うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

ステーキを台無しにされて意識が飛ぶほどぶちギレた話

今週のお題「肉」

そう、あれは…

ちょうど20年前の事。


その日は私の20歳の誕生日でした。


記念すべき日を祝うべく職場から足早に帰宅した私は、意気揚々と食卓につきました。

「かわいそうに。20歳の誕生日に祝ってくれる彼氏もいないなんて」

年頃の娘を哀れむ母の言葉にかなりの居心地の悪さを感じましたが、「誕生日やってのに友達と食事にも行かないのか」と言っていた職場のオッサンの言葉と共に寛大な心で聞き流す事にしました。

だってこの日は待ちに待った誕生日。

待ちに待ったステーキの日でしたから。

この世でいちばん大好きなサーロインステーキを料理上手な母が絶妙な焼き加減と味付けで振る舞ってくれる、それが私の誕生日の定番メニューでした。

彼氏なんていらない。リア充なんていらない。

サーロインステーキさえあればそれでいい。

当時の私はそんな女でした。

「じゃあそろそろ焼くわね」

母がキッチンに立ったちょうどその時、彼氏とのデートを途中で切り上げた妹が帰って来ました。

「今日はお姉ちゃんの為に早く帰って来たよ」

恩着せがましいその言葉が私を更に居心地悪くさせましたが、手際よくテーブルに並べられて行くサーロインステーキとサラダとコーンスープとライスというまるでレストランのようなメニューに、大丈夫、今日の主役は自分なんだと確固たる自信が湧き出て来ました。

別に早く帰って来なくていいし。
なんなら外食してきてくれたらアンタのステーキは私の物だったのに。

そしたら2枚食べられたのに。

そんな事を本気で考える、当時の私はそんな女でした。

「お誕生日おめでとう!!」

家族からの祝福を合図にようやく始まったバースデーディナー。

サーロインステーキとの再会。

この日が来るのをどんなに待ちわびたことか。


あぁやっと…

やっとアナタをこの口に運べるのね…


その最初のひとくちは、“感動”の一言でした。

焼き加減、塩加減、ニンニク加減…
そしてもちろん、国産牛ならではの極上の旨み。

その全てが感動的にパーフェクトでした。

「あぁ!!最高!!美味しすぎる!!」

あまりの美味しさに食べ進めるのがもったいない程でしたので、フォークとナイフで小さく小さく切っては少しずつ少しずつ食べていました。

こうして私が涙ぐみながら感慨に浸っていたところへ、妹がグラスとビールを持って来ました。

「さぁさぁお姉ちゃん。今日から堂々とビール飲めるね。注いであげるよ。」

あぁそうだった。
今日から堂々とビールが好きだって言えるなと偉そうに片手でグラスを持ちました。

「はい、どうぞ~」
「ありがとう」

妹がビールを注ぎはじめてすぐ、テレビから何やら楽しそうな声が聞こえました。

今となってはそれがどんな番組だったのかは覚えていませんが、バラエティ番組だった事は確かです。

とにかく面白くてビール片手に思わず爆笑してしまいましたから。

「あははははは!!!」

ビールを注いでくれている妹を無視して自分だけテレビを見て爆笑するなんて、姉妹と言えどもさすがに失礼だろうと思いながらもテレビから目を離せずにいましたら、右隣からけたたましい笑い声が響いてきました。


「あーはははは!!!あーはははは!!!」


妹です。


その笑い声に、私は強烈な違和感を覚えました。



え。


あははははは?


あれ、おかしいな。


だってほら。

右手に持っているグラスにはまだビールが注がれ続けている。

なのに妹はテレビを見て爆笑している。

しかも何やら右手が冷たい…


まさか。


まさか…!




恐る恐る右隣に目をやると、なぜだか妹と目が合いました。


「うん?どうしたん?」



なんと、妹は忘れていました。

自分が今、姉のグラスにビールを注いでいる途中だというのを。


そして、私も忘れていました。

よりによって、大切なサーロインステーキの真上でグラスを持っていたのを。


あの瞬間を私は一生忘れる事はないでしょう。


再会を待ちわびた愛しのサーロインステーキが、2センチ幅に切り刻んで少しずつ少しずつ食べ進めていた大切な大切な私のサーロインステーキが、350mlのビールの底に沈んでいる惨劇を目にしてしまったあの瞬間を。


「あー!!!あー!!!あー!!!お前!!おい!何やってくれてんねん!!ふざけんなオラァー!!!」


怒りのあまりに生まれて初めてのヤンキー言葉が私の上品な口から弾け飛びました。

「ふざけんなほんまに!!人のサーロインステーキに何やってくれてんねん!!どうしてくれんねんほんまに!!ふざけんなお前ー!!」

止まらない姉の怒りを受け続けたかわいそうな妹は、パニクりながら言いました。

「ごめん!!お姉ちゃん許して!私のステーキと交換するから!!」


その言葉になんとか理性を取り戻し、澄まし顔で妹の皿に目をやると、なんと残りのステーキは最後のひとくち分だけでした。

私のステーキはほぼ1枚残っているというのに。

これで交換したら誰の誕生日かわからんやろうが!!


おのれ!よくも!!


……


怒り狂ったその後の記憶はありません。


恐らく、怒りのあまりに気絶したんだと思います。


食べ物の恨みは実に恐ろしいなと身を持って体験した出来事でした。


(ちなみに今は熟成アメリカンビーフステーキの虜です。)

以上が、私の忘れられない肉エピソードです。

今思い出してもステーキを守り切れなかった自分に底知れぬ怒りを感じますが、私の異常なまでのステーキへのこだわりは、このトラウマのせいであることは間違いありません。

皆さんも、誰かにお酌してもらうときには決してステーキの真上でグラスを持たないようにお気を付けください。


本日もくだらない話を最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた。

理想の美容院が見つからない問題

グッドアフタヌーン、エブリワン。

アイアムドラハハナイスバディ。ナイストゥミートゥユー。ファインセンキュー。アンドゥユー?

 

どうもこんにちは。ナイスバディなドラ母です。

 

最近うちの小学一年生の娘が学校で習ったという訳のわからない英語を家で披露してくれるおかげで、頭の中が日本語と英語でぐちゃぐちゃになり、とんだ挨拶になってしまったことをお許しください。

 

ただ、私がナイスバディなのは真実です。ご安心を。

 

さてさて。

 

どうしたものでしょうかね。美容院問題。

 

天然パーマな上にフェイスはワイド、ヘッドは絶壁というトリプルトラブルを抱えている私は、かれこれ30年ほど理想の美容院を探しているんですがさっぱり見つかりません。

 

なぜでしょうか。

 

それはひとえに、「天パと絶壁と右側に寄りすぎている渦を上手く隠しながら特にスタイリングしなくても美しいシルエットを保てる髪型でお願いします。理想は吉瀬美智子さんです。あ、前髪は長くして横に流してください。小顔に見えるように。」という私の注文が無理難題だからだとは思うのです。

 

これを言う度に美容師さん達が「じゃあ切り抜き持って来いよ」と言わんばかりの困惑した顔をしながらミッチリとカウンセリングしてくれるのですが、どうも上手く伝わらないので。

 

で、結局は全く気に入らない髪型にして頂いては不満が募ることウン十回。

 

ですがこれは私が悪いんです。

 

自分の髪質と顔の面積と頭の形と渦の場所とコミュニケーション能力の低さを棚に上げておいて美容師さんのせいにしちゃアカンと思うのです。

 

 

だからこの前初めて行った美容院ではかなり分かりやすくシンプルにお願いしたんですよ。

 

「全体的に軽くして、髪も明るめの茶色にしてください。若く見られたいので前髪も作ってください。」

 

ね、シンプルでしょ。

 

たった1人で全てをこなす私と同い年の美人美容師さんはとてもハキハキした人で、私のシンプルな注文を「はい」と一言で理解してくれた

 

…ように見えました。

 

「では、お色はこちらでいいですね。」

 

染めた後の髪色が一目でわかるサンプルを持って来てくれた美容師さん。

 

とても丁寧な対応ですが、彼女が指差しているのは全く明るくないダークな茶色。

 

ダークブラウンてやつやん…

 

「え、いや、あの、もう少し明るめが良いんですけど。」

 

どうせ染めるなら、明るめが好きなのでね。

 

顔が地味なんで髪の毛くらいは華やかにしたいのでね。

 

「大丈夫ですよ。こちらは日にちが経つうちに色落ちして明るくなるので。これ以上明るくすると明るすぎますけど、どうされますか?」

 

その物言いに、少々トゲを感じるなとは思いましたが、まぁ、プロにお任せした方が間違いないかなと思い直して美容師さんオススメの色にする事にしました。

 

「じゃあ、それでお願いします。」

 

順調に白髪染めが終わって次はカット。

 

チョキチョキチョキチョキとこちらも順調に進みました。

 

ですが一向に前髪を作ってくれてる様子がない。

 

気のせいかな。プロやからな。もうすでに作ってくれたのかも。

 

あ、でも、アレを言うの忘れてた!

 

「すみません、渦が右側に寄りすぎてて、そこでいつもパカッと髪が分かれていつもハゲだと勘違いされるので上手く隠してもらえますか。」

 

これはね、どこの美容院でも難なく隠して下さったのでね、遠慮なしにお願いしたのですよ。

 

そしたら、

 

「無理です!」

 

びっくりするくらいスパン!とお断りされてしまいました。

 

「これは隠せるもんじゃないので無理です!どうやったって開きます!」

 

なんとだめ押しで二度目のお断り。

 

……

 

 

でもまぁ多分、この美容師さんのテクニックじゃ無理なんだろうなと思って引き下がりました。

 

そしてブローが終わりふと鏡を見ると、なんと。

 

前髪がない!!

 

前髪のおかげで10歳若返って見えるはずなのに40歳のまんま。

 

「あれ、前髪作って欲しいんですけど」

 

不満たっぷりにそう伝えると、

 

「あぁ、前髪も長年ずっと7:3で分けられてたからそこでパカッと割れてしまって作れませんでした。無理ですね!これは!」

 

またしてもスパン!とお断りされました。

 

おかしいな。

 

7:3じゃなく8:2やけど…ってそんなことじゃなくて

 

これまでの美容院では難なく前髪作ってくれたけどなー。

 

まぁ、いいか。

 

すぐに何でも諦めてしまえる気の弱い私は、多少の不満を押さえ込んで「あ、わかりましたー」とまた引き下がりました。

 

「はい。こちらでよろしいですか」

 

しばらくして発せられた美容師さんからの出来上がり合図でふと鏡を見てみると、なんと、髪を切る前と全く代わり映えのない私がそこにいましたので思わずこう言ってしまいました。

 

「えっ!?もう終わりですか!?全然変わってないんですけど!もっと全体的に軽くして欲しいんですけど。」

 

軽やかさもなく前髪もなく色も全く変わってないそんなヘアスタイルに、気弱なアラフォーでもさすがに本音が出てしまいました。

 

だって¥15,000なんですよ?

 

¥1,000なら黙ってますけど、¥15,000なんですよ?

 

こっちは必死にヘソクリ貯めて決死の覚悟で挑んでるんです。

 

なのに全く代わり映えしてないなんて、それなら切らずに家族で焼き肉食べに行った方がマシやったわ!!

 

そんなやるせなさに追い討ちをかけるように美容師さんが言いました。

 

「これ以上軽くしたら天然パーマだから上に上がって爆発しますよ?」

 

な、なんだと!?

上に上がって爆発するだぁ!?

 

それは天パの私にとって、最強の脅し文句でした。

 

困る。

 

上に上がって爆発するとか、あり得るから困る。

 

その現象のせいで今までどれだけ笑われて来たことか。

 

仕方ない。ここは…

 

「あ、そうですよねー。すみません、分かりましたー。」

 

天パですもんねー。ホントやっかいですよねコイツ(天パ)ー。

 

あはははー。

 

などとその場をごまかす最弱40歳。

 

¥15,000ポッキリしか入っていない財布から未練がましく全財産を支払いました。

 

サヨナラ。私の¥15,000。

 

トボトボと家に帰ると家族に言われました。

 

「何その頭!?なんも変わってないやん。それで¥15,000!?高っ!!」

 

ですよねー。

 

なんかすみません。無駄金使っちゃってー。

 

あはははー。

 

ははは…

 

はぁ~。

 

あーあ。

 

次は都会の美容院に行こうかな。カリスマ美容師さんがいるところ。

 

天パだと理想の美容院ってなかなか見つからないものですね。

 

それでは、

 

センキュー、エブリワン。

ハブアナイスホリデイ。

グッバイアンドゥシーユーアゲイン。

チャオ。バイ ドラハハダイナマイトヘアー。

 

 

おわり

 

7歳娘を不安にさせる不甲斐ない両親

ちょっと前、子ども達とEテレ天才テレビくんを見てたらですね、まさかの佐藤健さんがゲスト出演されていたのでもう大変でした。

 

私の鼻から下、つまりは鼻の穴から顎にかけての全てが緩みに緩んでしまい閉じるに閉じられなかったのです。

 

佐藤さんがあまりにもイケメンすぎて。

 

佐藤さん…

 

普段からCMではお見かけしてたんですが、天才テレビくんでは私はお初だったので、なんで、まさか、と少々パニクって若干取り乱した次第であります。

 

あまりにもイケメンすぎて。

 

そのイケメンぶりにうちの7歳娘も手に持っていたお箸を落とすほど驚いていました。(食事中にテレビがついていたのはご愛嬌)

 

7歳娘の瞳を釘付けにし、40歳母の顔下半分を緩ませまくる。これが佐藤健の実力なのか。

 

イケメン、すごいな。

 

ちなみに私は吉沢亮さんにも同じ症状を発症してしまいます。

 

別にファンってわけではないんです。

 

ドキドキとかもしないんですけど、このお二方に関しましてはあまりにもイケメンでらっしゃるので本能が刺激されてしまうだけです。(キモい)

 

そんな、他の男性を見て鼻の穴と口をヒクヒクニヤニヤさせている気持ち悪い事この上ない母を見て、娘いち姫がそーっと言いました。

 

「ママ、確かにこの人すごくカッコいいけど、私はパパの方が好きだよ?」

 

「私は、パパの方がカッコいいと思うよ?」

 

 

え。

 

 

まさか!佐藤健の方がカッコいいし!!

 

って口走りそうになったのを必死でこらえた自分、グッジョブ。

 

ここは母として、愛する娘に毅然とした態度で嘘を半分つきました。

 

「もちろんよ、いち姫ちゃん。ママだってパパがいちばんカッコいいと思うしパパの方が大好きよ。」

 

もちろん、私は旦那が好きです。

旦那の顔も好きです。

 

正直言ってドストライクです。

めちゃくちゃタイプです。

 

だけどね、それでも叶わない。佐藤健には。

 

仕方ないんです。

 

それに旦那だって北川景子さんを見て同じようにヒクヒクなってるんです。

 

だからいいでしょう、ちょっとくらい。

 

ちょっとニヤニヤするくらい。

 

だけどいち姫は許してはくれませんでした。

 

「ウソや。じゃあなんで、パパを見てもそんな気持ち悪い顔にならへんのさ」

 

気持ち悪い顔って…

 

この止まらないヒクヒク&ニヤニヤのこと?

 

それはね、それは…

 

「パパの顔は見慣れたからよ。初めはパパにもニヤニヤしてこんな気持ち悪い感じになっちゃってたよ。」

 

多分ね。

 

「絶対ウソやし」

 

「ほんまやって。安心して」

 

しばらくこんなやり取りが続いたので、なんだか浮気してバレそうになった人の気持ちが痛いほどわかるな、と思ってしまいました。

 

微塵も浮気心なんて無いのですけどね。

 

ただ不意に現れたイケメンを見てニヤニヤが止まらなくなったってだけです。

 

後日、CMで北川景子さんを見てうっかりニヤけてしまった旦那に、いち姫がまたぶちギレていました。

 

「パパ!こんな人のどこがいいの!?ママの方がよっぽど綺麗やんか!!」 

 

娘の優しさに胸打たれましたが、ここが家族しかいない家の中で良かったと心底思いました。

 

公開処刑以外の何ものでもないですからね。

 

そんなこんなで、うちの愛娘は両親の浮気心を心配しているみたいですが、そんな心配は無用だとしっかり言い聞かせなければいけません。

 

ですので彼女がもう少し成長したら、

 

「パパとママはね、他の誰も相手になんかしてくれないから大丈夫だよ。安心してね。」

 

と、ある意味悲しい事実を告げようと思います。

 

そして母として、二度と旦那以外のイケメンに口元を緩ませないよう、一段と気を引き締めて行く所存であります。

 

 

おわり

下校時間にうろつく不審者対策について考える

こんにちは。ドラ母です。

 

先日、下校途中の小学一年生女子に20代とおぼしき若い男が「可愛いね。一緒に遊ぼう。」などと声をかける事案が発生しました。

 

幸いその女子は返事もせずに走って逃げたので事なきを得ましたが、万が一付いて行っていたらどんな目に遭っていただろうかと恐怖に震えました。

 

その子は懸命にも自分の身に起きた出来事をきちんと母親に報告してくれたので、学校や警察もしばらくは警戒してくれていました。

 

本当に勇気のある立派なこの子は、我が子と帰り道が同じ友達です。

 

私は、こういう不審者を常に警戒しているので、下校時間は必ず迎えに行っています。

 

周りの人には過保護だの変わってるだのと言われますがそんなの知ったこっちゃありません。

 

我が子を守る為なら何だってしますよ。

 

不審者なんてこの世に溢れているしこんなに身近に迫ってるのに、なんで日本は未だにスクールバスの運行を視野にも入れないのか甚だ疑問ですね。

 

変態は言葉巧みに子どもを騙し、意図も簡単に危害を加え、何度でも繰り返します。

 

女の子であろうが男の子であろうが関係なく狙われます。

 

もし被害に遭ってしまったら、大半の子どもはショックのあまり誰にも何も言えません。

 

私もそうでした。

 

すでに大人になってはいましたが、20年前、満員のバスで痴漢に遭いました。

 

数十分、胸を触られました。

 

恐ろしさと恥ずかしさと何より惨めな気持ちでフリーズしてしまい、助けを求められませんでした。

 

なかったことにしたくて、警察にも行きませんでした。

 

その時の自分の判断を、私は今になって、今頃になって心の底から悔いています。

 

なぜあの時被害届を出さなかったのだろう。

 

なぜアイツを野放しにしてしまったのだろう。

 

私が声をあげなかった事で、他にも被害者が出たんじゃないのか。

 

実際その男は、バスで鉢合わせる度に私に付きまとって来ました。

 

怖くて震えながら何度途中下車したことか。

 

逃げる事しかできない自分の情けなさに、悔し涙が溢れました。

 

当時、私は20歳でした。

 

20歳の大人ですら恐怖を感じ、誰にも言えなかった。

 

幼い子供なら尚更だと思います。

 

「何か嫌な事があったら教えてね」

「知らない人に付いていってはいけないよ」

 

そんな言葉だけで、とうてい子供達を守れるはずがない。

 

そもそもそんな恐ろしい目に遭わせてはいけないんです。

 

だから私は迎えに行きます。

 

誰か1人でも大人が周りを警戒していれば、変態にとってはそれが抑止力になると信じて。

 

もちろん、これは私が今、健康な専業主婦だからできることです。

 

働きだしたらどうしようか。

 

病気になったらどうしようか。

 

色々考えますがその時はその時でなんとかします。

 

過保護だとか子供の自立によくないだとかウダウダ言わずに、可能な人はなるべく子供が外にいる時には見守った方がいい。

 

どの子どもも例外なく、親の宝。そして、国の宝です。

 

私達は、我が子もその友達も全ての子どもを見守っている。

お前ら変態に付け入る隙など与えない。

 

そんな気持ちで見回りする大人が増えれば、被害も減るはず。そう信じて。

 

“日本は平和”なんて、ただのまやかしです。

被害に遭えば、どこであろうがそこは地獄。

 

大切な子ども達を守る為に、私達大人がもっとしっかり現実を見なければならないと思います。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

人生初のコロナワクチン体験談を気持ち悪いノリでお届けします

こんにちは。ドラ母です。

 

一昨日、生まれて初めて(当たり前やろ!)のコロナワクチンを打ってもらいました。

 

ブログやヤフー記事や身内のワクチン副反応体験談を見聞きしていたので多少の心積もりはしていたのですが、まさか、あんなことになろうとは…

 

って、大した話ではないのですが、良ければ聞いてください。(大した話しじゃないんかーい!)

 

それでは、私のコロナワクチン体験談、どうぞ。(ヒアウィゴー)

 

今回、私が接種したワクチンは多分、アストラゼネカ社のものです。多分。結構時間が経ってしまいましたので忘れてしまいましたが。(たったの2日前やろ覚えとけ!)

 

ワクチン接種した直後は何事もなかったのですが、しばらくするとなんだかフワフワと気持ち良くなってきました。

 

例えると、久しぶりにお酒を呑んで軽く酔っぱらったような感じ。

 

私は酔っぱらうとすごい量のフェロモンを放出してしまうので、運転中の旦那がムラムラになってしまわないように大変気を使い、とてつもなく疲れてしまいました。とんだ副反応ですね。(黙れ気持ち悪い!)

 

もちろん、飲酒はせずにワクチン接種しましたよ(当たり前やろ!)。

 

後は、接種部位に触ると痛かったです。

 

どこに接種したかは身バレ防止の為に伏せますが(バレるか!気持ち悪い!)。

 

いくら接種部位を庇おうが子ども達がガンガンぶつかってくるので痛くて何度も悶絶したほどです。

 

接種後に激しい運動は良くないとどこかの記事で読んだので、極力家事も育児も旦那様にお任せして、夕飯はスーパーの惣菜コーナーで手に入れたコロッケ食べ放題にしました。

 

美味しかったです。(そうですか)

 

ずっと酔っぱらったような感じは続いていて、夜になる頃には激しい睡魔がやってきました。

 

おかげ様で家族の誰よりも早く眠り、次の日は誰よりも遅く起きました。

 

いわゆる、寝坊です。(ドンマイ)

 

接種部位の痛みは接種当日よりも酷くなり、肩や首まで痛くなって、寝転ぶと胸や脇腹まで痛くなったのでさすがに怖くなりました。(さすがにね)

 

だからなるべく安静にしようと思いましたが、この日はムラムラを抑え切れなくなった旦那がそそくさと仕事へ行ってしまい(はじめから出勤日やったやろ)、抱っこ魔の2歳児を抱き続けるのが強烈に辛かったです。

 

何せうちの息子は抱っこ紐もおんぶ紐もベビーカーも買い物カートも抱っこ以外は何もかも大嫌いで全力で拒否してくるのでずっと抱っこなんですよね。(だから二の腕が立派なんやな)

 

普段なら何て事ないんですが、副反応のせいでしょう、辛くてたまりませんでした。(お疲れサマンサ)

 

それでも力を振り絞り、パスタを湯がき、レトルトのパスタソースを温めてパスタに絡めるってだけの夕飯を食卓に並べると、子ども達がそれはそれは美味しそうに完食してくれたので、これからは手作り料理をやめてしまおうかと本気で思いました。(やってらんないよね)

 

確かに美味しくて、私も二人前をペロリと平らげたほどです。挙げ句の果てにまだまだお腹がすいていたのでマヨネーズおにぎりを食べてしまいました。

 

すごい食欲。

コロナワクチン恐るべし。(いつもやろ)

 

そんなこんなで家事も育児も疎かになりまくった昨日の夜。(いつもの事やろ)

 

また誰よりも早く爆睡し、暗闇に潜む怪物に追いかけられその場にいる見知らぬ人達が次々と食べられるっていうホラー映画さながらの悪夢を見てしまいました。

 

最悪です。

 

だけど最後は怪物を振り切り無事に脱出できたので良かったです。(どっちやねん)

 

そして今朝目覚めると、しっかり眠ったおかげか気分爽快で接種部位やその他の痛みもフェロモンも消えてなくなっていたので、夫婦共にホッとしております。(どんな夫婦や)

 

あ、接種部位はまだ触るとちょっとは痛いかな。(どっちやねん)

 

以上、私の“生まれて初めてのコロナワクチン体験談”でした。

 

1回目より2回目の副反応の方が強いらしいのですごく怖いですが、あまり考えたら何も手に付かなくなってしまうのでワクチンの事はキレイさっぱり忘れていようと思います(2回目忘れるなよ)。

 

 

それではまた。

2歳愛息子のママへの呼称がどうもおかしい

こんにちは。ドラ母です。

 

つい先日、GoogleYahoo!かどっちのニュースだったか忘れてしまったんですが、ママタレの小倉優子さんは息子さんから「ユウコリーナ」というなんとも可愛いい呼称で呼ばれてるって記事を読みました。

 

そりゃあ、あんな超美人で可愛いママだったら子ども達もさぞかし自慢だろうし、見た目に合った可愛い呼び方をしたくなるんだろうなって思うのと同時に、私も我が子に可愛い呼び方をされる超美人なママになりたいなって心底羨ましくなりました。

 

超美人なママになりたかったな、じゃなくて、超美人なママになりたいな。

 

つまり、超美人なママになるのをまだ諦めてはいません。

 

痩せればなんとかなると本気で信じている体重65キロの40歳です。

 

そんな夢見る乙女な私にも息子がいるのですが、2歳になったばかりで語彙が極端に少ない彼が最近私を呼ぶ時に使う呼称がどうもおかしいんです。

 

確かに私は、歳を重ねるごとにがっしりどっしりしっかりと貫禄を身につけて来ました。

 

それによるのかはわかりませんが、端から見たら人間的な余裕を醸し出しているように見えるのかもしれません。

 

以前はイライラカリカリしていた事も「大丈夫。なんとかなるさ」と笑い飛ばせるようになってきましたから。

 

マスク生活のせいもあるのかはわかりませんが、鼻毛が穴から飛び出して鼻の下に刺さる事象が増えたし、口ひげだって濃くなりました。

 

せかせか猫背で歩き回っていたのが、背筋を伸ばし…というよりやや反り返らせお腹を突き出してのっそり歩くその様は、もしかしたら威厳まで感じさせるのかもしれない。

 

そしてもしかしたら、生まれ持った色気が最近になってようやく溢れだしているのかもしれない。

 

そんなこんなが積み重なって総合的に見た結果 、彼は私をそう呼ぶようになったのかもしれません。

 

だけど、できれば「ドラ母ーナ」とか呼んで欲しかった。

 

呼ばれるたびに、鏡を無理矢理見せられた感じになります。

 

あぁ、また二太郎が私を呼んでいる。

 

はーい。すぐ行くよー。5分待ってね。

 

あなたも、ほら、よく聞いてみてください。

 

ハッキリ言ってるからしっかり聞こえるでしょ。ほら。

 

 

 

「ダンディ!ダンディー!」

 

 

 

ね。

 

というわけで、私は最近、愛息子にダンディと呼ばれています。

 

なぜでしょうね。

 

 

おわり。

 

 

 

家族の会話が悲惨すぎたある夜の話

こんにちは。ドラ母です。

 

タイトルにある夜とか書きましたけど、つい昨日の事です。昨夜。

 

言葉の響き的に“昨夜”より“ある夜”がいいかなーなんて思ったので。あははは。

 

ってそんな事どうでもいいですよね。すみません。あははは。

 

(私はちょっとした人見知りでコミュニケーション能力が低いせいか、会話を無駄な笑いで誤魔化すというくだらない癖があるのでワケのわからないところで笑ってしまいます。ご承知おきください。)

 

で、昨夜の事。

 

最近流行っているという“マイクラ”について調べてたんです。

 

Googleで。

 

イクラとは

 

って検索欄に打ち込んで。あははは。

 

そしたらこれまた最近流行りのニンテンドースイッチがヒットしたんで大変おったまげてしまいました。

 

 

「なんやって!?マイクラってニンテンドースイッチ買わないとできひんゲームなん!?あのド高いニンテンドースイッチ!?」

 

まさかね、あの天下のニンテンドースイッチ様を手に入れないといけないとはね。

 

右も左もはてなもブログも至るところでマイクライクラ言ってらっしゃるもんだからてっきりスマホの無料アプリをダウンロードして楽しめるゲームかと思ってましたよ。あははは。

 

 

みんなお金持ちなんですね。

 

え、うち?

 

持ってませんよそんな高級品。

 

私が出産でパートを辞めた上にコロナのせいで旦那が残業代を稼げないのでここ数年は食いつなぐのに必死でそんな贅沢品を買う余裕が皆無ですから。あははは。

 

「あぁ、マイクラやりたかったな~!!めっちゃ流行ってんのにー!!いち姫と一緒に!でもこんな高いの買えへんよー!!」

 

今から寝ようとしている子ども達の真ん中で叫びまくる迷惑極まりない嫁に向かって、旦那が冷たく言い放ちました。

 

「今更何言ってるん?だいぶ前から流行ってんで。」

 

ウソやろ?

 

私「え、最近やけど?マイクライクラってよく聞くのは。」

 

旦那「前から流行ってるわ。どんだけ疎いねん。」

 

私「何よ。鬼滅の刃よりもっとあっち(まえ)から流行ってたん?」

 

旦那「そうや」

 

私「うそー!こっち(最近)やろ?」

 

旦那「あっちや。」

 

私「こっちや!」

 

旦那「あっちやって!」

 

私「こっちやってば!」

 

旦那「ところでさぁ、マイクラって何?」

 

 

喋んな!!

 

今まで何の話しててん。腹立つわー!

というわけで結局マイクラとはニンテンドースイッチとはなんぞやと全く解決しなかったんですが、私達のこのやり取りを聞いていた小学一年生のいち姫がなんと泣き出してしまいました。

 

いち姫「うわーん!そんな高いの買わないでー!!ニンテンドースイッチ買ってマイクラしたせいで食べる物も着る物も家もなくなるなんて嫌だー!!うわーん!!」

 

いや、あの、そこまでして買いませんけど…

 

もしも買うならママのヘソクリ¥28,000を使うから安心して…

 

って全然足りひんやん!!高っ!!

 

いち姫「えーん!!うわーん!!これ以上貧乏になりたくないー!!」

 

泣きわめく姉に習い、2歳になったばかりの二太郎も泣き真似を始めました。

 

二太郎「えーん!えーん!びーんぼーう!えーん!」

 

子ども達に貧乏貧乏言われまくっているうちに、一家の家計を背負う大黒柱(旦那)の顔から元気がなくなっていきました。

 

まぁ、かわいそうに。

 

ここは嫁として、旦那に愛のパワーをチャージしなくては。

 

布団の隅っこに倒れるように横になった旦那めがけてゴロゴロ転がってまずは可愛くそっと寄り添いました。

 

普段は別々の寝室で眠る私達。

 

こんなに近くにいるのは久しぶりね。

 

大丈夫。あなたが頑張ってくれていることは、私と子ども達が誰よりもわかってる。

 

だからそんなに気を落とさないで。

 

さぁダーリン。チューしてあげるわよ。

 

とは言ってませんがそんなような眼差しで旦那を見つめてあげました。

 

なぜか愛妻が近距離にくると目を閉じて寝たフリをする旦那。

 

顔を近づけ、愛妻の吐息が顔にかかろうが微動だにしません。

 

なぜでしょうね。あははは。

 

そこへ突然、いち姫と二太郎がダイブしてきました。

 

いち姫「パパから離れろコノヤロー!!」

 

二太郎「ろー!!」

 

え、聞き間違いかな?

 

いち姫「早くパパから離れろ!!」

 

聞き間違いじゃありません。

 

確実にパパを庇っています。ママっ子なのに。

 

いち姫「パパ!助けに来たよ!危なかったね!もうちょっとでママの臭いツバがパパの顔に付くとこやったで!!臭い臭いあの口の中のツバが!!」

 

なんということでしょう。

 

愛する母親の事をとんでもない言いぐさです。

 

ところが旦那は大喜び。

 

愛妻からではなく愛娘からパワーをチャージしてもらったようです。

 

旦那「ありがとう!いち姫ちゃん!」

 

パワーを取り戻した旦那がいち姫を抱き締めました。

 

すると

 

いち姫「うわっ!!臭い!パパの脇!!何!?パパは全部臭い!!あっち行って!!」

 

今度はパパが酷い言われようです。

 

ちなみにお風呂上がりの出来事です。あははは。

 

いち姫「パパもママもあっち行って!!臭い!!」

 

あらあら、ママもまたまた言われてます。

 

ちなみに歯磨きした後の出来事です。あははは。

 

旦那「じゃあ、寝るわ。おやすみ。」

 

私「おやすみ。」

 

こうしてまた元気をなくしてしまった旦那が項垂れて自分だけの寝室へと入って行き、この夜の家族時間はお開きとなりました。

 

なかなか縮まらない夫婦のソーシャルディスタンスとなかなか貯まらない私のヘソクリと止まらない子ども達のディスり。

 

なんだか悲惨な会話となってしまった昨夜の出来事でした。

 

あははは。

 

おわり。