うちのくだらない話

ポジティブに生きたい母の心の叫びを綴るブログ

公園で騒ぐ小学生達は何をそんなに騒いでいるのかって話

どうもこんにちは。ドラ母です。

 

ホント小学生ってうるさいですよねー。

 

学校が終わったら全速力で飛び出して車を急停車させてるし、寄り道するわ、ランドセル忘れて取りに戻るわ、いきなり立ち止まって後ろの人にぶつかられるわ、しかもその間ずっとろくに前も見ないででっかい声でしゃべくり倒してるし危なっかしいしうるさいしで見てるだけでイライラしちゃいますよねー。

 

わかりますよその気持ち。

 

ほーんとうるさい。

 

特に公園とか住宅街でギャーギャー騒いでる小学生ね。

 

コロナ自粛で引きこもり生活を送ってる時にあの騒ぎ声が耳について仕方ないですよねー。

 

あんなにギャーギャーと一体何を騒いでるんだと思います?

 

天気のいい日はうちの小学一年生の子に付きそって私も公園に行くんですけどね、夕方、宿題してからね。

 

朝から3時までずっと勉強した上に40分かけて学校から歩いて帰って来てるとは思えないほどチカラが有り余ってて、それを思いっきり発散させて遊ぶもんですからめっちゃくちゃうるさいんですよね。

 

しかも何やらずっと小学生同士でわけのわからないこと喋ってんですよ。

 

「パンツー丸見え!見えたら臭い!」

 

とかね。

 

言われてんのはうちの子なんですけど。

 

だから言ったやん、て私は言うんです。

 

学校にはスカートの下に絶対レギンス履かせるかズボンで行かせるんですよ、パンツは人に見せたらアカンていう性教育の一貫としてね。

 

だけど学校から帰ったらスカートで公園行きたいってゴネだしてうるさいから仕方なくスカートで遊びに行って滑り台のてっぺんで仁王立ちした瞬間に案の定2年生の男子にからかわれたんですよ。

 

パンツー丸見えー!ってね。

 

うちの子にして見れば生まれてはじめての経験なんですが、母は痛いほどわかってるわけです。

 

これが小学生やと。

 

小学校生活は男子と女子の熾烈な争いの連続なんやと。

 

あぁ懐かしいな、なんて干渉に浸ってる場合でもなくて、パンツを見られてからかわれたショックで立ち尽くす娘の様子を見てたんです。

 

あぁ泣くかもな、って。

 

そしたら他の男子がすぐに庇ってくれまして。

 

「お前!女のパンツ見るなんて変態やぞ!!謝れ!!」

 

と。

 

「お前なんて毎日、ケツ(尻)半分見えてるくせに!!」

 

あぁ、見えてる。確かに見えてる。

あの、もうちょっとちゃんとパンツ履いてくれる?

 

ケツが!パンツが!などとヒートアップする男子達。

 

これは面白い展開になって来たな、うちの娘はどう出るのかなと気付かぬフリしてチラチラ見ていたらですね、また始めの男子がからかい出したんです。

 

「パンツー丸見え!見えたら臭い!」

 

今度は振り付けまで付けて踊りだしたんです。

 

そしたらそれを見ていたうちの1歳男児が一緒になって踊りだしてますます盛り上がってしまったんですよね。

 

「パンツー丸見え見えたら臭い!パンツー丸見え見えたら臭い!あーははは!!」

 

ヤバいなー、こりゃ泣くなーなんて思って娘を見たら、怒りに満ちた目で男子を睨みつけながらこう言ったんです。

 

「見てんじゃねーよ。」

 

え。

 

「人のパンツ見てんじゃねーよ。」

 

もうブチ切れてるんですよね。

 

「オマエ、何、人のパンツ見てくれてんねん、オラ。ただで済むと思うなよ、オラ。強い女もいるって知らんのか、オラ。」

 

って、え、誰の、どちらのお子さんですかっていう上品極まりない言葉で責め始めたんですよね。

 

え、ちょっと何この子、どこでこんな言葉覚えたんやな、未知やすえさん(吉本新喜劇)みたいやな。

 

え、誰の子どこの子とか言うてる場合じゃなく紛れもなくうちの子なんですけど、その思わぬ反撃に男子も踊るのをやめたんです。

 

「なんやとー!?お前の方が強いんやったら証明してみろやオラー!!」

 

と正に一触即発の事態が巻き起こりましてね、これは手出しやがったら許さんぞと、すぐに私も身構えましたら、今度はうちの娘が、

 

「パンツー丸見えー見えたらオマエの顔」

 

とか言い出しましてね。

 

パンツにオマエの顔が描いてあるぞと。

 

それを聞いたもう1人の男子も同じように、

 

「パンツー丸見えー見えたらパンツにオマエの顔の柄ー」

 

とか

 

「パンツー丸見えー見えたらウンコ」

 

とか

 

「パンツー丸見えー見えたらチンコ」

 

とかとめどなく言い始めて、なんかいつの間にかお互い打ち解けて、結局うちの子も男子2人もうちの1歳児も皆で踊り出して大爆笑してたんですよね、辺り一面に響き渡る大声でね。

 

私が。

 

で、それが落ち着いたら始めにからかい出した男子が急に真顔で言うんですよ、庇ってくれてた男子に。

 

「おい、俺は今日悲しかったんやぞ。お前と一緒に帰ろうと思ってたのにお前、他のヤツと帰ってたやろ。裏切ったやろ。明日先生に言うからな。」

 

先生に言うからな。

 

って、ヤンチャなくせに先生怖いんかよ。

 

また大爆笑ですよ、大地が揺れんばかりの大声で。

 

私が。

 

言われた男子はケッと鼻で笑って、

 

「どうぞどうぞ好きにしてください。俺もお前がさっき女のパンツ見た事先生に言うからな。」

 

と。

 

そしてそれを聞いていたうちの子が、

 

「言ったれ言ったれ!パンツ見たこの変態め!」

 

とか言って騒ぎ出したんですよ。

 

そしたら半ケツボーイが、

 

「さっきはすみませんでした。」

 

とか言って謝り出したんです。

 

そんなに先生怖いんかよ。

可愛いヤツやな、とか思って見てたら、

 

「いいよ。」

 

ってうちの子が返事して、それからは男子と別行動になって趣味の虫採りに没頭し始めたんですよね。

 

うちの娘がね。

 

てんとう虫とダンゴムシが大好きなうちの娘は、公園に友達と遊ぶ為に行くっていうより虫と戯れる為に行ってるみたいなもんなんですよね。

 

てんとう虫なんて幼虫を捕まえて来て家の虫かごで成虫まで育てるんですよ。

エサとして公園に生い茂るカラスノエンドウにびっしりついたアブラムシも連れて帰ってくるし、ダンゴムシなんてレゴで作った町で散歩させてるんですよ。

 

見ていて鳥肌が止まりませんがそれがうちの子なんです。

 

だからさっきまでの男子2人とちっとも遊びたくなかったのに邪魔しやがって、これでやっと虫採りに専念できるわってな感じで公園の隅の茂みに入り浸り出したんです。

 

そしたらそこへ娘の友達の女子2人が来て

 

「いち姫ちゃん遊ぼう!」

 

って誘ってくれたんです。

 

「いーいーよー」

 

とか言いながらダンゴムシ集めに必死になってるいち姫につられて、女子達もダンゴムシ集めを始めたんですよね。

 

1人はいち姫と同じ虫好きガールでもう1人は

イヤイヤながらにダンゴムシ集めに参加してるんですよ、一緒に遊びたい一心で。

 

虫好きガール2人があんまり必死にダンゴムシを愛でてるもんですから私はちょっと声掛けしたんです。

 

「そんなに虫好きなら、プロポーズの時にもらう指輪が虫の指輪やったらどうする?」

 

なんやねんこの質問は、と自分でも思いましたがこういうアホな話題が好きなんですよ、私って。

 

そしたら虫好きガール2人が、

 

「めっちゃ嬉しい!私ダンゴムシの指輪がいい!」

 

とか

 

「私てんとう虫の指輪がいい!」

 

とか大盛り上がりなんですよ。

 

で、もう一人の実は虫が苦手な女子がそんな2人をドン引きしながら見つめているのでその子にも聞いてみたんです。

 

「ねぇねぇ、プロポーズの時の指輪どんなんがいい?虫?」

 

そしたら

 

「え、普通にダイヤ」

 

って。

 

普通にダイヤって、その言い方とドン引きし続けてる顔が面白くてまた大爆笑ですよ。

 

私が。

 

ケラケラ笑ってたらさっきの男子2人がまたやって来て

 

「 明日の給食、焼肉やねん」

 

て自慢してきましてね。

 

私は焼肉大好きなのに金欠でもう長い事あり付けて無いので我慢できずに言ったんですよ。

 

「 いーなー!じゃあおばちゃんも明日の給食食べに行こうっと!」

 

って。

 

もちろん冗談ですよ。

 

そしたら皆一斉に

 

「アカンに決まってるやろ!」

「家で肉焼いて食べときーや!」

 

って大騒ぎですよ。

 

ただ1人を除いて。

 

さっきの半ケツボーイは1人私に憐れみの目を向けながら

 

「俺の家に肉あるから、持って来てあげるわ。冷たいから、温めて食べてな。」

 

と。

 

いや、あの、冗談なのでね。

ご心配なく。

 

優しいんだね。

お尻、隠しときや。

 

こんな感じでずーっとギャーギャーワーワーうるさい小学生達はどうでもいい事で騒いでいます。

 

超面白いですね。

 

ボール遊び禁止!

自転車禁止!

騒音禁止!

 

なんて色々禁止されてもめげずに何でも遊びに変えてしまうその発想が天才的だなって思いながら見ているとイライラもおさまりますよ。

 

そして結局、いちばんうるさいのはこの私です。

 

大変申し訳ございません。

 

以上、公園で無邪気に騒ぐ小学生のほんのひとコマでした。

 

 

今日も取り留めもないくだらない話を聞いて頂きありがとうございました。

 

それでは、また🎵