うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

【反省】くだらないことでまた旦那にキレてしまって不甲斐なし

PM7:45

仕事帰りに実家に寄って来た旦那が得意気に刺身を持って帰ってきました。

 

まだ冊の状態で、切って食べなあかんヤツです。

 

その時私は、ようやく子ども達と共に食事を終えて後片付けをしている最中でした。

 

後はシンクを綺麗に磨いたら終わり。

とりあえずお風呂に入ろう。

今日はバタバタして時間が押してしまったから急ごう。

なんとか9時までには子ども達を寝かせなければ。

 

そう考えていた時の事でした。

 

「ただいま!オカンにお造りもらったで!」

 

活きのいい鯛の刺身と、サーモン·イカ·マグロの盛り合わせ。

 

大好きなんです。私。

 

お刺身大好きなんです。

 

だけどまさか、今日、こんなサプライズプレゼントがあるなんて知らなかったから、子ども達が食べ残したご飯もバナナももちろん自分の食事も全部綺麗に「今日もフードロス、ゼロ!!」なんか言いながら平らげてしまってお腹が張り裂けそうなほどいっぱいだったんです。

 

そして鯛は切らなあかんヤツ。

 

そのまま食べれたらまだ良かったけど、切らなアカンのです。包丁とまな板出して。

 

今せっかく洗い物が一区切りついたところ。

 

旦那の洗い物はお風呂上がりにサッと終われるように食事もワンプレートに盛り付けてたんですよ。煮込みハンバーグとライス。

 

今日は本当にバタバタしててね、味噌汁とサラダを作り忘れるくらいだったんですよ。

 

だからめちゃくちゃ焦ってたんです。

 

早く寝かせなければ。早く寝かせなければ。

 

って。

 

このコロナ禍でね、睡眠不足で学校へ行かせたくないから必死なんですよ、こっちは。

 

そこへね、お刺身旦那ですよ。

 

ちゃちゃっと切って食べたらいいだけなんですけど、なんか無性に腹立ちましてね。

 

せっかく洗い物終わったのになんでまたまな板使わなアカンねんて。

 

姑さんがくれたんですけどね、刺身。

 

姑さん、いつも色々良くしてくれるんですけど、たいてい、料理し終わった後とか、片付け終わった後とかに“今日中になんとかしなアカン食べ物”をくれるんです。

 

今日みたいな刺身とかね。

ハンバーグのネタとかね。

コロッケのネタとか。

煮付け用の生魚とか。

 

いやもう、ご飯作って後片付け終わったんですよ、とか、もう食べ終わったんですよ、とか“だから次の家事育児に取り掛かりたいんですよ”っていうタイミングで直接届けてくれるか、今日みたいに旦那づてで届けてくれるんですよね。

 

まだ刺身はマシですよ。

切ればいいだけやから。

 

ハンバーグのネタとか丸めて焼かなアカンからね。

 

コロッケのネタなんて丸めて衣付けて揚げなあかんからね。

 

生魚なんて霜降りして生姜切って味付けして煮付けなアカンからね。

 

せっかく料理し終わってシンクも綺麗になったのになんでまた洗い物増えることしなアカンねんて。

 

こっそり冷凍庫に忍ばせようもんなら

「今日中にしなあかんで。味が落ちるから。」

って念押しされるんですよね。

 

まぁたまになんですけどね。

 

たまにだから姑さんの言うとおりにしたらいいやんて思うんですけど、今日は特に子どもを布団に寝かせるまでの過密スケジュールを組んで、散々子ども達に邪魔されながらもなんとか走り抜いてゴールが見えたところでアレですよ。

 

「オカンにお造りもらったで!」

 

切らなアカンヤツね。

 

で、せっかく夕飯を食べ終わった刺身大好きなマイペース娘がまーた時間かけて食べ出す事になるんですよね。

 

せっかくお風呂タイムやったのに。

 

この分じゃお風呂に入るの8時過ぎるやん。

 

ムカついた私は旦那に冷たく言いました。

 

「明日食べようよ」

 

意外な嫁の反応に旦那は怪訝な顔をしながら言いました。

 

「え、今日食べようや。刺身やで?」

 

そんなことは百も承知や。だけど嫌やねん。これ以上、1分でも時間押したら嫌やねん。子ども達早く寝かせたいねん。

 

とは言えませんでした。

ムカつき過ぎて。

 

代わりに口からついてでたのは、

 

「お腹いっぱいやねん!!」

 

そう。私、もうこれ以上食べられへんねん。

 

しかも今日は煮込みハンバーグ。

 

頑張ったよ。頑張って煮込んだよ。イヤイヤ期2歳児のご機嫌取りながら。

 

でもね、いくら頑張っても刺身には叶わないよね。

愛情たっぷりの煮込みハンバーグを押しのけて刺身にガッツかれるのも、まな板と包丁と刺身用の皿を洗うのもお風呂に入るタイミングが遅れるのも、お腹いっぱいで自分が食べられないのも全部ムカつくのよ。

 

嬉しいよ。

 

刺身なんてなかなか買えないから嬉しいよ。

 

でもね、疲れてんのよ私。

 

だからまた悲劇のヒロインぶってんのよ。

 

刺身を切らなアカンて思ったらこれまで溜まったうっぷんが急に爆発しそうになんのよ。

 

きっとパパはきちんと話せばわかってくれるし、自分で短冊に切ってくれる。

でも今日はなんにも言う気力がないのよ。

 

察しろオバハンになってるのよ私。

 

それとね、連絡欲しいのよ。

 

刺身持って帰るし、とか。

 

そしたら私だって胃と心の準備できたやん。

 

お義母さんもね、今日はハンバーグのネタ持って行くから晩御飯作らんでいいで、とか。

 

ド厚かましいのは重々承知なんですが、とにかく子ども達意外にスケジュールを乱されるのが本当に嫌なんです。

 

…なんて、いくら言い訳を並べ連ねてもただの言い訳です。

 

刺身なんてただ切ればいいだけなのに。

 

すみません。

 

贅沢ですね。

 

切りました。結局切ったんです。刺身。

 

ピリピリしながら。

 

旦那もピリピリムードで刺身を食べてまずかったと思います。

 

かわいそうな事をしてしまったと今更ながら反省です。

 

明日からは、もうちょっと広い心で刺身を切れる良妻になりたいです。

 

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

それではまた。