うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

「なんの話しやねん!」身近にいる話が噛み合わない人達

どうもこんにちは。ドラ母です。

 

私の周りにはイマイチ会話が噛み合わない人達がいるんですけど、これは私の類が友を呼んでしまっているということなのでしょうか。

 

調子良くキャッチボールできてるなぁと思ったら、相手が突然バット持ち出してホームラン打って1周まわって点数入れるんですよ。

 

え、何?どこ行くの?みたいな。

 

まぁね、私のツボにもがっつりハマって面白いことは面白いんですけど、なかなか付いて行くのが大変なんですよね。

 

何食わぬ顔してキャッチボールに戻ってくるので。

 

しかもそんなイキナリバッターが私の周りにはなぜだか、ちょこちょこ存在するんです。

 

本当になぜなんでしょうか。

 

え、お前も何言ってるか訳わからんで、って?

 

そんなまさか。

 

それでは私の周りにいる、会話が噛み合わない人達をご紹介します。

 

 

1.ママ友

ある日、仲良しのママ友りさちゃんと楽しくお喋りしていた時のこと。

 

私「そういえばさぁ、うちの子がAちゃんのママのこと美人や美人や言うねん。あんまり言うからちょっと興味出てきたんやけど、私そのママ見たことないねんなー。Aさん。りさちゃん知ってる?」

 

りさちゃん「え?Aさん?知らんなあー。」

 

私「そっかあ。いっぱいいるからわからんよなー。」

 

うちのいち姫はなかなかの美的センスの持ち主なので、Aちゃんママはさぞかし美しいと評判のママかもしれないなと思って聞いてみたのです。

 

けれどりさちゃんは知りませんでした。

 

それならそれでまぁいっか、と話題を変えようとした時、りさちゃんが言いました。

 

りさちゃん「もしかして、あの綺麗な人?」

 

私「え?やっぱり綺麗なんやー。どんな人?」

 

私は知らんねんけどな。

 

りさちゃん「ほら、あの、髪の毛の長い。」

 

私「へー。髪の毛の長いママなんや。」

 

りさちゃん「いや、知らんねんけどな。」

 

いや、私も知らんねんけどな。

 

りさちゃん「あの、役員してる人?」

 

私「あ、そうなん?役員してはるの?」

 

りさちゃん「いや、知らんねんけどな。」

 

いやいや、私こそ知らんねんけどな。

 

りさちゃん「小学生のお兄ちゃんもいる人やんな?」

 

私「へー。お兄ちゃんいはるの?」

 

りさちゃん「いや、知らんねんけどな。」

 

いやいやいや。私も知らんねんけどね。

 

りさちゃん「髪の毛染めてはる人やろ?茶色に。」

 

いや、あの、だから、知らないんですよ。

 

私「あー、そうなんや。」

 

りさちゃん「知らんねんけどな。」

 

はい?

 

りさちゃん「なんか感じのいい人やろ?」

 

いや、だから、あのね?

 

私「知らんて。私は知らんねん。全く。」

 

りさちゃん「私も知らんー。」

 

ご存知ですよね?

 

りさちゃん「いつも黒っぽい服着てる人やろ?スタイル良くて。知らんけど。」

 

だから、もう、ご存知ですよね?

そこまで詳しかったらもうご存知ということでよろしいですよね?

 

私「知らんねんけど、多分その人やろうな。」

 

りさちゃん「いやぁ、違うと思うねんけどな。知らんけど。」

 

なんやねん!

違うと思うならなんで言うたんやな!

今までなんの話しやってん。

 

りさちゃん「あの、白い車に乗ったAさんやろ?」

 

名前合っとるやないかい!

その人や!車は知らんけどその人のことや!!

 

りさちゃん「まぁ、知らんねんけどな。去年、一緒に役員したけど」

 

知り合いかよ!!

めちゃくちゃご存知かよ!!

その人や!はい。その人です!!

 

私「じゃあその人やろ。」

 

りさちゃん「あ、そうなん?」

 

 

そうです!

 

 

 

 

2.姑

娘のいち姫と姑が仲良くお喋りしていた時のこと。

 

恐竜大好きないち姫がおばあちゃんに質問しました。

 

いち姫「おばあちゃん、化石って何?恐竜の化石。」

 

姑「化石?怪獣の?」

 

いち姫「違う。怪獣じゃない。恐竜の。」

 

姑「あー。怪獣な。」

 

いち姫「違う。恐竜。恐竜の化石。」

 

可愛い孫からの質問に誠心誠意答えようとする優しいおばあちゃん。

 

姑「あー。化石な。化石っていうのはな、川で魚が死んで…」

 

いち姫「……魚?」

 

はぁ?という顔をしながら眉間にシワを寄せる孫。

 

あの、おかあさん?どうされました?

 

姑「そう。魚。おさかな。魚が死んでな……」

 

いち姫「……うん。」

 

とりあえず最後まで聞いてみることにした孫。と嫁。

 

姑「魚の肉も全部なくなってな…」

 

いち姫「うん。」

 

姑「骨だけになることや。骸骨。」

 

一気に眉間のシワを深める孫。

 

いち姫「それで?」

 

姑「それが化石やで。怪獣の。」

 

真顔で答える優しいおばあちゃん。

 

あの、おかあさま、そこから先は……?

 

孫はちんぷんかんぷん。

眉間にこれまで見たことがないほどのシワを寄せて考えこんでいます。

 

しばらく経って、こんがらがった糸が解けたいち姫がまたおばあちゃんに聞きました。

 

ため息混じりの呆れ顔で。

 

いち姫「きょうりゅう、って言えますか?」

 

そこかよ。

そんなとこかよ、引っ掛かってたのは。

 

耳の遠いお年寄りに話しかけるかのように、ゆーっくりハッキリ問ういち姫に、おばあちゃんもゆーっくりハッキリ、ニコニコ答えてくれました。

 

姑「かいじゅう」

 

いち姫「違う。きょ·う·りゅ·う」

 

姑「か·い·じゅ·う」

 

どこまでも真剣な2人。

 

 

結局……

 

 

化石って何?

 

 

 

3.旦那

記憶力が良いことが自慢の旦那は、物忘れが激しい私をバカにします。

 

旦那「そういえば昔2人でよく映画鑑に行ったよなー。アイアムレジェンドまた見たいよな。」

 

私「あのゾンビの?」

 

旦那「そう」

 

私「映画館なんて行ってないやん。誰と行ったんやな!?」

 

旦那「2人で行ったやんか。忘れたん?」

 

私「記憶にないわ。浮気したやろ」

 

旦那「してないわ!ママって何でそんなになんでもかんでも忘れんの?」

 

私「忘れてないし。アイアムレジェンドは家で見たやん」

 

旦那「家でも見たけど映画館にも行ったやん」

 

私「知らんなー」

 

旦那「よく言うわ。ほんまにヤバイで。なんでもかんでも忘れて。俺なんか小学校の時のクラス名簿言えるのに。フルネームで。」

 

私「え、気持ち悪い!」

 

旦那「なんでやな」

 

私「過去に未練ありすぎやろ。」

 

旦那「なんでやねん。普通覚えてるやろ」

 

覚えてます?普通?

小学校の時のクラス名簿30人分。しかもフルネームですよ?

 

私「いや、普通覚えてないやろ。卒業して30年経ってるんやから。」

 

旦那「俺は覚えてる。抜群の記憶力やからな。」

 

ふーん。

抜群の記憶力ねぇ。

 

私「じゃあさ、中学と高校の名簿も覚えてるん?」

 

旦那「まさか。覚えてるわけないやん、そんな昔のこと」

 

は?

 

私「え、小学校の方が昔やろ」

 

旦那「なんでやねん」

 

はあ?

 

旦那「中学と高校の名簿言えるやついたらビビるわ。記憶力良すぎやろ」

 

 

いや、あんたの時系列どないなってんねん。

時空が歪んでんのか。

 

私「じゃあ、会社の人のフルネーム全員言えるん?ちょうど30人やん。」

 

旦那「言えるわけないやん。知らんわそんなん。俺、人の名前覚えるん苦手やし。」

 

 

 

なんの話しやねん。

付いていけへんわ、ほんまに。

 

以上、私の周りの話が噛み合わない人達でした。

 

今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。

 

 

それではまた🎵