【偏食な子の食事】親の想いはいつ届く?馬の耳に念仏
どうも。ドラ母です。
以前書きためた記事をアップしています。
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今日の夕食は5歳の長女いち姫が大好きなジャガイモがメインの料理でした。
いち姫はジャガイモばかり食べます。
ドラ母「いち姫ちゃん、他のもちゃんと食べてよ。好きなものばっかり食べてたら元気出ーへんてクックルンで言ってたでしょ。」
いち姫「え?なんか、ジャガイモ以外は…あんまり食べたくないんだ。」
ドラ母「ワカメとシラスは?好きやんか。」
いち姫「このワカメ(和え物)硬いから嫌なんだ。味噌汁のは好きだけど。シラスは骨が気になって…」
ドラ母「シラスに骨なんかないわ!あっても感じひんわ!」
いち姫「じゃあ、虫は?」
ドラ母「知らんわ!虫なんて食べたことないわ!じゃ、ビーフン食べて。サバは?」
いち姫「…じゃあ、食べてみるよ。ママ、ちゃんと祈っとかないと知らないよ。言ってもらえないよ。」
ドラ母「祈るって?」
いち姫「お願いします。お願いしますって。祈ってないと、私に美味しいって言ってもらえないよ?」
ドラ母「お願いします。お願いします。」
腹立つな〜と思いながら、とりあえずノッてみました。
いち姫「ジューシー!美味しいよ!」
ドラ母「やった!じゃあ、もっと食べてね!いっぱいあるよ!」
いち姫「あー、も、もういいです、いいです。」
ドラ母「いいですってひとくちしか食べてないやんか。」
いち姫「ふー。じゃあ、祈っといてよー?祈っとかないと知らないよー。」
ドラ母、プッチン。
ドラ母「祈るってなんでいち姫がひとくち食べる毎に祈らなあかんのよ。まさか、いち姫ちゃん、ママが作ったご飯を『食べてあげてる』って思ってんの?」
いち姫「うん。そうだよ。」
ドラ母「違うでしょ。いち姫は、『食べさせてもらってる』のよ。パパがお仕事してお金稼いでくれて、ママが作って… 世界にはお腹空いても食べ物がなくて何にも食べれへん子どもがいっぱいいて…。日本だって…云々カンヌン…。それに食べ物からは命をもらってるのよ…云々カンヌン…。」
ドラ母が熱弁してると何やらいち姫がボソボソ言ってます。
ドラ母「え、なんて?」
いち姫「…やっとオナラが出たわ。」
ドラ母「え?何?」
いち姫「オ・ナ・ラ。なかなか出てこーへんかってん。」
さぞかし気持ち良かったのでしょう。
満面の笑みです。
ドラ母「いち姫ちゃんさー、ママの話聞いてた?」
いち姫「え?な、な、なんの話し?」
ドラ母「好きなものばっかり食べてたらあかん。食べ物もらえへん子もいる。食べ物に命をもらってるって話し。」
いち姫「え、えー?いつ話してた?」
ドラ母「今や。ママがずーっと話してたやんか。」
いち姫「えー?そうなん?あー知らないなー。」
もういいです。
まぁ確かに5歳には長すぎる話しでしたね。
今日はもう疲れたので諦めました。