偉大な子ども達
どうも。ドラ母です。
昨日の晩ご飯はかやくご飯と春雨サラダと魚の煮付けとローストビーフでした。
体調を崩している長女いち姫の為、近所に住むばあばが全部作って届けてくれました。
好物ばかり並べてもらって一気に元気になったいち姫。
大喜びで贅沢ディナーにかぶりつきます。
かやくご飯が大好物な私はこの日だけは自分を甘やかしてお代わりをするのですが、このお代わりのかやくご飯に生卵をかけて食べるのがまためちゃくちゃ美味しいんです。
ふと、この美味しさを愛する旦那様と共有したいと思いつきました。
ドラ母「ねぇ、パパ。かやくご飯に生卵かけて食べたらめっちゃ美味しいの知ってる?試してみて。」
卵かけご飯が大好きな旦那。
すぐに試してみるだろうと思いきや、
旦那「え、なんで?」
思わぬ反応。なんでって何。
ドラ母「え、美味しいから。え、なんで?嫌なん?卵かけご飯好きやんか。」
旦那「いやいやいや。なんで?」
ドラ母「なんでって、醤油味と出汁のきいたかやくご飯が生卵と絶妙にマッチして美味しいからやんか。」
なんで旦那相手に食レポせなあかんねん。
旦那「え、なんで?わざわざ卵かけたくないわ。」
ドラ母「え、なんで?かけた事あるん?」
旦那「ないけど。なんでわざわざかけるん?俺はいいわ。」
ドラ母「なによ。やってみたらいいやんか。卵かけご飯好きやったら絶対美味しいのに。」
旦那「え、なんで?俺はいいわ。」
ドラ母「なんでって美味しいからやって言ってるやん。食べてみればいいのに。この美味しさを知らないとはもったいないなー。」
旦那「なんで?俺はいいわ。」
ドラ母「ふーん。」
旦那「なんでそんな事するのか俺には理解できひんわ。」
ドラ母「なんでって好きやからやんか。腹立つなー!美味しいから教えただけやんか。」
旦那「いやいや、結構です。」
なんやこの男は。
卵好きなのに訳わからんヤツやな。
まぁいいか。訳わからんのはいつもの事やし。
ポテサラにソースをぶっかけるあなたの食のこだわりなんて私にはわかりませんからね、といつものようにイライラ&モヤモヤをやり過ごそうとした時、ローストビーフに夢中になっていた長女いち姫が言いました。
いち姫「なんでなんでカップルやな。」
両親「へっ!?ナンデナンデカップル???」
いち姫「2人とも、なんで?なんで?ばっかり言ってんで。」
両親「ほんまやー!!あはははー!!」
聞いていないようで子どもは聞いていますね。
両親のアホな会話を聞かれてお恥ずかしい限りです。
場が和んだところで1歳の二太郎が叫び出しました。
二太郎「うんめぇーーー!!!」
ドラ母「二太郎くん、かやくご飯美味しいの?」
二太郎「うんめぇーーー!!!」
両親&いち姫「あははははは!!」
こうして訳わからん旦那と自分の価値観を押し付けようとする嫁にお互いイラつくというディナータイムが子ども達のおかげで楽しく賑やかな一家団欒に変わるのが我が家の日常です。
私達は多分、子どもがいなかったらとっくに離婚していたでしょうね、と思います。
小さくて偉大な子ども達に感謝する毎日です。
おわり。