だいぶ前から流行ってんで。」

 

ウソやろ?

 

私「え、最近やけど?マイクライクラってよく聞くのは。」

 

旦那「前から流行ってるわ。どんだけ疎いねん。」

 

私「何よ。鬼滅の刃よりもっとあっち(まえ)から流行ってたん?」

 

旦那「そうや」

 

私「うそー!こっち(最近)やろ?」

 

旦那「あっちや。」

 

私「こっちや!」

 

旦那「あっちやって!」

 

私「こっちやってば!」

 

旦那「ところでさぁ、マイクラって何?」

 

 

喋んな!!

 

今まで何の話しててん。腹立つわー!

というわけで結局マイクラとはニンテンドースイッチとはなんぞやと全く解決しなかったんですが、私達のこのやり取りを聞いていた小学一年生のいち姫がなんと泣き出してしまいました。

 

いち姫「うわーん!そんな高いの買わないでー!!ニンテンドースイッチ買ってマイクラしたせいで食べる物も着る物も家もなくなるなんて嫌だー!!うわーん!!」

 

いや、あの、そこまでして買いませんけど…

 

もしも買うならママのヘソクリ¥28,000を使うから安心して…

 

って全然足りひんやん!!高っ!!

 

いち姫「えーん!!うわーん!!これ以上貧乏になりたくないー!!」

 

泣きわめく姉に習い、2歳になったばかりの二太郎も泣き真似を始めました。

 

二太郎「えーん!えーん!びーんぼーう!えーん!」

 

子ども達に貧乏貧乏言われまくっているうちに、一家の家計を背負う大黒柱(旦那)の顔から元気がなくなっていきました。

 

まぁ、かわいそうに。

 

ここは嫁として、旦那に愛のパワーをチャージしなくては。

 

布団の隅っこに倒れるように横になった旦那めがけてゴロゴロ転がってまずは可愛くそっと寄り添いました。

 

普段は別々の寝室で眠る私達。

 

こんなに近くにいるのは久しぶりね。

 

大丈夫。あなたが頑張ってくれていることは、私と子ども達が誰よりもわかってる。

 

だからそんなに気を落とさないで。

 

さぁダーリン。チューしてあげるわよ。

 

とは言ってませんがそんなような眼差しで旦那を見つめてあげました。

 

なぜか愛妻が近距離にくると目を閉じて寝たフリをする旦那。

 

顔を近づけ、愛妻の吐息が顔にかかろうが微動だにしません。

 

なぜでしょうね。あははは。

 

そこへ突然、いち姫と二太郎がダイブしてきました。

 

いち姫「パパから離れろコノヤロー!!」

 

二太郎「ろー!!」

 

え、聞き間違いかな?

 

いち姫「早くパパから離れろ!!」

 

聞き間違いじゃありません。

 

確実にパパを庇っています。ママっ子なのに。

 

いち姫「パパ!助けに来たよ!危なかったね!もうちょっとでママの臭いツバがパパの顔に付くとこやったで!!臭い臭いあの口の中のツバが!!」

 

なんということでしょう。

 

愛する母親の事をとんでもない言いぐさです。

 

ところが旦那は大喜び。

 

愛妻からではなく愛娘からパワーをチャージしてもらったようです。

 

旦那「ありがとう!いち姫ちゃん!」

 

パワーを取り戻した旦那がいち姫を抱き締めました。

 

すると

 

いち姫「うわっ!!臭い!パパの脇!!何!?パパは全部臭い!!あっち行って!!」

 

今度はパパが酷い言われようです。

 

ちなみにお風呂上がりの出来事です。あははは。

 

いち姫「パパもママもあっち行って!!臭い!!」

 

あらあら、ママもまたまた言われてます。

 

ちなみに歯磨きした後の出来事です。あははは。

 

旦那「じゃあ、寝るわ。おやすみ。」

 

私「おやすみ。」

 

こうしてまた元気をなくしてしまった旦那が項垂れて自分だけの寝室へと入って行き、この夜の家族時間はお開きとなりました。

 

なかなか縮まらない夫婦のソーシャルディスタンスとなかなか貯まらない私のヘソクリと止まらない子ども達のディスり。

 

なんだか悲惨な会話となってしまった昨夜の出来事でした。

 

あははは。

 

おわり。