オリンピック会場を工場にして日本経済を立て直すっていう妄想をここで叫ばせて
あー怖い!怖い!怖い!怖い!
コロナ怖い!
経済冷え込むの怖い!
オリンピックも怖い!
中止論が盛んになって来てるらしいですが、菅さんはまだまだやる気満々ですよ。
え、何を今更騒いでるのかって?
え、わかってましたけどね?
今すごい勢いで感染者が増えてますけど、この時期にウィルスが活発化して感染爆発を起こすのはわかってましたよ。
そしてそれがまだまだ続いてピークが2月だろうという事もわかってますよ。
わかってたんですよ、それくらいは。
専門家でなくても、わかるでしょ、それくらいは。
だって私達は、この季節にはこれまで何度となくウィルスの脅威に晒されて来ましたからね。
これまではね。
ただただウィルスの脅威に晒されて来ただけでしたよね。
無防備で。
でも今年は違う。
日本国内ほとんどの人が、マスクをし、手洗いうがいをし、消毒をし、ソーシャルディスタンスを保っている事で防御態勢に入ってる。
これまでのようにインフルエンザのワクチン打つだけで満足して無防備な状態でいるわけじゃない。
ワクチンこそまだ打って無いですが、ほとんどの人がバリアを張って闘ってる。
南半球からの出入りが抑えられているのと相まってインフルエンザもほとんど流行っていない。
皆が打倒!コロナ!で同じ方向見てる。多分ね、ほとんどの人が。
このまま耐えれば、必ずピークが過ぎて夏には感染者、重症者共に激減するんだろうなって事もわかってます。
専門家でも何でもないですけど、きっとそうですよね。
だけど、まさかね。
皆んなが頑張ってるこの状況でね。
半年後に世界各国からすごい数の客人を招き入れるつもりでいるなんて、そんな事まではわからなかったんですよ。よりによってこの国のトップが。
オリンピック開催はコロナ勝利の証!
なんてまだそんな事を本気で考えてるなんてわからなかったんですよ。
私アホなんで。
だってそんな事したら、多分…多分ですけど、日本でもすでに確認されている変異種よりすごい数の変異種が一気になだれ込んで来ますよね。
そして多分、漏れなく南半球との交流が始まるから、インフルエンザもなだれ込んで来ますよね。
そしたら、これまで言われてた健康な子どもや若者は感染しても死ぬ事はないという日本でのコロナの常識(?)が過去の事になるかもしれませんよね。
現に海外では健康な子どもや若者の死亡例がありますよね。
世界中から色んなウィルスを持ち込まれたその年の秋冬に、様々な種類のウィルス感染大爆発が起こる可能性は限りなく高いんじゃないんですか?
専門家でも何でもないただのアホなんでわかりませんけど。
それこそ今以上に医療崩壊して、休園・休校になって経済は止まって、全国に失業者が溢れて日本はめちゃくちゃになってしまうんじゃないんですか?
日本がボロボロになる隙を狙っているところはたくさんある気がしてるのは私だけじゃないですよね?
そんなところに、その隙を与える事になるんじゃないですかね?
これはもちろん、ただの最悪のシナリオなんですけどね。
だけどそんな不安を抱えてまでオリンピックは開催しなくてはならないのですかね。
オリンピックに向けて活動して来られたアスリートの方々や他関係者の方々には本当に申し訳ないんですが、今は頑張れ!日本!なんて呑気に応援する気になれません。
夏の太陽に照らされたら気持ちも大きくなるかもしれませんがね。
国はすぐに補償だのなんだのと税金を注ぎ込む事ばっかり言い出しますけど、今は補償より雇用を増やすべきなんじゃないんですか。
だってコロナで打撃受けてるのは飲食・観光業だけではないでしょ。
他にもたくさんの企業、業種が打撃を受けてる。
一部だけが補償にありつけても意味ないんじゃないですか。
何も補償するなとは言ってませんよ。
補償は大事。
だけどコロナの終息が見えない中で、いつまで補償できるんですか。
今どんどん税金注ぎ込んでる分は、また税金を取り立てて補うのですよね?
ただでさえ日本全国が不況に陥いるというのに税率が上がるっていう、これまた最悪のシナリオが思い浮かんでしまうんですけど、これは私がアホだからなんですかね。
だから今は、国のお金を減らすばっかりじゃなくて国のお金を増やして行くべき時でしょ。
だからこそ今は、
このピンチをチャンスに変える絶好の機会だと思うんですけどね。
何がチャンスやねん、て?
経済大国日本に帰り咲くチャンスですよ。
コロナで打撃を受けた日米欧の経済の先行きが良くない。
そのせいでとある国の勢いが増している。
このまま黙って手をこまねいて見てるつもりですか。
まずは日本。自国の経済を立て直し新たなビジネスチャンスを掴むんですよ!
例えば、オリンピック会場や全国の空いてる施設を国が借り上げるか買い取るかして仮の工場にするんです。
(例えばですからね。私の妄想ですからね。)
そこにコロナ禍で職を失った方々や収入減で苦しんでる方々を集めて雇用するんです。
そこで何を作るのかと言いますと、
素人でも家庭で使える酸素濃度測定器や酸素吸入器、後は何かわからないですが必要とされる医療機器です。
全世界で入院待ちによる自宅療養中の方々がたくさん亡くなってる現状は、ただただ恐怖でしかありません。
急に呼吸出来なくなって苦しみもがいて死ぬなんて地獄でしかない。
自分が、家族が、そんな事になったらどうしようかと不安に思う人達が世界中にたくさんいるはずです。
私もそうです。
だから例え気休めでも良いから、一家に一台ずつあれば少しは安心しませんか。
酸素濃度測定器と酸素吸入器。
救急車が到着するまでの間、時間を稼げる物が欲しくはないですか。
しかも精度が良く値段も手が届くくらいの物。
すでに売られている日本製はなかなか高価。
大量生産して世界にばら撒く事で質を落とさず値段も安く出来るのではないかとアホな私は思うのです。
日本の信頼と技術があれば出来ると信じてるのは私だけですか。
そんな事はないはずです。
とにかくなんでもいいから、今、世界が必要としている物を、日本人しか成し得ない精巧な技術を持ってして開発し、売り捌き、日本が経済大国に帰り咲く大チャンスだと思います。
そしてもちろん、コロナも終息させる。
ついでに授業のオンライン化も。
今の問題点を何とか好転させて行くべきだと思います。
さあ!頑張ろう!
さあ!立ちあがろう!
頑張れ!日本!
…
…
…
で、お前は何するねんて?
そうですね、私は全力で…
自粛です。
すみません。何もできないアホが無責任にただ叫びたかっただけです。
アクセス最小ブロガーのただの妄想にお付き合い頂きありがとうございました。
不要不急の外出で迷惑かけまくるアナログ夫婦
どうも。ドラ母です。
私の大切なスマホがそろそろ寿命を迎えそうなので、今CMで話題の楽天モバイルアンリミットファイブにするべくJoshinに行って来ました。
日本のスマホ代は高すぎる!なのに5Gだとさらに高くなる!?そんな常識、ひっくり返す!
と米倉涼子さんが美しさ全開で叫んでる、あのCMです。
米倉さんが美しすぎて何の宣伝なのかさっぱりわからない、あのCMです。(黙れ)
先日ママ友が「楽天モバイルいいでー。5Gのやつー。CMでやってるやつー。1年間タダやでー。」と熱く語っていた、まさにそのタイミングで私の愛するスマホが壊れかけたので、「ほな、うちも楽天モバイルにするわ」と何のリサーチもせずに翌日には楽天モバイルに駆け込みました。
うちの柱と共に。大黒柱。
旦那「携帯の契約って確か…通帳と印鑑が要るよな。一応現金も持って行っとこか。楽天モバイルやから楽天カード(クレジットあり)も要るよな。」
必要な物を全部持ち、自宅から40分車を走らせたどり着いたJoshin受付カウンター。
私「あの、スマホを楽天モバイルアンリミットファイブにしたいんですけどお値段とか色々聞かせてもらっていいですか?」
しかし楽天モバイルアンリミットファイブって長い名前やな。
言いにくいわ。
店員さん「いらっしゃいませ。はい。アンリミットですね。」
私「あー、楽天モバイルアンリミットファイブです。」
店員さん「あ、はい。アンリミットですね。それでは担当をお呼び致します。」
なんと。アンリミットだけで通じました。ビックリ。
田中さん(仮名)「お待たせ致しました。担当の田中です。アンリミットのご説明をさせて頂きますね。資料をお持ちしますのでどうぞお掛けになってください。」
田中さんは20代前半の可愛いらしい女性。彼女が指した受付カウンター前の椅子は、あまりにも座面が高すぎました。
私「高っ!!すみません、私、立ってますのでお構いなく。」
二太郎を抱っこしてるから危ないってのもありましたけどその前に、座面が高すぎてカウンターと椅子の間に私の太ももが入る余地が無かったのです。(入れんでいいわ)
さぁ、説明聞いて早く契約しちゃうよ〜とワクワクしてたら、
旦那「結局、ゴジーって何?」
と私に聞いてくる旦那。
結局って何やな。
いや、それより。
ゴジーって、まさか5Gのことか?絶対その事やわ。田中さんに聞こえてたらどうすんねん!恥ずかしいな!
私「ゴジーちゃうわ。ファイブジーって読むねん。恥ずかしいな!5ギガの事や!4ギガが5ギガになるの!今より容量が増えるの!」
旦那「はぁ!?5ギガ?何言ってんの?今で20ギガかメガバイトかなんか知らんけど5ギガ以上はあるわ。5ギガなわけないやん。」
私「うそやん!?いつの間に!?」
旦那「はじめっからや!」
結局、ギガって何?
田中さん「今お手持ちの物を解約してアンリミットをご希望ですか?」
私「はい。でもデータのバックアップとかしてないんですけど、そのままここで移行して貰えるんですか?」
田中さん「あ、それはちょっとできないので…」
旦那「当たり前やん、そんなん。自分でするんやで。」
うるさいな。ゴジーとか言う人は引っ込んでて。
私「ちょっと自分でするのがわからなくてネットで調べたらGoogleアプリ?取るとかなんとか…。じゃあ今日はアンリミットにできないって事ですかね?」
田中さん「あ、そうですね。今は1年間無料なので2台持ちされて、データ移行したり使い心地を試されてみるのもいいと思います。アンリミットは途中で解約するのも無料でできますので。機種台もかからない物をお選び頂いたら今日から無料で使えますので。」
私「えー!それいいですね!じゃあお願いします!」
旦那「結局、5Gって何なんですか?」
しつこいなー。もう!
田中さん「5Gは使用できるエリアが限られてまして東京辺りしかまだ使えないので、実質4Gとお考えください。」
旦那「ほぅー。じゃあ関係ない…な。」
だから黙っててよ!
複雑なプランも説明もなくとてもわかりやすく、明るく親切丁寧に説明してくれる素敵な田中さん。
田中さん何歳やろ。20歳くらいかな。今の若い人ってすごいな〜。私より20歳下でこんなにしっかりしてるんやもんな〜。
なんて感心しながら田中さんの話しを聞いていました。
田中さん「楽天カードはお持ちですか?」
私「はい!」
田中さん「良かったです。最初に¥20,000お支払い頂く事になるのですが、楽天ポイントで24,999ポイント還元されますのでお得です。」
すごーい!いいやんか〜!
楽天ポイントならネットショップで欲しいのあるからすぐ使えるわ〜。
私「嬉しい〜!約¥5,000お得ですよねー!」
田中さん「そうですね!」
旦那「ちょっと待って。楽天ポイントってスーパーで使えますか?」
は?
私「使えへんわ。」
田中さん「…そうですね。だいたいドラッグストアや飲食店や限られた店舗ですね。…こちらの店舗でも使えますよ。」
旦那「えー?そんな使い道無いポイントいる?無駄ちゃう?」
出た。
私の買い物には必ずケチを付ける旦那。
私「何が言いたいの?」
旦那「いや、別に。」
私「何なん!?このまま電話が壊れるのを黙って待っとけって言うわけ?」
不穏な空気を察知し天井を見上げ始める田中さん。
旦那「いや、俺が思うにはな、今の携帯会社のままにして修理に出すか、機種変するかにした方が安く付くんちゃうかなって思ったから。別にママがどうしてもアンリミットにしたいならいいんやけどな。」
私「何?そんな言い方されたら買いにくいやん!」
旦那「いや、いいねんで。買ってくれたら。ただ、¥20,000も払って楽天ポイント還元しますとか言われても損やなと思って。ほんまに楽天ポイント使うって言うならいいけどな。」
私「何よ?どうせ修理出したり機種変更したらまたお金かかるやんか。アンリミットを無料で試して使い心地良かったら今の携帯解約して、毎月の料金無くなって得やんか。だいたいさ、楽天ポイントだってネットショップで使えるんやから得やねん。」
旦那「ほんまに使う?ポイント使う?」
腹立つ男やわ、ほんまに!
私「田中さんすみません、ちょっと、なんかこのままゴリ押しして契約したら絶対後からごちゃごちゃ言い出すから話し合いしてから出直します。」
とりあえず田中さんを解放しなければ。こんな夫婦の諍いに付き合わせるワケにいきません。
田中さん「あ、はい。かしこまりました。それでは失礼します。」
そそくさと退散する田中さん。
退屈した二太郎が歩き出したので、とりあえず広いスペースに移動し話し合い。
旦那「いや、どうなん?」
私「何が?楽天ポイントは使うって言ってるやん。¥25,000分なんてあっという間に使えるわ。ママ友はアンリミットで使い心地いいって言ってるんやし試す価値有るやんか。何よ、いっつも文句ばっかり!私がどんだけ長い間この電話使ってると思うん?今年で5年目やで!?
パパはその間に何回変えてるんやな!ズルいねん!」
旦那「いやいや。俺も携帯変えてないやん。修理に3回出して、2回機種変しただけやで?」
どんだけ壊しとんねん。
私「とにかくスマホちゃんとしなヤバいねん!ブログ書けへんくなるやんか!」
旦那「心配すんのそこかよ。」
私「いいやん別に。あぁもう面倒くさい。もういらんわ。もういいから帰ろう。」
旦那「いや、買えばいいやん。楽天ポイント使うならお得やし!買おう。な?」
初めっからお得やって言ってるやろ!
こうしてなんとか話が付いたので田中さんの元へ舞い戻りました。
私「すみません!お待たせしました!やっぱりアンリミットください!」
田中さん「ありがとうございます。それではご契約に移らせて頂きたいのですが、1時間ほどお時間を頂戴致しますのでお座り頂いた方がよろしいかと…。低い椅子をお持ちしますね。」
私「え、あ、すみません。わざわざ。」
田中さん、お手間を取らせてごめんなさいね。
私の太ももが太いばっかりに。
田中さん「それではこちらへどうぞ。」
私「ありがとうございます。」
ヨイショっと腰掛けたその時。
何やら二太郎のお尻が臭います。
私「うわ。ウンチしてるわ。オムツ替えに行かなあかん。」
外出先でのオムツ替えが大嫌いな二太郎は、車の中で立ったままYouTubeを見てる間になら替えさせてくれますが、私でないと泣き喚いて車の中が大惨事になります。
なので私が行く事になりました。
契約者本人が。
私「田中さんすみません。パパ、代わりに話し聞いといて。」
急いでオムツ替えと授乳を済ませて引き返しました。
契約者不在で話が止まっていたようでしたが、そこからは手際良く進めてくれる田中さん。
田中さん「それでは楽天カードの情報はお客様ご自身で打ち込んで頂きます。よろしくお願いします。」
とタブレットを渡されてカード情報を打ち込もうとカードを見たその時初めて気が付きました。
有効期限切れてる!!
私「ウソやろ。どういう事!?自動更新ちゃうの?」
ちょっと!新しいのはどこ!?
私「パパ!新しいカードはどこなん!?」
旦那「知らんで!?」
いやいや待て待て。
確かちょっと前にカード受け取った記憶がある…
親展で来てた。
で?
その後、その後どうした??
古いカードを後で処分しなあかんなと思いながら封筒開けたな。
で?
古いカード処分しなあかんと思いながら…
ハサミ、持ったな…
まさか、まさか!?
あの時まさか!?
旦那「間違えて捨てたんちゃうの?」
あーーーっ!!
そうやわ、きっと!
新しいのが無く古いのしか見当たらないのはそういう事やわ!
どうしよう!!!
私「電話しよう!カード会社に!」
旦那が必死になって電話をかけ続けてくれている間、
私「田中さん、お忙しいのにすみません。うち普段カード使わないんですよ。詐欺とか怖くて。ネットショッピングもわざわざコンビニに振り込みに行ってまして。だから気付かなくてすみません。あははは。」
必死になって待ちぼうけの田中さんに言い訳を並べ連ねて時間を稼ぐバカ(私)。
ずっと待ちぼうけを食らっているかわいそうな二太郎はスヤスヤ眠っています。
そしてようやく繋がった楽天カードコールセンター。
私「すみません、新しく送られたカードを古いのと間違えて捨ててしまったんです。で、今、楽天モバイルアンリミットファイブの契約するところでしてね、カード情報が必要なんで教えて頂きたいんですよ。」
はぁ!?
旦那「はぁ!?無理に決まってるやんか!そんな事教えてくれるワケないやろ?最重要機密やで!?」
そうやろうな!自分でも、はぁ!?と思ったわ!でも勝手に口が動いてたんや!
こうなったら一か八か、ダメ元や!
コールセンターの女性「申し訳ございません。こちらから申し上げる事は致しかねます。」
ですよね。
田中さん「あの、もし宜しければ、今、別のクレジットカードをお持ちでしたはそちらでご契約できますが…。」
私「あ、そうですか?パパ!お願い!カード出して!」
旦那「カードなんて持ち歩いてないわ。不用心な!」
カードを死守するばかりに窮地に陥るアナログ夫婦。
私「え!?無いの?とりあえずちょっと、コールセンターの人と喋らなアカン。田中さん、ちょ、ちょっと待ってください、すみません。
あ、もしもし、あの、カード再発行って時間かかりますよね?すぐ契約したいんですけど…」
コールセンター女性「そうですね。それではこちらを一旦解約なさってから、そちらでカードを新規でお造り頂くのはいかがでしょうか。」
私「すみません。じゃあ、解約でお願いします!」
あぁもう!このバカ!
お前のせいで迷惑かけまくりやろうが!!
パニックの中、自分で自分を責めまくりました。
私「田中さんすみません、カード解約したんで新規でカード作って下さい。お願いします。」
田中さん「かしこまりました。それでは…」
田中さんの顔が曇ります。
田中さん「申し訳ございません。まだ解約が画面上に反映されていないので新規でカードをお作りできません。」
私&旦那「えー!!?」
田中さん「申し訳ございません。反映にどれくらい時間がかかるかわからないんですよ。数時間か、数日か…」
私「いえいえ、悪いのは私達ですから!」
冷たい視線を投げ付けてくる旦那。
私「あ、私です。悪いのは。すみません。」
あぁ、どうしよう!
旦那「通帳と印鑑と現金持って来たんですけどそれで契約できますか?」
あぁ、そうか!その手があったな!
通帳と印鑑あれば大丈夫やろ!
田中さん「申し訳ございません。クレジットカードのみのお取り扱いとなっておりまして…」
私「え!?そうなんですか?カードでないと契約できないなんて…。いつの間にそんな時代に!?」
浦島太郎か。
田中さん「申し訳ございません。」
私「いえいえ!悪いのは私なんです!何も調べず不用意に来たばっかりに。お忙しいのにすみません!」
あぁどうしよう。
アンリミット…今日のところは…
田中さん「あぁ、やっぱりまだ反映されませんね。」
諦めよう。
だってそろそろ幼稚園のお迎えの時間だから。
私「本当に申し訳無いですけどまた週末に出直します。」
田中さん「かしこまりました。では何日になさいますか?」
私「16日でお願いします。」
旦那の都合など1ミリも気にせずに予約。
田中さん「その日は私はおりませんので他の者が…」
私「えっ!?田中さんがいいです!ね、パパ?」
旦那「そうやな。経緯をわかってくれてるから、田中さんがいいな。」
できれば忘れて頂きたい経緯やけどな。
ややこしいアナログ夫婦に懐かれてしまった田中さん。
田中さん「あ、そうですか?それでは17日はいかがでしょうか。」
私「大丈夫です!必ず来ます!」
田中さんの貴重な時間を奪うだけ奪って、契約もしないで帰宅した日に、うちの地域に緊急事態宣言が発令されました。
旦那「思いっきり不要不急の外出やったな。」
はい。その通りです。
あなたの仰る通りです。
相当疲れたのか帰宅した後、放心状態で娘の遊びに付き合う旦那。
旦那「ところでさ、ゴジーってなんなん?」
疲れ過ぎて記憶が飛んでしまったようです。
私「ファイブジーや。」
旦那「そうやったな。たしか、5ギガしか使えへんけど使い放題って言ってたな。」
私「え、何?結局なんなん?ファイブジーって5ギガの事なん?」
旦那「…さあな。」
もうこの夫婦、
スマホやめろ。
次は田中さんに迷惑をかけないよう、色々調べて行こうと思います。
終わり。
今日もとんでもなく長いくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。
※文中に出てくる楽天モバイルアンリミットファイブについての説明は田中さんの言葉が私の頭の中で処理されたものなので誤りがある可能性があります。参考になさらないようお願い致します。
それでは、また♪
3人の子どもを育て上げたシングルマザーの後悔
酒を飲めば暴れる夫との別れを彼女が決意したのは、末っ子がまだ2歳の時だった。
実家から遠く離れた土地で3人の子を抱え、貯金も持ち家も無い。
先の不安が、これまで幾度となく頭に浮かんだ離婚の2文字を打ち消していた。
だがそれも、もう限界だった。
夫の暴力が子ども達にまで及ぶようになったのだ。
酒を飲んでは暴れる夫から子ども達を守る為、押し入れの中で息を潜める毎日。
正義感溢れる当時8歳の長女は、そんな父から母とまだ小さな兄弟を守ろうと必死に闘おうとした。
そんな事、させるわけには行かなかった。
これ以上、迷っているわけには行かなかった。
早くここから逃げなければ。
そんな時、この母子の苦労に夫の兄弟が勘づいた。
「子ども達の為に、あなた自身の為に、早く離婚した方がいい。」
周りからの助言で意を決した彼女は、パート先の上司や夫の兄弟の協力を得て離婚に踏み切った。
夫が子ども達に接近しないよう、学校や保育園に頼み込んだ。
夫には3人の兄弟がいて、「女手一つで3人も育てるのは大変だろう。兄弟それぞれが子ども達を引き取るからその間に働いてお金を貯めたらいい。」
そう提案してくれた。
だが彼女はその申し出をきっぱりと断った。
「3人の子どもは決して離しません。必ず私が育て上げます。」
そう言って。
料理好きの彼女はスーパーの惣菜を調理するパートをしていた。
仕事と3人の子ども達が彼女の生き甲斐だった。
朝から晩まで冷たい調理場で立ちっぱなし。
休みは週に一度だけ。
子ども達と過ごす時間なんかほとんど無かった。
参観日も運動会も学芸会も見に行けなかった。
哀れに思った同級生の親が子ども達の写真を撮ってくれた。
その写真を見ては涙が溢れた。
全然構ってやれない罪悪感でいっぱいになった。
それでも立ち止まるわけには行かなかった。
感傷に浸っている暇なんてなかった。
彼女は誓ったのだ。決して子ども達を手放さないと。
必ず自分が育て上げるのだと。
子ども達にはこれ以上苦労をかけるわけにはいかないのだ。
自分が稼がなければ、子ども達が路頭に迷ってしまうのだ。
そうやって彼女は自分を奮い立たせた。
そしてどんな時も働いた。
子どもが体調を崩しても近所の人に面倒を頼み、決して仕事を休まなかった。
来る日もくる日も働いた。
ただただ前を向いて踏ん張り抜いた。
それだけ必死に働いてもパート代は少なかった。
子ども達の服や靴は、近所や職場の人に頭を下げてお古を貰った。
食べ物は惣菜の余りや見切り品の食材を譲って貰った。
小さなボロボロの借家ばかりを何度も転々と引っ越した。
ギリギリの生活だった。
だが子ども達は笑っていた。
あんな怖い父親からようやく離れられたのだから。
子ども達の笑顔が彼女の癒しであり原動力であった。
子ども達を1日も早く一人前に育て上げる事が彼女のたった一つの目標だった。
けれど、どんどん成長してくれるのは彼女にとって嬉しくもあり寂しくもあった。
特に末っ子とはほとんど一緒に遊んでやった記憶が無い。
愛しい我が子の成長をゆっくり見てやれない。
それが彼女の胸を締め付けた。
だが決してかわいそうだとは思わない事にした。
かわいそうなんかじゃない。かわいそうなもんか。
子ども達も。自分も。
哀れんだら、それで終わりだ。
ただひたすら前に進むしか無い。それが人生だと思うから。
笑っていたらきっといい事がある。
そう信じていたいから。
働いて働いて、やっと自分の家を買えた。
雨漏りするほどボロボロの小さな小さな家だけど、母子にとってはようやく見つけた安息の家だった。
借家じゃない。もう引っ越さなくてもいいのだ。
子ども達が望む専門学校や大学にも進学させた。
お金は無かったが、彼女はいつも子ども達の事を考えていた。
少しの時間でも必ず子ども達を見つめていた。
そんな彼女の愛情は、しっかりと子ども達に伝わっていた。
子ども達もまた、頑張る母の背中を誇らしく見つめていたのだ。
必死に駆け抜けた彼女がふと立ち止まったのは、子ども達が立派に成長し巣立った後だった。
彼女には仕事だけが残った。
辛い時には仕事と職場の人達、そして近所の人達に救われた。
その感謝を彼女は決して忘れなかった。
周りのたくさんの人達に支えられて今があるのだと。
だから子ども達を守り抜いてこられたのだと。
退職した今でもよく感謝の気持ちを口にしている。
大人になった子ども達は、いつも母を想っている。
どんなに忙しくても疲れていても愛情たっぷりの手料理で育ててくれた母を、彼らは決して放ったらかしにはしない。
今度は自分達が母を守る番なのだと、口には出さないもののそう決意しているのだ。
頼れる大人を3人も育て上げた彼女は、子ども達をどうやって育てたのか記憶にないと言う。
ただ、構ってやれなかったという後悔だけがあるそうだ。
特に末っ子は2歳からずっと放ったらかしだったから、と。
いわゆる3歳児神話を気にしているようだ。
だから私は彼女に言った。
「息子さんはそんなふうに思っていませんよ。」
ふと、彼女の顔がほころんだ。
「もう必死だったから。なりふり構わず、ただ、がむしゃらに生きて来ただけだから。」
ただ、がむしゃらに。
彼女がよく使う言葉だ。
その言葉を聞く度に胸の奥から熱いものが込み上げてくる。子どもを産んでからは特にそうだ。
親になったからと言ったって、誰もが彼女のように子どもを守り抜けるわけじゃない。
夫婦揃ってたって、子を育てるのも生活を守るのも息切れするほど大変なのだ。
それなのに。たった1人で3人の人生を背負って。
どれだけの不安に押し潰されそうになった事だろうか。
どれだけ涙に暮れた夜を明かした事だろうか。
その苦労は計り知れない。
そんな中で。
よくぞ守り抜いて下さいました。よくぞ育て上げて下さいました。
おかげで今の私達の幸せがあります。
お義母さん。
「めちゃくちゃ愛されて育った」
酔っ払った時にうっかり口を滑らせた息子さんの言葉です。
彼はひた隠しにしていますが生粋のマザコンです。
嫁にはわかります。
だから、後悔なんて要りません。
強いて言うなら、息子さんを放ったらかしにしているのは嫁の私です。
「ドラ母ちゃん、子ども達が小さい今は大変な時期やけど、後でどれほど戻りたいと願っても戻れない、かけがえのない日々やな。」
ついついイライラしてしまう毎日に、姑がくれたこの言葉は、私の大切な宝物となった。
おわり。
今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。
それでは、また♪
タクシー運転手さんに濡れ衣を着せられた話
どうも。ドラ母です。
前回 ⬇️
とは打って変わって、何してくれんねん!?と目をひん剥くほどの対応をしてくれたタクシー運転手さんのお話です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
それは独身時代、母と2人で駅に行く為に乗ったタクシーの車内で起こりました。
そのタクシーの運転手さんは、とても気さくな楽しい方でたくさん話しをしてくれました。
途中までは。
何の話をしていたのかはすっかり忘れてしまいましたが、どうでもいい内容だった事は確かです。
もうちょっと運転に集中してくれへんかなーと思うくらいにテンション上げて喋りまくる運転手さん。
私達が行き先を告げてからずっと陽気に話し続けてくれていたのに、突然黙り込みました。
うん?どうしたのかな。
こちらから話しかけても返事はありません。
道に迷ってるわけじゃないのに何だろう。
隣の母も不思議そうにしています。
まぁ、運転に集中してくれる方が安心だから、と私達も黙り込みました。
目的地まであと少し。
急に静まり返った車内で、運転席の人が何やら不自然な動きを始めました。
運転中なのにモゾモゾゴソゴソ。
やたらと下半身を動かしています。
母は気付いていません。
おいおい大丈夫か、この人。
むっちゃ動くやん。
下半身をくねらせながらちゃんと運転できるものなのか、ペーパードライバーの私は不安でたまりませんでした。
そして、次の瞬間。
車内に腐った卵より10倍強烈なにおいが立ち込めました。
やりやがったな!!
臭い!臭すぎる!密室で何すんねん!
「えっ!?くさっ。ちょっと…」
窓の外を見ていた母もさすがに気付きました。
そして、
「ちょっと!もう…恥ずかしい子やわ〜」
と小声で言いながら私を見て来ました。
えっ!?
完全に私を疑っています。
違う、違うよ!
違う。私じゃないってば。
私のはここまで臭くないやんか!
必死に目配せしますが母は気付きません。
そうこうしているうちにスーッと運転席の窓が半分開きました。
「大丈夫ですか〜?」
軽い感じで聞いてくる運転手さん。
何が大丈夫や。大丈夫ちゃうわ。息苦しいわ。
母「ごめんなさいね〜」
運転手「いえいえ。」
何が"いえいえ"や。
…って、え?
いえいえ?
ちょっと待って?
この人、まさか!?
私に濡れ衣着せてる!?
小声でも狭い車内では聞こえたはずの母の声。
うそやろ!?
腹立つ!!オナラは生理現象やから出るのは仕方ないにしてもやな!
黙ってんのを良い事に人のせいにするとは!
よし!言ってやる!私じゃないってハッキリ言ってやる!!
換気のおかげでやっとにおいが消えた頃、込み上げる怒りを抑え切れなくなった私が身の潔白を晴らそうとしたその時、
なぜか運転席の窓が全開になりました。
そして次の瞬間。
くっさ!!
さっきより強烈なにおいが車内に充満しました。
くさい。臭すぎる。
窓が開いているのに何という威力!!
それは一瞬にして私の戦意を消滅させてしまうほどでした。
「ちょっと、いい加減にしなさい!」
笑いを堪えながら小声で私に注意する母。
違うってば。これはどう考えても私のにおいじゃないやんか。ねぇ、お母さん、わかるでしょ。
逃れられない臭いに意識が遠くなりかけた頃、やっと目的地に着きました。
運転手「はい。着きましたー。ありがとうございましたー。」
心なしかスッキリしたように見える運転手さんは満面の笑みで振り返りました。
そして
運転手「あ、これ、良かったら…ほんの気持ちです。」
とアメ玉を2つくれました。
いらんわ。
…とは言えず、
私「あ、ありがとうございます。」
と頂きましたが、ズボンのポケットから取り出されたソレを食べたのかどうか記憶にありません。
音も無く忍び寄る悪臭から逃げるようにタクシーを降りた私はフラフラでした。
吐きそう。なんで他人のオナラをあんなに吸い込まなあかんねん。
降りてすぐに母に言いました。
私「さっきの、運転手さんのオナラやし!」
母「えっ!?」
我が子のオナラだと思って余裕こいてた母の顔色が急激に青ざめました。
母「オエッ。」
タクシー運転手さん、本当に大変な仕事ですよね。
そりゃ、突然オナラしたい時もお腹痛くなる時もありますよね。
仕方ないです。
あの頃は若気の至りでついつい腹を立ててしまいましたが、もしまたタクシーで同じ目にあったら…
黙ってます。安心してください。
あ、でも、窓は全席全開でお願いします。
例え冬でも、そこだけはよろしくお願い申し上げます。
今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。
それでは、また♪
占いタクシーに乗った話
どうも。ドラ母です。
実家暮らしで羽振りがよかった独身時代、私は事あるごとにタクシーに乗っていました。
たまに、何してくれんねん!?と目をひん剥くほど酷い対応をしてくれた方がいましたが、ほとんどがとても優しい運転手さん達でした。
たくさんの運転手さんに出会いましたが、中でも特に忘れられない方がいます。
彼はただのタクシー運転手ではなく、目的地に着くまでひたすらタダで占ってくれる占いができるタクシー運転手さんでした。
当時50代くらいのその運転手さんは、行き先を告げる私をバックミラーでチラチラ見ながら言いました。
運転手「お客さん、よく風邪ひかれるんじゃないですか?寒い冬には冷たい水やアイスクリームは控えて体を温めた方がいいですよ。」
それは真冬の寒い日でしたが、私は風邪などひいていませんでした。
が、
毎日冷たい水を飲み、大好物のバニラアイスクリームを食べ、しょっちゅう風邪をひいていました。
私「え、な、なぜそれを!?」
驚きのあまり、学芸会かよってくらいの棒読みセリフを発した私の反応を見て、彼はたいそう喜びました。
運転手「いやぁ、私ね、今、占いにハマってましてね。当たってました?」
私「は、はい。めちゃくちゃ当たってます。」
運転手「そりゃあ、良かった。ところであなたのお母さんの夢、叶えた方が良いですよってお母さんにお伝えください。自分のお店を持つ夢。」
私「え!?」
当時うちの母親は小さなカフェを経営したいと毎日のように言っていました。
私「え、な、な、なぜそれを!?」
大根役者のようなセリフを発しながら、びっくりしすぎて後部座席の背もたれに背中と両腕を貼り付け、座りながら後退りするというオーバーリアクションをして見せる私に、満面の笑みを浮かべながら、続けて彼は言いました。
運転手「わかります。わかります。あなたを見てたらよくわかるんです。お母さん、自分の店を持ったらすごく生き生きすると思いますよ。働くのが好きな人だから。」
私「なぜ…」
なぜそれを知っている!?
ずっと専業主婦だった母親は、外で仕事をしたがっていました。
ただ、うちの頑固な昔気質の父親の反対で働きに出るのを断念していたので、その頃は溜まった鬱憤に母が押し潰されてしまいそうな、なんとも危なげな時期だったのです。
運転手「お父さんはものすごく頑固な方なんですね。お母さんの夢を叶えたら、もっと家庭が良くなりますよ。」
私「ありがとうございます。」
すごい。すごいなこの人。
私からは何の情報も発していないのに、私の外見や雰囲気だけでそこまでわかるとは。
運転手「今はまだ勉強中なんですけれどね、良かったらもっと占いましょうか?」
私「ありがとうございます!じゃあ、お願いします。」
運転手「あなた、妹さんいますよね?」
私「はい。え、さっきから、何でそんなに分かるんですか!?」
運転手「あはははは。あなたを見てたらわかるんですよ。」
ま、まさか、占いじゃなくて霊的なチカラなのか!?
運転手「誕生日を教えて下さい。」
あ、占いでしたか。
私「1980年4月10日です。」
運転手「絶対に触りませんから、少し手のひらも見せて頂けますか?」
はい、占いですね。安心しました。
ちょうど目的地に着いたところだったので、手のひらを見せました。
もちろん彼は決して触れませんでした。
運転手「料金メーターは切っておきますから安心して下さいね。うんうん。あなたは今、心の中で気になっている方とは違う人と結婚されますね。33歳くらいまでには。」
私「え!?私結婚できるんですか!?嬉しい!!ど、どんな人ですかね?」
当時確かに、気になってる人がいましたが、誰だったか思い出せないくらい今となってはどうでもいい人です。
運転手「優しい人ですよ。」
なんともありきたり…。
運転手「妹さんはもう結婚されてますか?」
私「え、まだです。」
運転手「妹さんの誕生日は?」
私「1983年2月10日です。」
運転手「ずっと付き合ってる人いますよね、妹さん。その人と結婚されますよ。うーん。なんか気になるなー。妹さんの彼の誕生日わかりますか?」
私「1980年3月20日です。」
運転手「うんうん。はいはい。あー、やっぱり。その彼、すごいですよ。自分の願った通りに人生が拓けて行く人ですよ。妹さんいい人見つけましたねー。その人を絶対離さないように伝えてください。」
高校時代から付き合ってる2人の事も言い当てた彼の言う通り、義弟は自分の願いをことごとく現実にし人生を切り拓いて行く人です。現在は願い通りに家族でアメリカに住んでいます。
運転手「妹さんの手のひらを見てないからハッキリとは分かりませんが、お子さんが2人生まれるはずですよ。多分、女の子が2人。手を見てないから違うかもしれないですが。」
現在妹は2人の子どもの母です。女の子と男の子。手のひらを見てたらドンピシャだった事でしょう。
私「すごい…。なんか、これまでのどの占い師さんより当たってます…」
驚き疲れた私を見て、彼は優しく言いました。
運転手「いやいや、お客さんが素直な方だからわかりやすいんですよ。良ければもっと占いましょうか?何か気になる事はありますか?」
私「はい…。ずっと気になってる事があります。私は将来、子どもを授かれるんでしょうか。」
物心付いた頃から母になるのが夢だった私ですが、ずっと生理不順に悩み、当時通っていた産婦人科では、自然妊娠は望めないから結婚したら不妊治療した方が良いですよと勧められて落ち込んでいました。
運転手「もう一度手のひらを見せてください。あ、大丈夫ですよ。ちゃんとお子さん産まれますよ。それも2人。女の子と男の子。一姫二太郎!良かったですね!」
私「本当ですか!?嬉しい!ありがとうございます!」
運転手「冷たい水ばっかり飲んでないで、体を温めてくださいね。」
私「ありがとうございます!」
運転手「あ、最後に…。やっぱり、あなたのお母さんのことがすごく気にかかりますから、ちゃんとお伝えして下さいね。必ず成功するから、夢を叶えてください、と。」
私「わかりました!」
友人との待ち合わせ時間が迫っていたので、お礼もそこそこに焦って運転手さんとサヨナラしてしまった事を未だに後悔しています。
しっかり名前を聞いておけば良かった。
友人と過ごした後、飛んで帰って全てを母に話しました。
母はとても喜びました。
その日から、母はなんだか吹っ切れたように元気になりました。
残念ながら夢は未だに叶えられていませんが、店を持った方が良いくらいの料理の腕前です。
お母さんは必ず成功する。
そう言ってくれたあの運転手さんにまた会いたい。
何度かタクシー会社に問い合わせて探しましたが名前が分からないので見つかりませんでした。
時が経つほど現実になっていく運転手さんの占い。
その後30代で結婚した私の旦那は、占い通り優しいだけが取り柄の人です。(遠回しの悪口やめろ)
女の子と男の子を授かり、母になる夢が叶いました。
あのタクシーで過ごした時間は幻だったんだろうか。私達家族に夢と希望を与えてくれた天使だったんだろうか。
正月中の昼下がり、遠い目で昔を懐かしんでいると、運転手さんのもうひとつの言葉を思い出しました。
運転手「妹さんの旦那さんになる人ね、脂肪肝に気をつけてくださいね。脂肪が付きやすいみたいですから。」
つい先日、妹からLINEで送られて来た義弟の身体が1年前に会った時から3倍に膨れあがっている姿を見て確信しました。
やはり、最強の占い師だ、と。
素敵な出会いはどこに転がってるのか分からないのですから、人生って不思議なものですよね。
さて、母と一緒に夢の話しでもしようかな。
終わり。
今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。
☆それでは、また♪☆
鬼滅の刃談義で盛り上がるくせにほとんど知らない役立たず夫婦
どうも。ドラ母です。
鬼滅の刃、面白いですよねー!
空前絶後の大ブームですもんね!
私は普段アニメはほとんど観ないんですけど、鬼滅はハマりましたね。
こんなにハマったのは進撃の巨人以来です。
確か進撃の巨人は深夜帯に放送してましたよね?だから結局1話くらいしか観てなくて、単行本は1巻読んだだけなんですけど、ハマりましたね。
リヴァイがカッコ良くて彼が登場した瞬間に一瞬でハマりました。
いつか漫画を全巻読破してアニメも全話観てやるぞ!なんて思ってたら今度は鬼滅の刃ですからね〜。
時代が移り変わるのが早すぎて全然ついていけないです。
何?鬼滅?なんやそれ?
生まれてこのかたずーっと流行りに疎い私がその存在を知ったのは昨年の夏頃なんですけどね。
娘が「幼稚園で鬼滅の刃ごっこに入れない」と言うもんですから、「なんやそれは?桃太郎か?」「いや違う。タンジロウとネズコや。」となったのがキッカケでした。
「よし、ママが調べるから任せとき。」と意気揚々とスマホに向き合うと、出るわ出るわ鬼滅の刃。
いつの間にこんなに話題に?
これまでの人生で何度もやって来たブームというブームにことごとく乗り遅れて来た私。
皆んなどうやって鬼滅を知ったの?
更に調べて行くと血の登場シーンが多いとの事。
ふーん。
そりゃちょっと、親が観てからの判断やな。
何せうちの娘は怖がりなのでそこは慎重に調べる事にしました。
それでちょっと観てみたら…
飛ぶわ飛ぶわ、生首と鮮血。
うーん。ちょっとうちの子には刺激的。
一応、娘に聞いてみると、「血が出るなら絶対観たくない!」と言うのでうちでは観ない事になりました。
だけど鬼滅の刃の歌…紅蓮華を覚えたいと娘が言うもんですからYouTubeで紅蓮華の動画を何回も再生してるうちに、映画"無限列車編"の予告動画を目にしてハマりましてね〜。煉獄(れんごく)さんに。
鬼滅の刃の知識も何も無いのに無限列車で猗窩座(あかざ)と闘う煉獄さんにハマりにハマりましてね〜。
こりゃ、鬼滅の刃観なあかんわ、というワケで、少し前に放送された"柱合会議・蝶屋敷編"てのを観たのですよ。夫婦で。
そしたらまたそれが面白くってハマりまくってしまいましてね〜。夫婦で。
ちなみに娘も観たのですよ。途中まで。
"柱合会議・蝶屋敷編"はあまり血が出なくて子どもが見易かったので途中までは一緒に観たんです。
最後の血がブシャブシャ飛び散る場面(世間ではパワハラ会議と言われるそうですね。調べましたヨ。)以外はね。
それからはもう"無限列車"観たくて観たくてたまらなくて気がついたら夫婦で鬼滅の刃の話しになってしまいます。
悲しい事に私達は夫婦揃って流行りに疎いのです。
私「あー!無限列車観たいー!」
旦那「観たいよなー。俺も観たいー!」
だったら映画館行けよって話なんですけど、うちの1歳児が後追い酷くて2時間近くも離れてられないのですよ。
後は…コロナが怖い。
しっかり感染対策をしてくれてるとは言いましても、10年ほど前に映画館でマイコプラズマ肺炎に感染した経験がある私に取りましては怖いのです。
だからうちは無限列車を映画館で観れません。
悔しい!アレは絶対映画館で観た方がいいに決まってるのに!観た事ないけど。
旦那「炭治郎(主人公)って煉獄さん(鬼退治する強い人)の弟子なんやろ?」
私「いや、知らん。そうなん?」
旦那「えー!絶対そうやって!だって炭治郎、ヒノカミカグラ(何かわからないけど火を出す技)使えるんちゃうん?」
私「え、そうなん?何それ?火を出すの?炭治郎って水を出すのちゃうの?子ども達がよく言うやん。水の呼吸!イチノカタ!って」
娘「違うで。全集中!水の呼吸!イチノカタ!やで。」
私「そうそう、それ。冨岡義勇(鬼退治する強い人)の弟子なんちゃうの。水遣いやから。」
旦那「でも火も出せるはずやで。」
私「ウソー!水と火やったらチャラになるやん。」
旦那「はぁ?何言ってんの。アホちゃう?」
私「アホちゃうわ。考えてみたらわかるやん。水を出しながら火を出したら火が消えてしまうやんか。」
旦那「ワケわからん。ところでさ、煉獄さんて何歳なん?」
私「知らんがな。何で鬼滅の刃をほぼ知らん私が煉獄さんの年齢知ってるねん。胡蝶しのぶ(鬼退治する強い人)は18歳らしいけど。」
旦那「いや、逆になんで胡蝶しのぶの年齢だけ知ってるねん。」
娘「炭治郎は13歳で禰󠄀豆子(主人公の妹。鬼にされた)は12歳らしいで。ママに聞いた。」
旦那「え、炭治郎13歳なん!?あんなしっかりした13歳いる!?あー。わかった。昔の人やからやわ。だからしっかりしてるんやわ。」
私「それにしてもしっかりし過ぎよね。大人より人格者やんか。知らんけど。」
旦那「じゃあ煉獄さん18歳くらいなんちゃう?冨岡義勇は19歳らしいし。」
私「え、冨岡義勇って21歳ちゃうの?でもさ、煉獄さんは18歳じゃないわ。32歳くらいやろ。なんか威厳ありすぎやん。強いし。知らんけど。」
旦那「いやいや、32歳ではないで。絶対18歳くらいやで。ていうかさ、そこまで色々と登場人物の年齢調べといて何で煉獄さんの年齢調べてないの?」
私「寝る前に調べてて途中で力尽きたから。」
旦那「ふーん。柱(鬼退治する強い人達)って何人なん?」
私「9人ちゃうの?」
娘「ずっと泣いてる人いるよな。お数珠付けてる人。な!ママ。」
私「いるいる!お坊さんなんかな。」
娘「善逸(主人公の仲間)ってカミナリやろ?」
私「え、そうなん?雷の技出さはるん?」
旦那「そうらしいで。」
私「へー。」
旦那「鬼ってさ、上弦の鬼と下弦の鬼とか何あれ?」
私「強いのが上弦で弱いのが下弦ちゃうの?知らんけど。」
旦那「柱って何人くらい死ぬの?全員死ぬん?」
私「知らんがな。」
旦那「無惨(むざん。鬼のボス)て死ぬワケないよな。どうやって倒すん?」
私「知らんわ。漫画の最終巻だけ買って読んだら?けど鬼って太陽に弱いんでしょ?ヴァンパイアみたいやな。」
旦那「何で最終巻だけ買って読むねん。そんなんしたらアホやん。禰󠄀豆子って人間に戻るん?」
私「知らんわ。」
旦那「戻るやろうな。でないと話終わらへんもんな。無惨てさ、無限列車に出てる手に口ある鬼やろ?」
私「違うわ。それは魘夢(えんむ)や。」
旦那「マジで!?じゃあ無惨て誰!?」
私「柱合会議観たやろ?それの最後の方に出て来てた怖いのが無惨。何観てたんやな。」
旦那「無惨て女の人なん!?」
私「違うわ。あれは変装してたの。無惨は男。」
旦那「何で知ってるん?」
私「調べたから」
旦那「じゃあさ、無限列車で目がいっぱい付いてる鬼いたやん?あれは上弦の何?」
私「知るワケないやんか、無限列車観てないんやから!だいたいさ、鬼滅の刃知らん者同士で語り合うのやめようよ。疑問が全く解決しーひんやん。」
旦那「確かに。無駄に知識深まるだけやんな。」
私「深まってないし。ぐちゃぐちゃになってるだけやし。」
娘「そんな事で喧嘩しんときーや。」
私「大丈夫よ。喧嘩じゃないよ。」
旦那「しゃあないな。とりあえず無限列車観なあかんな。」
私「そうやな。」
などと、無駄に家庭で鬼滅の刃談義をする度に観たくてたまらなくなる映画"無限列車"。
先日、その話をママ友にしましたら、
ママ友「無限列車?観たでー!めっちゃ良かったでー!特にカラスが良かったわ。」
私「カラス?何それ。」
ママ友「柱にはそれぞれカラスがいるねん。それがまた良い働きするねんけど…。え、ていうかさ、それも知らんくらいなら、無限列車観てもワケわからんと思うで。どこまで観たん?」
私「柱合会議・蝶屋敷編ていう映画だけ。」
ママ友「え、この前やってたやつ?それ映画ちゃうで。それしか観てないの?」
私「うん。それだけ。アニメ最初から観ないと無理?」
ママ友「無理やな。多分。DVD借りておいで。それか、漫画貸したげるわ。誕生日に旦那が買ってくれるから。」
…という事だそうです。
旦那「マジで!?DVD全話観る時間ないよなー。」
私「ねー。夜は寝たいからねー。漫画貸してもらえる日を待とう。」
旦那「そうやな。」
私「でもさー。漫画読むより映像で観たいのよ私は。煉獄さんの声とか動きとか。だからもう無限列車だけでいいのよ私は。」
旦那「諦めんの?それでいいの?」
私「うん。それでいい。」
旦那「じゃあそうしよう。無限列車がDVDになるまで待とう。」
私「うん。」
旦那「ところでさ、ママ友の誕生日いつなん?」
私「知らんがな!」
…てゆーかさ、
買えよ。
そんなに読みたいなら買いなさいよ。もう、ほんまに。
旦那「まぁいいや。スマホでネタバレ読もーっと。」
私「あーそれいいね。そうしよーっと…え、煉獄さん…20歳やって。渋すぎるやろ…。」
こうして経済を1ミリたりとも回すこと無く自己満足で終わってしまう役立たずな夫婦なのでした。
だけどね、宣伝はしっかりしておきましたよ。アメリカに住む妹家族にもね。
私「えー!?鬼滅の刃知らんの!?日本ではすっごく人気やから、いずれそっち(アメリカ)にも渡るやろ。とにかくめっちゃくちゃ面白いからまた見といて!うちらめっちゃハマってるからー!!」
妹「…どんな話なん?」
娘「鬼が人間を食べて、人間が鬼の首を切って血がいっぱい出て死ぬ話だよ。」
妹「エグい…。」
おわり。
今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。
☆それでは、また☆
初夢に震えた話&今年の目標
あけましておめでとうございます。
元旦の朝方に初夢を見ました。
私は毎日フルカラーの超リアルな夢を見るんですけど、今回の夢は特にリアルでした。
夢か現実かわからないくらいのリアルな夢の中…近所に住む母が突然家に来て笑顔で言うのです。「お金返して」と。
「え、お金!?いくら借りてたっけ?」
何か立て替えて貰ってたかな、と聞いてみると、
「1万円」と母が答えました。
「1万円!?1万円なんて何で借りたんやったっけ!?覚えてないわ。ねぇ、何で借りたんやった?」
予想外の金額に目をひん剥いて母を問い詰める私。
「何に使ったかだなんて知らないよ。とにかく1万円早く返して。」
終始笑顔で催促する母。
「わかった…。」
母が間違えるはずもないしやっぱり借りたんだろうと渋々財布を探すも見つかりません。
すると母が真っさらの財布を渡して来ました。
「はい、これ。実家に忘れてたよ。」
と。
渡されたそれは私の物では無い、真新しいVUITTONの財布でした。
「え、これ私のじゃない。VUITTONとか持ってないし。」
狼狽える私に母は笑顔で言いました。
「何で自分の財布忘れてるのよ。面白い子ね。」
母のその様子に、そっか、これは私の財布か。と何故か納得して受けとりました。
確か財布には千円札が10枚入ってたはずだから今のうちに返しておこう。
そう思って中に入ってた千円札を数えてみると、7枚しかありません。
え、7千円しかない…。おかしいな。
くしゃくしゃになった千円札のシワを伸ばしながらもう一度数えて見ますがやはり7枚しかありません。
どうしよう…。足りない…。
しかもこれは今月の食費。
この7千円で食い繋いで行く予定だったのに借金返済で使ってしまったら今月どうしたらいいの!?
悩む私。
握りしめた7枚の千円札が手の中でまたくしゃくしゃになっている。
あぁ、どうしよう。どうしよう。。。
どうやって生きて行けばいいんや。
まだ小さな子ども達がいるのに。
どうしよう。助けて。誰か助けて。
悩んでる途中で目が覚めました。
え、ちょっと待って。今のまさか、初夢!?
元旦早々お金に困る夢!?
恐ろしすぎて震えました。
うちは決して裕福ではないので、あまりのリアルな夢に心底ビビりました。
くしゃくしゃになった7枚の千円札の感触がまだ手の中に残っています。
急いでスマホを手に取り、夢占いで検索するとお金が足りない夢は吉夢だそうで、逆にお金が手に入るそうです。
ふー。良かった。お金が手に入るのかー。
なんやろ。宝くじ買ってないのになんでお金が手に入るのかな。
今、頭の中で練りに練っている未だに完成してない自作絵本がベストセラーになるんかな。
それとも旦那が大出世なさるのかな。
もしくはとんでもない値段になる骨董品が押し入れの奥からひょっこり出て来たりするのかな。
ま、いっか。もう一回寝よう。
目が覚めると、旦那が先に起きていました。
「おはよう。今月の食費置いといたで。」
旦那が指差しているキッチンカウンターを見ると、そこには無造作に置かれた食費がありました。
お金が手に入る…初夢のあの意味は…
毎月の食費が手に入る。
って事でした。
……。
食費を頂けるなんてありがたいです。
ありがたいんですけど、大いなる期待をしてしまったが為になんだかガッカリしてしまいました。
旦那が一生懸命働いて稼いで来てくれた食費にガッカリするなんてこのバチ当たりが!!
と、厳しく自分を戒めた、なんとも複雑な2021元旦の朝でした。
そして心に決めました。
初夢も怖いし、食費も今よりアップしたいし、今年は何か家で出来る仕事を見つけよう。
とにかく貯金しよう。
✨お金を稼ぐ✨これが今年の目標です。
こんな私ですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
それでは、また♪