うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

偏食&少食な子どもあるある20選

どうも。ドラ母です。

 

うちの子ども達は偏食&少食です。

 

そんな子ども達に毎食お腹いっぱい食べさせるのは一苦労。

 

真っ向から向き合うとこっちが疲弊してしまう彼らの言動も、開き直ってネタにしてしまえばちょっとは楽しめ…るかもしれないなってことで今回は【偏食&少食っ子あるある】を20個集めてみました。

 

偏食&少食っ子と無縁の方にはドン引き必至のラインナップです。

 

もしも暇を持て余してらっしゃったら、チラッとご覧下さい。

 

 

 

偏食&少食っ子あるある(我が家の場合)

 

1.食に欲はあるけどろくに食べない

食べたい物、食べてみたい物はあるけどほんのちょっとでいいんだよね。(お菓子は別腹)

 

2.どんな工夫も通用しない

早寝早起き、運動、キャラ弁、お菓子抜き、一緒に料理、家庭菜園…

全て撃沈。ギブアップ。

 

3.水分摂取も一苦労

水の入る余地すらない。

 

4.味より食感重視

甘いトマトやコーンより、キュウリ·れんこん·ブロッコリーの茎がお好み。

 

5.最低1時間、最高4時間

もちろん、食事時間の事デス。

 

6.ひと口の量が少な過ぎる

それで本当に味がわかるんですか、アナタ小鳥ですか、と言う程に。

 

7.「おかわり」なんて言えない

与えられた量を完食するのが最大のミッション。

 

8.「お腹空いた」って言わない

だって空かないから。

 

9.びっくりするほど食べる時がある

年に2回ほど。あれ何?成長期?

 

10.“超低燃費だからサバイバルには向いているかも”などと謎の適性に期待してしまう

偏食&少食な我が子の(食に関する)長所をしらみ潰しに探した結果。

 

11.何を作っても無駄に終わるので親が料理嫌いになる

当然ですよね。やってられるかってね。

だけど余程の料理好きなら話は別。

 

12.自分の舌に合う理想の食べ物を探し求めている

だから意外にも料理番組がお好き。

 

13.好きになったらとことん食べて速攻で飽きる

ウインナーとか冷凍カツとかアンパンマンの野菜せんべいとか、ドハマリしたけど今は食べない物が結構ある。

 

14.あまりにも食べないのでなぜ生きているのか不思議に思う

たまにやってる「人体の神秘」っていうドキュメントに出れそう。

 

15.好きな物を食べる時のスピードが半端ない

それがだいたい体によろしくないものだから見ていて辛い。

 

 

16.手作り料理より断然ジャンクフードが好き

我が子の体を案ずる反面、料理嫌いに拍車がかかる。

 

17.チョコは貴重な栄養源

「チョコレートは栄養価が高くて体に良い」って噂に藁をもすがる思い。

 

18.食事中にとんでもないことを言い出して周りをドン引きさせる

釜揚げしらすを食べていて…「シラス達と目が合ってかわいそうで食べられない」

 

豚肉を食べていて…「これは誰が死んだ肉?」

 

キャラ弁を見て…「うわぁ。可愛いね。だけどそれ(スライスチーズ)も、それ(レタス)も、それ(プチトマト)も、それ(卵焼き)も、それ(しめじ)も、それ(アスパラの肉巻き)も食べられないから要らないよ。」

 

19.ろくに食べないから虚弱体質

食べてくれさえしたらもっと元気なはずなのに。

 

 

20.自分が偏食で少食だということを実は誰よりも気にしている

健気よね。ついついイライラしちゃうけど、いちばん辛いのは本人だもんね。

だから無理強いなんてできないよね。

大丈夫。いつかきっと食べられる。

だって美味しいもん。

 

はぁ~ ………

 

今日の晩御飯、何にしよ。

 

何なら食べるかな。

 

あ、カルボナーラにしよ。冷凍の。

 

隣にちぎったレタスとトマトのサラダ置いとこ。

 

食べないだろうけど。

 

どんなに嫌いなものでも、食卓に並べさえしたら、きっといつか食べられるようになるってママは信じてるから。

 

だけど手は抜かせてもらうよ。

 

あんまり頑張って作ったら疲れちゃうからさ。

 

ゆる~く見守ってるよ。

 

ドンマイ。ママと子ども達。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

以上、偏食&少食っ子あるあるでした。

 

おわり。

 

 

デブの決意なんてこんなものだから痩せられないんだね

緊急事態宣言が終わって久しぶりに会えた親戚の子に「背中がデカ過ぎる」と言われたあの日、通算265回目のダイエットの決意を固めました。

 

背中に肉が付くって相当でしょ。

 

最近なんか内腿が擦れて歩き辛いな、とか、腕が短くなった感じがして上に挙げ辛いな、埴輪ってこんな気分なんかな、とか薄々自分に起きてる異変に気付いてはいたんですけど背中は知りませんでしたからね。

 

え、背中って太るん!?って。

 

目が合うたびに

「デブスイッチ♪」

などと言いながら私の顔をスイッチのようにポンと押す彼は若干4歳。

 

ケラケラ笑いながらスイッチを押し続けてくれました。

 

「え、おばちゃんの顔全部がデブスイッチなん?」

 

あんまり「デブスイッチ!デブスイッチ!」とうるさいもんだから聞いてみると彼はケラケラ笑いながら答えました。

 

「そうだよ」

 

そうか。そうだったのか。じゃあこれから顔触らんとこ。

 

そう思った瞬間、彼が言いました。  

 

「運動したらいい」

 

え。

 

「運動したらいい。いっぱい走ったら、痩せる」

 

たどたどしい言葉で的確にダイエット方法を指南してくれる彼を、私はこう呼ぶ事にしました。

 

「コーチ!!」

 

それからはコーチの指示に従い小一時間ほどスクワットやらトランポリンやら走るフリやらの運動をして何年ぶりだ?っていう気持ちのいい汗をかきました。  

 

これはいけます、コーチ。

 

このメニューなら痩せられます、コーチ。

 

喜びも束の間。  

 

またもデブスイッチを押されてしまい、一気にやる気をなくしました。

 

運動ってした直後は気分爽快になるけど一旦中断すると二度としたくなくなるものなんですよね、デブにとっては。

 

だって重たいもん(大量の脂肪)背負ってますからね?  

 

デブが運動する時は標準体重の人が10キロの米を担いで走るのと同じくらい、いや、それ以上の負荷がかかってるようなもんなんですから。 

 

誰がそんな苦行を自ら進んでやるんだよって話ですよ。

 

特に、痩せたところで美人になる訳じゃないデブはもう開き直ってますからね。

 

痩せたところでたいして人生変わらへんやろと。

 

顔面偏差値も全く変わらへんやろと。

 

今下手に痩せたら食費を大幅に削り出したなって親に心配かけるだけやろって。

 

いきなり運動し出して心臓止まったらどうするん?

 

…って、ダイエットが産み出すデメリットを無理矢理見つけ出しては運動から逃げているからこそ、だからこそデブからなかなか抜け出せないんです。

 

♪わかっちゃいるけどやめられないんだ

デブライフ

残飯整理にかこつけて

気づけば食べ過ぎデブランチ

ついつい押しちゃうデブスイッチ

 

なんてくだらない歌を作って熱唱していたら、1歳の二太郎に平手打ちされました。

 

最近、うちの愛息子は私が大声で歌うと平手打ちしてきます。真顔で。

 

多分、余計なこと言ってないでさっさと痩せろって事だと思います。

 

が、「痛い!叩いたらアカンやろ!」ってちゃんと怒っておきました。本当は痛くも痒くもなくて可愛いさ100万ボルトですけど躾ですから。

 

怒ったところで口をへの字にして更に殴りかかってくる二太郎に今度は泣き真似作戦です。

 

「痛い痛い!うえーん!うえーん!」

 

泣いてる人にはやたらと優しくなる二太郎は、小さな両手で私の顔を(デカすぎて)包み込めないけど包み込む込むような仕草をして瞳をじっと見つめ、「ギュウー」と言いながら(デカすぎて)抱きしめられないけど抱きしめる仕草をしてくれました。

 

あぁ…可愛さ1000万ボルト… 

 

そんな母と弟のやり取りを横目で見ながら“ざんねんな生き物辞典”という生き物の残念だったり意外な部分を面白くまとめた本を読んでいた7歳のいち姫がニヤニヤしながら言いました。

 

「ブタってな、本当は太ってないらしいで。脂肪と思われてる部分は筋肉らしいで。」

 

「そ、そうなん?」

 

いきなり何の話やねんと思っていたら、

 

「だからママのそれ(脂肪)も筋肉やったんやな。すごいな。全身筋肉だらけやん。すごいやん。」

 

べた褒めされました。

 

「あ、あー、ありがとう。」

 

とっさにお礼を言ってしまいましたけど、よくよく考えたら違いますよね。

 

ママ、人間やから。

 

ブタさんじゃないから。

 

だからこれ(脂肪)は正真正銘の脂肪やから。

 

筋肉なさ過ぎてマシュマロみたいな柔らかさやから。

 

せっかく褒めてくれたのに申し訳ないけれども。

 

何て言おうか戸惑っているところへ旦那が言いました。

 

「良かったやん。それ(脂肪)、筋肉に見えて。」

 

良くないわ。

 

誰も筋肉に見えるなんか言って無いわ。

 

もうちょっとマシなフォローせぇよ、ふざけんなよほんまに。

 

いつでもどんなときでもフォローを間違える旦那に若干イラッとして何か言い返そうとしたら、

 

「別に痩せんでいいやん」

 

とベタ惚れしてんのかって眼差しで言われてしまい、何も言い返せませんでした。

 

どうやらうちの旦那はぽっちゃりレディーがお好みのようです。

 

おかしいな、好みのタイプは北川景子さんのはずだけどな。

 

ストライクゾーンが広がったのかな。

 

不思議に思っていると、「あ、そうだった」と旦那が通勤カバンから何か取り出しました。

 

「またメダカの卵もらったから~」

 

何!?

 

稚魚用だ、成魚用だ、クロレラ用だ水草用だとひとつずつ増やした水槽が4つも狭いベランダに敷き詰められているというのに、まだ増やす気か!?

 

嫁の怒りを背中に感じながらそそくさと新たな水槽の用意をする旦那を睨み付けていたら、いち姫が甘えて抱きついてきました。

 

「ママ~、痛いよ~」

 

痛い?

 

「え、どうしたん?どこが痛いの?」

 

心配する母に、愛らしい瞳をうるうるさせながらいち姫が言いました。

 

「骨。ママの骨が刺さって痛いんだよ~。痩せすぎたよママ。お願いだから、もっと太って。」

 

もっと太って。って。

 

あぁ…可愛さ1億万ボルト…

 

まぁいっか。

 

秋の運動会までに痩せたらいいか。

 

いくら決意を固めてもこうやって家族に甘やかされていたら痩せられないよね、って冷蔵庫のチョコレートを頬張りつつ今日もまたダイエットを先送りにするデブなのでした。

 

大丈夫大丈夫。

秋までには痩せるから。

諦めてはいないから。

 

夏が終わる頃、266回目の決意を固める予定です。

 

おわり

 

 

ヤフコメって面白いですよね

どうもこんにちは。ドラ母です。

 

いつも"ドラ母です"って書きたくて"ドラ"まで打ったら"ドラえもん"って変換されるから毎回焦って"えもん"を消していて、初っ端のその作業が面倒くさ過ぎていっその事ブログ名を"ドラえもん"に改名しようかと考えているアクセス1桁のはてなブロガーです。

 

どうぞお見知りおきを。

 

さ・て・と。

 

ちょっと余計な自己紹介を挟んでしまいましたが、私はとにかく文章を読むのが大好きで最近は毎晩ヤフーニュースやはてなブログアメブロなんかをランダムに読み漁っているのですが、中でもヤフコメを読むのが楽しくってたまりません。

 

あの、ヤフーニュースに寄せられる読者からのコメントね。

 

ヤフコメって誹謗中傷以外ならめちゃくちゃ頭いいんだろうなって人達がコメントしてるので、記事よりヤフコメ見た方が内容が理解できたりするんですよね。

 

ヤフーニュースはタイトルがさすが洗練されていて興味をそそられる記事ばかりなんですけど、いざ開いてみたら長すぎる割に内容スカスカだったり、文章が支離滅裂で意味がわからなかったりとタイトル詐欺なんじゃないのかって記事も多くて満足感を得られないことが多いんです。

 

そんな、"なんだこのタイトルと全然合ってない記事は!?"なんてモヤモヤを一気に吹き飛ばしてくれるのがヤフコメなんです。

 

「長い」とか「意味不明」とか「ライターを名乗るならもっとマシな記事を書いてください」などの鋭すぎるツッコミに戦慄するっていうスリルにハマッてしまい、ついつい読み進めてしまいます。

 

万が一自分の書いた記事がここ(ヤフトピ)に紛れ込んでしまったら袋叩きにされるな、なんて思いながら。

 

しかもヤフコメに書きこんでる人達(通称ヤフコメ民)って皆、やたらと文才ありますよね。

 

え、知らない?

 

ヤフコメってね、あの限られた枠の中でワケワカメな記事の内容を見事にわかりやすく解説してくれていて"はじめからアナタが書いたほうが良かったんじゃないですか"っていうコメントが多々あるんですよ。

 

それがまた面白くて仕方なくて夜中にケラケラ笑ってしまいます。

 

こんなところでその文才を使うんじゃないよ、お人好しだな、なんて思って見てたら面白くないですか?

 

アベノマスクが世を賑わせていた頃のヤフコメなんて抱腹絶倒の連続でしたからね。

 

よくそんな大喜利をこんなとこで披露するなアンタ、その才能がもったいないわ。

 

って思うんだよねって話をうちの旦那にしたら、なんと旦那もヤフコメファンでした。

 

「 そうやねん。ヤフコメ見た方がわかりやすいし面白いよな!」と、珍しく夫婦の意見が一致して久しぶりに話が弾みました。

 

1分ほど。

 

え、短っ!!て思うでしょ。

 

だけどうちではこの1分がここ数年での最高記録なんですよ。

 

普段はほとんど意見が合わずに話なんて弾みませんからね。

 

それもこれもヤフーニュースにツッコミまくるヤフコメ民の秀逸なコメントのおかげです。

 

ありがとよ。

 

もちろん誹謗中傷は論外ですがそれ以外のコメントはなかなか面白いのでついつい読み漁ってはニヤついている自分てホント変態だなと思う今日このごろです。

 

今日も何の話やねんて話を聞いて頂きありがとうございました✨

 

おわり

 

 

 

聞いていて辛くなる1歳児の独り言

こんにちは。ドラ母です。

 

8月で2歳になる二太郎は最近よく独り言を言います。

 

覚えたての言葉を何度も復唱したりしてひとりでブツブツ言っているのですが、その中に聞き捨てならない言葉があります。

 

それは、

 

「びーんぼーう」

 

です。

 

ここ数日は特に暇があれば「びーんぼーう、びーんぼーう」言ってます。

 

数えたわけではありませんが多分1日に100回くらいは言ってます。

 

これね、私にはどうしても「貧乏」って言ってるように聞こえてなんとも居たたまれなくなるんです。

 

だってうちはオブラートに包んで言えば金欠、ストレートに言えば貧乏なので、どう聞いたってうちのことなんです。

 

なるべく気付かないフリをしているうちの経済大ピンチを事もあろうに1歳の我が子に突きつけられるなんて、ショックで吐きそうな毎日です。

 

だけど子ども達の前で「うちは貧乏なのよ」なんて言ってないのになんでよりによって「びーんぼーう」なんて言うのか。

 

その理由を必死になって考えていたらふと思い出しました。 

 

7歳のいち姫も以前「びーんぼーう、びーんぼーう」とひたすら言っていたのを。

 

そうや!そうやった!

 

いち姫も言ってたわ!

 

ようやく思い出して当時のいち姫の言動と現在の二太郎のソレとを照らし合わせてみると…

 

恐らく同じ事を言ってるんです。

 

そう。

 

2人は、インターホンの「ピーンポーン」を「びーんぼーう」と言ってたんです。

 

ややっこしいな!!

 

 

しかし良かった良かった。

 

「貧乏」じゃなくて。

 

子ども達にバレてなくて良かったわ。

 

今はお昼寝中で静かな二太郎くんですが、目が覚めたらまた「びーんぼーう」と50回は言うと思います。

 

いくらインターホンの事だとわかっていても聞いていてとても辛くなるのが本音ですが、その辛さをバネに宝くじ売り場まで飛んで行って夢を買おうと思います。(はぁ?)

 

今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

 

無口な姑の天然っぷりに気づいた日

なんかヘンだと思ってたんです。

 

出会った頃からなんかおかしいゾ、この人は、と。

 

誰のことってうちの姑さんのことなんですけどね。

 

やっと腹を決めて私を紹介する事にした旦那に引き連れられて姑さんに会いに行ったあの日から、ずっと引っ掛かってたんです。

 

なんか違うゾ、この人は、と。

 

そもそも旦那もなんかヘンなんです。

 

私を姑さんに紹介した時のセリフが、「この人と結婚するし。魚の食べ方が上手いねん。」だったし。

 

それを聞いた時には度肝を抜かれて冷や汗が吹き出たんですが、それへの姑さんの返しが更に冷や汗を促進したんです。

 

「魚なんてアンタの姉さんも上手く食べられるやろ」

 

うわ、キタ。キタキタキタキタ。

 

嫁イビリ来た! 

 

ってその時は思って冷や汗ダラダラになったんですけどよく考えたら旦那が悪いんですよね。

 

自分の母親に結婚相手を紹介する時のセリフが「魚の食べ方が上手い」っておかしいでしょ。

 

まるで結婚の決め手が魚の食べ方が上手いから、それだけみたいに思うじゃないですか。

 

確かに私は魚の食べ方は上手いですが他にも良い所はいっぱいあるんですよ。いや、あったんですよ、当時は。

 

優しいし思いやり溢れてるし上品だしフェロモン振りまいてるしスレンダーだし美人だし上げたらきりがないんですよ(誇張表現含む)。

 

だから魚の食べ方なんてそんな私の長所ランキングのいちばん下のものをわざわざ引っ張り出して披露しなくてもいいでしょって。

 

なんで今その話出すねんてビックリしすぎて冷や汗出してたらさっきの姑さんの返答ですよ。

 

しかもそれからはなぜか旦那も姑も黙りこくって何も喋らないから、気まずい雰囲気をなんとかしようと、出されたお茶を

 

私「うわぁ!美味しいお茶ですね!」

 

って言って褒めちぎったら

 

姑「そうか。ただのお茶やけど。」

 

の一言で会話が終了したので、あ、絶対に私嫌われてるって思ったんですよ。

 

まさか警戒されたのかな。

なんで家の息子にこんな美女が?まさか美人局か!?って警戒させてしまったかな、隠し切れないこのフェロモンでってそう思う事にしたんです。

 

だってそうじゃなきゃやってられませんからね、こんな態度されて。

 

それからは会うたびに私を「まりこさん」と呼ぶ姑に、なんだこの人は、と違和感を抱くようになりました。

 

誰やねん、まりこって。

一文字もかすってないんですけど。

私ドラ母っていう名前なんすけど。

 

てっきり旦那の元カノかと思ってたら姑の弟の奥さん、つまり旦那の伯母に当たる女性と私を間違えてるのだと。

 

はぁ?大丈夫かこの人は。

いくらなんでも間違わへんやろ、そこは。

年齢も違いすぎるし。

 

なかなか子宝に恵まれないのが気になるからって旦那がいないのを見計らって「ちゃんと(息子に)モーションかけてんのか」とか言い出すし。

 

なんやねんモーションて。

 

聞くなよそんなこと。

 

思わず「はい、かけてます。」って即答してしまった嫁の身にもなれよ。

 

口開くたんびにヘンな事言うし。

 

「オープンで温めや」 

 

…電子レンジですよね。

 

「オークッションに出したんか。」

 

…オークションですよね。

 

「ちょっとポットボトルのお茶買ってくる」

 

…ペットボトルですよね。

 

「バジールって美味しいんやな」

 

…バジルですよね。

 

「最近流行りのストトコやろ」

 

コストコの事ですかね。

 

「元気か、まりこさん」

 

…誰やねん。

 

 

もう「はい」って返事しときましたけどね。面倒くさいんで。

「あ、はい、まりこです。」とか言うてましたけどね、普通に。

 

これは新手の嫌味か嫁イビリかもしかして…なんて色々思うところはありましたけど、無口で笑顔が少ないくせに口開いたら間違いだらけの人が何考えてるかなんて私にわかるわけもないんでね。

 

そこはもう合わせとこうと。

 

愛する人を産み育ててくれた人やからとりあえず大切にしようと。

 

私、良妻なんで。

 

そんなある日のことですよ、やっと確信持てたのは。

 

姑の実家で義祖母(姑の母親)の一周忌があり、そこへ行く際の服装について姑から言われたのが、

 

「身内だけの小さい集まりやから、かしこまらなくていいから。黒い服なら何でもいいから。」

 

だったんです。

 

私、え?て思いまして。

 

だってそういう時は喪服ちゃうの?って。

 

喪服持ってなければともかく、持ってましたから普通に喪服で行くやろって。

 

不思議に思いましたがすぐにハッとしました。

 

罠かもしれない!

 

大姑の一周忌に喪服を着ないなんて何考えてるん?とか言うつもりかもしれない!

 

そう思った私はバッチリ喪服で参列しました。

 

で、当日。

案の定集まった親戚はみんな喪服でした。

 

 

ただ1人を除いては…

 

「お義母さん…」

 

なんと姑ただ1人だけ、喪服ではありません。

 

白いブラウスの上に黒のカーディガン、黒のスカートに、黒のタイツとローヒール。

 

一応断っておきますが、姑は全く派手ではなく、普段はとても地味な装いです。

体型はチョイぽっちゃり。

 

その姑がよりによってその日選んだスカートは膝上ピチピチのタイトスカート。

 

そしてタイツは網タイツ。しかも太モモには大きなクモの刺繍がある網タイツです。

 

え!?

 

ちょ、

 

お義母様!?

 

どうされました!?

 

しかも法要が終わって「暑い」と言いながらカーディガンを脱いだとき、白ブラウスの下にくっきりはっきり透けて見える黒いブラジャー。

 

超セクシーでした。

 

「黒のストッキングがなくて急いで買いに行ったらコレしかなくてな。ま、遠くから見たら網タイツってバレへんやろ。」

 

え、そんな大きな網目バレバレですよ?

 

その上なんとも恐ろしい事に、姑は自分の太モモに巨大クモ(の刺繍)が這っているのに気付いていないのです。

キラキララインストーンに縁取られた派手派手巨大クモなのに。

 

「網タイツでも地味なヤツやから良かったわ」

 

とか言ってましたから。

 

その時、確信しました。

 

あ、そうか、と。

 

そうだったのか、と。

 

姑さんも色々大変なんだな、と。

 

こうして姑が生粋の天然ボケだと確信した私はそれから姑発言のほとんどを笑って受け流せるようになりました。

 

本当に良かったデス。

 

 

 

おわり。

 

今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。

 

それではまた🎵

 

 

 

 

旦那から愛されている気がしない話

子どもが生まれてからはお洒落とか美容とかへの興味がほとんど失くなって、昔はふんだんにあったはずの女らしさとか色気とかフェロモンの類いもいつの間にか消え失せてるこんな私でも、旦那への愛は大切に守っています。

 

旦那がちょっと元気がないだけで「どうしたの?」って聞くのも、旦那がちょっと頭が痛いだけで「病院行って来て。お願い♡」とか言うのも、トイレで頑張ってる最中に旦那の過敏な腸が騒ぎ出したら「ちょっと待って!今出るわ!」って途中で切り上げて急いで譲るのも、旦那が大切だからこそです。

 

普段はついついイライラしたり八つ当たりしたりしてしまいますけど、やっぱり失いたくない大切な人だから。

 

だからこそ、このブログも見せていません。

(見せられないなら書くなよ)

 

なのに。

 

肝心の旦那からは1ミリたりとも愛情を感じません。

 

なぜそう思うのかと言いますとね…

 

あれは、つい先日。

 

寝不足のせいなのか自分の肉圧のせいなのかはわかりませんが、早朝、急に胸が痛苦しくなってめちゃくちゃ焦ったって話を会社から帰宅した旦那へ手短に報告した時のこと。

 

私「わたし、今日の朝、心臓止まりかけてん。」

 

旦那「…」

 

私「めっちゃくちゃ痛くなって後ちょっとで死ぬとこやったわ。ほんまに焦った。」

 

実際にどの辺りが痛かったのか、どんな風に苦しんだのかを身振り手振りで再現する嫁に、旦那はなんて言ったと思います?

 

旦那「あ、今日、会社の人にチャンジャもらったんやった。」

 

…………

 

 

あ、今日、会社の人にチャンジャもらったんやった。

 

(※チャンジャ=韓国の珍味。魚の腸の塩辛。超美味。)

 

 

はぁー!???

 

 

私「なんやって!?」

 

旦那「だから、会社の人にチャンジャもらってん。食べる?」

 

私「食べるに決まってるやん。でもそこじゃないねん。その前にさ、心配じゃないわけ!?奥さんが死にかけたってのに。」

 

旦那「え、あぁ。生きてるやん。」

 

…………

 

 

 

え、あぁ。生きてるやん。

 

 

はぁぁぁぁーっ!?

 

 

私「ちょ、ちょっと、ちょっと待ってとりあえず!」

 

旦那「何?チャンジャいらんの?」

 

私「いるよ!食べるよ!食べますよ!でもさぁ、心臓止まるくらい痛かったって言ってるのに大丈夫のひと言もないんですか。私はいっつもアナタの心配しまくってんですけど?」

 

旦那「あ、大丈夫?」

 

 

………

 

 

あ、大丈夫?

 

 

なんやその取って付けたような薄っぺらい言葉は!?

 

 

私「大丈夫ちゃうわ!また同じことあったら精密検査受けに行かなアカンくらいの症状やわ。それくらい苦しかったんやから!」

 

旦那「あー。わかる。俺もよくなるし、それ。」

 

…………

 

 

あー。わかる。俺もよくなるし、それ。

 

 

なんやって!?

 

私「じゃあ早く病院行っておいでよ!そんな呑気に構えてる場合か。万が一の事があったらどーすんのさ!逆に心配やわ…って結局なんでまた私が心配する方に回ってるんやな!」

 

旦那「大丈夫やって。よくあることや。はい。チャンジャ。鶴橋の有名店のヤツらしいで。」

 

私「何これめっちゃ美味しいやん!歯ごたえとコクがちゃうわ、その辺のとは。うわ、ご飯が進む!ほんまに美味しい!」

 

こうしてこの日は、チャンジャによって私のピンチがうやむやにされてしまい、全く心配してもらえなかったせいで、愛情を感じませんでした。

 

そして次の日。

 

私「痛…。胃が痛い。どうしたんやろ?ストレスかな。」

 

旦那「いや違うやろ。昨日チャンジャ食べすぎたからやろ。」

 

…………

 

昨日チャンジャ食べ過ぎたからやろ。

 

 

なにぃー!?

 

 

私「確かにそうやろうけどさ、まずは大丈夫?とか心配するのが先ちゃうの?」

 

旦那「え、あぁ。大丈夫?」

 

 

………

 

え、あぁ。大丈夫?

 

 

大丈夫ちゃうわ!!!

心配されない精神的ショックがでか過ぎるわ!!

 

 

そしてまた次の日。

 

私「最近さー、プチプラファッションブログ見てるんやけどさー。」

 

旦那「プチ…?何それ?」

 

私「ユニクロとかGUとかしまむらとかの安いファッションを華麗に着こなす人達が『今日のコーデ♡』とか言って自分の全身写真を載せはるブログ。」

 

旦那「へー。」

 

私「確かにユニクロとかもオシャレやけど、ただの白のTシャツとか私みたいな地味デブが着たところでオシャレでも何でもないのよね。だから服っていうよりモデルがいいだけの話やんて思うねん。」

 

旦那「そうやな。」

 

そうやな?

 

まぁ…そうやな…

 

私「でさ、そのオシャレブロガーが美しく着こなしてるTシャツを標準体重(ウソつくな)の私が着たらこうなりますって感じでコラボしたらすごいアクセス来そうじゃない?」

 

旦那「訴えられんで。」

 

……

 

訴えられんで

 

え?

 

 

私「誰に?」

 

旦那「ユニクロとか。我社のイメージを著しく損ねたって訴えられんで確実に。」

 

私「Tシャツ着ただけで?」

 

旦那「そらそうやん。ママが着たら見た人が買う気なくすもん。」

 

 

………

 

 

ママが着たら見た人が買う気なくすもん。

 

………

 

………

 

 

…まぁ、ざっとこんなところですが以上のことがあって旦那からの愛情を感じないのです。

 

なので旦那に聞いてみました。

 

私「私のこと、愛してるん?」

 

すると

 

旦那「モチロンアイシテルデ」

 

ロボットもビックリの棒読みで答えてくれました。

 

旦那「チャンジャまたもらったからいっぱい食べや。ご飯、どんぶりに入れてあげるな。」

 

私「ありがとう。愛情感じるわ。」

 

旦那「そうやろ。」

 

こうしてまたチャンジャにうやむやにされてしまったので、近いうち旦那の本心を探ろうと思います。

 

今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。

 

それではまた🎶

 

 

 

プチプラファッションブログに触発されて人の家でファッションショーした話

つい昨日の事です。

 

いち姫が学校に行っている間に、今は空き家となっている妹宅でファッションショーを開催しました。

 

モデルはもちろんこの私。

 

ギャラリーは旦那と1歳の二太郎です。

 

なぜわざわざ妹宅で妹が置いていった妹の服を着てファッションショーを開催したのかというと、最近流行りのファッションブログに触発されてしまったからです。

 

ここ数週間、夜な夜なGoogleでいろんな記事を読んでるんですけど、ついつい目で追っているのがファッションブログでして、一般の美しい方がユニクロ、GU、しまむらという庶民の味方のプチプラファッションを見事に着こなしてらっしゃる姿を見ていたらなんだか私もその気になってしまいました。

 

プチプラファッションをオシャレに着こなすスレンダー美人の気に。

 

そんなの完全な思い込みだって鏡を見ればわかってしまうのでそこは敢えて鏡を見ずに、体重計にも乗らずに突撃したんですよ、妹宅にね。

 

ギャラリーを引き連れて。

 

いや、だからなんで妹宅やねんて話しなんですけど、うちは万年金欠家庭ですので世間一般のプチプラが普通に家計への大打撃となるので、なんとかお金を使わずにオシャレな服を手に入れたいと思考を凝らした結果、あ、あそこにあるやんか、となりまして。

 

妹宅に。

 

いつ帰国するかわからない妹のオシャレ服が着てくれる人を今か今かと待ちわびてるうちに虫に食われてしまったら大変なので、ここは姉としていっちょひと肌脱いでやるかと、実際に脱いで着てみたわけなんです。

 

妹も旅立つ前に

 

「服置いて行くから好きなの着てね」

 

そう言ってくれていたので。

 

それでは、お言葉に甘えまして、と。

 

久しぶりに開かれたクローゼットには、どこのブランドだかわからないけどプチプラではないオシャレ服がズラリ。

 

おぉ、これはこれは。

 

お待たせ。迎えに来たよ。

 

ただひとつ、ここで小さな問題があるのを思い出しました。

 

それはね、

 

サイズが合うかどうか。

 

妹は身長160センチ、体重48キロでちょっと細身のMサイズなんですけれど、

 

私の方は身長160センチ、体重62キロという標準の上限をちょっとかすってるかなって体型してまして、サイズはLL寄りのLサイズなんですよね。

 

まぁ、それだけなんです。

 

そんな小さい問題いちいち気にしてられないし、二太郎のご機嫌も伺わないといけないしで早速ファッションショーを開始しました。

 

なんとモデルが目の前で生着替えをするという特典付き。

 

ギャラリーも興奮気味です。

 

「パーパイ!パーパイ!」

 

服をチェンジする瞬間に垣間見える母の胸元を見て、まだまだ乳離れできそうにない1歳児が騒ぎ出しました。

 

「ちょっと待ってね〜。ママが変身するよ〜。」

 

早々に吹き出す汗を撒き散らしながらクイ!クイ!と小さな穴に頭を入れ腕を入れて、いないいないばあ!!

 

1枚目だというのに相当な疲労感です。

 

「ちっさ!何この小ささ!どうなってんの?」

 

だけどまぁ、サイズはともかく、似合わない事はない。

 

背筋を伸ばしお腹を引っ込め顎を引き、全身鏡の前でポージング。

 

「どう?なかなかいけるよね?」

 

突然意見を求められたギャラリー。

 

興奮しているのか鼻をヒクヒクさせています。

 

「どうって…。脱げるん?」

 

はぁ!?

 

イケてるかイケてないかの質問に脱げるかどうかの質問を投げ返してくるなんて、こんな失礼なギャラリー見たことありません。

 

「脱げるに決まってるやんか!着れたんやから!アホな事言わんといてよ全く!」

 

モデルのプライドを踏みにじられて怒り心頭な中、しっかり脱げるところを見せつけてやることにしました。

 

「ウン!ウン!ウーン!」

 

服脱ぐ時ってこんなに力むんやったっけ?

 

なんて疑問が頭をかすめましたが正直それどころではない程に身動き取れずに服の中で立ち往生していましら、不安に駆られた声をした旦那が言いました。

 

「ちょっと大丈夫なん!?濡れた水着がなかなか脱げずにもがいてる人みたいになってんで!!」

 

なんやって!?

 

濡れた水着やって!?

 

そんなわけあるかいな!!

 

アホも休み休みにしいや!!

 

と腹の中で憤慨しながら最後のチカラを振り絞りやっとの事で脱出、いや、脱ぐ事ができました。

 

「ほら見てよ。ちゃんと脱げたやん。しかしMサイズが入るなんて私まだまだ細いやんか。ねぇ?」

 

またも意見を求められたギャラリー。

 

なぜかドン引きしています。

 

「…あぁ、そう…やな…」

 

ほーら。

 

しかしいくら似合うからと言って着脱にこれほど時間を要する服は子育て中の多忙な身には多大なストレスになってしまいますから連れて帰るのはやめておきました。

 

ごめんね。持ち主が戻るまで待っててね。

 

「 はい!次ー!!」

 

続いてのエントリーは美脚効果が期待される細身のパンツ。(下着じゃなくズボンの方ね)

 

こちらは太モモまでは難なく順調に履きすすめる事ができました。

 

ヨシヨシ。ここからや。勝負は。

 

大きく深呼吸して一気に上げます。

 

「ハァァァッ!!!」

 

あれ、おかしいな。

 

右側が上がりません。

 

あれ?え?よいしょ!よいしょ!

 

まさかのトラブルに見舞われたモデルを助けようとギャラリーがアドバイスを飛ばしてくれました。

 

「肉がはみ出して引っ掛かってんで!!」

 

え、肉?まさか。

 

「ほらそこ!何それ、どこの肉?」

 

どこの肉って、そんなん、脇腹に決まってるやんか。

 

もしもホントに出てるなら。

 

よいしょー!!

あと少し!あと少しや!

 

…無理でした。

 

脇腹の余剰分に道を阻まれ力尽きましました。

 

まぁいい。服はまだ他にもあるから。

 

さてと、と気を取り直してお次は緑色の袖無しチュニックです。

 

さすがにこれは余裕やろ。

 

見るからにゆったりサイズやもん。

 

思った通り、フワァッと頭からすっぽりかぶって難なく着れました。

 

ヨシヨシ。

 

さぁこれはどう?と意見を求めようとしたものの、いつの間にかギャラリーは消えていました。

 

まぁ仕方無いよな。子連れやから。

 

着心地は上々なので自信満々に鏡を覗くと、やたらと肩から二の腕にかけて大きく見えました。

 

え、何この鏡。

 

ちょっと変な風にうつるよな。

 

でもまぁ、二の腕はあんまり出したくないからカーディガンでも羽織ろうと思い直してクローゼットをガサゴソ物色していたら脇の下に痛みが走りました。

 

腕を降れば降るほど酷くなるその痛みはだんだん強くなり、じっとしていても耐えられないほどになりました。

 

「何これ。この服。脇めちゃくちゃ擦れるやん。」

 

おかげで脇の下が軽くヤケドしたみたいになりました。

 

何このクローゼット。怖っ。

 

ろくな服無いやんか。小さいのばっかりやな、と自分の体型を完全に棚上げしてヤケクソになって着れる服を探しました。

 

まるで宝探しの領域です。

 

その後1時間ほど小さな服を頑張って着たり脱出したりを繰り返し、なんとか無事に3枚を我が家へ連れて帰ってくる事ができましたが疲労感が半端なかったです。

 

姉の涙ぐましい努力を妹も喜んでくれる事でしょう。きっと。

 

そういえば、

 

「全部お高い服なんやから絶対に無理に着て伸ばしたりするなよ」

 

とも言われていた事を寝る前になってようやく思い出しました。

 

あぁ妹よ。

 

最後に会ったあの頃から幾分と大きくなった姉の姿を知る由もない我が妹よ。

 

大丈夫。伸びる前に脱いだから。安心してね。

 

こうして優しい姉は、遠い異国にいる妹へ心の中でそっと囁き、疲れた体を癒やすべく早々に眠りに就いたのでした。

 

 

おわり