うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

下校時間にうろつく不審者対策について考える

こんにちは。ドラ母です。

 

先日、下校途中の小学一年生女子に20代とおぼしき若い男が「可愛いね。一緒に遊ぼう。」などと声をかける事案が発生しました。

 

幸いその女子は返事もせずに走って逃げたので事なきを得ましたが、万が一付いて行っていたらどんな目に遭っていただろうかと恐怖に震えました。

 

その子は懸命にも自分の身に起きた出来事をきちんと母親に報告してくれたので、学校や警察もしばらくは警戒してくれていました。

 

本当に勇気のある立派なこの子は、我が子と帰り道が同じ友達です。

 

私は、こういう不審者を常に警戒しているので、下校時間は必ず迎えに行っています。

 

周りの人には過保護だの変わってるだのと言われますがそんなの知ったこっちゃありません。

 

我が子を守る為なら何だってしますよ。

 

不審者なんてこの世に溢れているしこんなに身近に迫ってるのに、なんで日本は未だにスクールバスの運行を視野にも入れないのか甚だ疑問ですね。

 

変態は言葉巧みに子どもを騙し、意図も簡単に危害を加え、何度でも繰り返します。

 

女の子であろうが男の子であろうが関係なく狙われます。

 

もし被害に遭ってしまったら、大半の子どもはショックのあまり誰にも何も言えません。

 

私もそうでした。

 

すでに大人になってはいましたが、20年前、満員のバスで痴漢に遭いました。

 

数十分、胸を触られました。

 

恐ろしさと恥ずかしさと何より惨めな気持ちでフリーズしてしまい、助けを求められませんでした。

 

なかったことにしたくて、警察にも行きませんでした。

 

その時の自分の判断を、私は今になって、今頃になって心の底から悔いています。

 

なぜあの時被害届を出さなかったのだろう。

 

なぜアイツを野放しにしてしまったのだろう。

 

私が声をあげなかった事で、他にも被害者が出たんじゃないのか。

 

実際その男は、バスで鉢合わせる度に私に付きまとって来ました。

 

怖くて震えながら何度途中下車したことか。

 

逃げる事しかできない自分の情けなさに、悔し涙が溢れました。

 

当時、私は20歳でした。

 

20歳の大人ですら恐怖を感じ、誰にも言えなかった。

 

幼い子供なら尚更だと思います。

 

「何か嫌な事があったら教えてね」

「知らない人に付いていってはいけないよ」

 

そんな言葉だけで、とうてい子供達を守れるはずがない。

 

そもそもそんな恐ろしい目に遭わせてはいけないんです。

 

だから私は迎えに行きます。

 

誰か1人でも大人が周りを警戒していれば、変態にとってはそれが抑止力になると信じて。

 

もちろん、これは私が今、健康な専業主婦だからできることです。

 

働きだしたらどうしようか。

 

病気になったらどうしようか。

 

色々考えますがその時はその時でなんとかします。

 

過保護だとか子供の自立によくないだとかウダウダ言わずに、可能な人はなるべく子供が外にいる時には見守った方がいい。

 

どの子どもも例外なく、親の宝。そして、国の宝です。

 

私達は、我が子もその友達も全ての子どもを見守っている。

お前ら変態に付け入る隙など与えない。

 

そんな気持ちで見回りする大人が増えれば、被害も減るはず。そう信じて。

 

“日本は平和”なんて、ただのまやかしです。

被害に遭えば、どこであろうがそこは地獄。

 

大切な子ども達を守る為に、私達大人がもっとしっかり現実を見なければならないと思います。

 

 

おわり