うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

【恐怖体験】もう1人の看護師

こんにちは。ドラ母です。

 

 

毎日暑いですね。

こんな日はクーラーにカキ氷、あとはやはり怪談話に限りますね。

 

 

という事で。

 

 

今日は私が実際に体験した病院での話しをしたいと思います。

 

 

 

**********

 

 

 

1年前の夏。

ちょうどお盆の時期に私は二太郎の出産で総合病院に入院していました。

 

 

予定帝王切開だったので出産日前日からの入院。

 

 

少々怖がりな私は定員いっぱいの大部屋で安心して眠りにつきました。

 

 

その夜、怖い夢を見ました。

 

 

緑色の浴衣を着た髪の長い女性(貞子のように髪で顔が見えない)が床を這って追いかけてくるんです。

 

 

逃げても逃げても追いかけて来てしまいにはベッドの上で首を絞められました。

 

 

「助けて!助けて!助けてー!!!!!!」

 

 

夢の中で必死に叫んでいました。

 

 

そして

 

 

「あうええー(たすけてー)!あうええー(たすけてー)!!あーうーえーえー(たーすーけーてー)!!」

 

 

静まり返った深夜の大部屋で実際に叫びながら目が覚めました。

 

 

お前がオバケだよ。。。

 

 

我に返った私は自分に突っ込むのが精一杯。

 

 

「ごめんなさ〜い」

 

 

部屋の皆さんにそっと謝っておきました。

 

 

みんなカーテンを閉めていたので私の声で起きてしまったかどうかは分かりませんが、念の為です。

 

 

翌日無事に出産を終え、順調に入院生活を送り迎えた退院前日の夜、また怖い夢を見ました。

 

夢の中で今度は自宅のベランダにいました。

 

そこへものすごい強風が下からふいてきて必死に何かにつかまりますが今にも飛ばされそうなんです。

 

滑空するムササビのような体制で強風に煽られるがままなす術もなく必死に助けを呼んでいます。

 

ふと家を見てみると中に妹がいて助けもせず無表情でこちらを見つめています。

 

「助けてー!助けてー!」

 

妹に向かって必死に叫びました。

 

その時、遠くから私を呼ぶ声が聞こえて急に現実に引き戻されました。

 

「…ドラ母さん、ドラ母さん!」

 

誰かが部屋にいます。

 

担当の看護師さんともう1人です。

 

うっすら目を開けて目が覚めかけている状態ですがまだ夢から抜け出せてなくて口が勝手に動きます。

 

「あうええー(たすけてー)!あうええー(たすけてー)!」

 

看護師さん達が見つめている中叫び続けるドラ母。

 

なかなか現実に戻れない。

 

完全に目が覚めた時には看護師さん達は部屋から出て行っていました。

 

…相当、不気味だった事でしょう。

 

 

退院の日、夜に部屋に来た看護師さんが言いました。

 

「ドラ母さん、昨日の夜うなされてたけど大丈夫?何回か呼んだんだけど起きなくて…」

 

「ああ…はい。大丈夫です…」

 

ああ…穴があったら入りたい。

 

この人バッチリ見たんやな。

あの醜態を…

 

 

「寝ぼけてたでしょ?

恥ずかしいです〜。もう1人看護師さんいましたよね?ほんま恥ずかしい〜」

 

「え、昨日は…私1人で行ったんだけど。」

 

「え…?」

 

寝ぼけてましたが、確かに見たんですよ。

 

担当看護師さんの後ろから私を覗き込んでたもう1人の看護師さん。

 

だけどその人なんかヘンだった…。

 

頭の先から見えてる部分全部が緑色だったんです。

 

顔も、服も何もかも。

 

あれは一体誰だったのでしょうか。

 

 

なぜ緑色だったのでしょうか。。。