助産師のありがた迷惑なアドバイスに居た堪れなくなった話
どうも。ドラ母です。
1歳半の二太郎を出産した総合病院の産婦人科では、明るく優しい助産師さん達にたくさんお世話になりました。
なかでも、特に明るく声がデカい助産師のBさんは、待合室で暇を持て余す私達に大声で話しかけては場を和ませてくれていました。
(ブログ歴8ヶ月。やっと過去記事の貼り方がわかりました…)
妊娠中期のある日、いつものように長い待ち時間を意味もなくスマホをいじったり、全然作る気ないくせにレシピ本を眺めたりなんかして"私1人だけど忙しいの"オーラを醸し出しながら退屈に過ごしていた時の事。
診察室から50代くらいの女性が出て来ました。
診察を終え、待合室の椅子に腰掛ける彼女にカルテを手渡したのは大声助産師のBさんです。
普通ならそこでカルテを受け取って助産師さんにサヨナラして会計したら帰れるんですが、その日のBさんはテンションMAX。
カルテを手渡しながら女性の隣に腰掛け話し始めました。
もちろん大声で。
Bさん「○○さん、どうもお疲れ様でした〜。良かったですね。健康そのもの!!」
女性「はい。ありがとうございます。」
Bさん「やっぱりね、こうしてちゃんと検診受けといて頂くと安心ですからね!」
女性「そうですよね〜。」
Bさん「私達もやってますから。体が資本ですからね!やっぱりね!はははは!」
女性「あはは。そうですよね〜。」
Bさん「婦人科系はね、症状が出ない限りは診察しなきゃわかんないんですけどね、一箇所自分でも常にチェックできるとこあるんですよ。どこかわかります?」
女性「いや〜、どこですかね?」
Bさん「おっぱいです!」
妊婦さんや旦那さん達で混み合う待合室に響き渡るBさんの大声。
女性「あぁ…そうでしたね。」
Bさん「そうです。おっぱい!乳がんね。そいでね、乳がんは、どうしたらいちばん発見できると思います?」
女性「あの…、脇上げながら触って確かめる?」
Bさん「そうです!だけどもっといい方法があるんですよ。なんだかわかります?」
女性「いや〜、何でしょう?」
Bさん「旦那さんです。」
女性「え?」
Bさん「旦那さんに触ってもらうんですよ!毎日!」
辺りの空気が途端に変わったところを見ると、レシピ本を読んでるフリして聞き耳立ててたのは私だけじゃないはず。
女性「あぁ…そう…ですね。」
かわいそうに。
一気に注目の的になってしまった彼女。
Bさん「おっぱいの異変を感じるのはだいたい御本人より旦那さんなんですよ。
だからチェックも兼ねてね、スキンシップも兼ねて、一石二鳥つって!ははははは!」
女性「ははははは!」
Bさん「うちも旦那がチェックしてますから!なんつって!あははははは!!」
女性「あははははは!」
もう笑うしかない。
つられて私も笑いそうになったその時、
Bさん「いや、マジですよ。」
突然真顔になるBさん。
Bさん「マジで旦那さんの手はあなどれませんから!触れば触るほど異変に気付きますからね!毎日触ってもらいましょう!」
女性「…はい。わかりました。」
Bさん「じゃ!今日はこれで終わりですので!また何かあればお気軽にご相談下さい!
しっかり揉んでもらってくださいね!なんつって!!あはははははは!!!」
女性「あはははははは!!」
笑いながら爽やかに消えて行った彼女は大人です。
私ならゆでダコ&汗だくになってるところでした。
ごもっともなんですけどね。
とってもいいアドバイスなんですけど、待合室でこんなに居た堪れなくなったのはこの日が最初で最後です。
帰宅後、一応、うちの旦那にも伝えておきましたが、「あぁ?あー…わかった…」と非常に重たい返事だったのはなぜでしょうか。
なにはともあれ、デリケートなアドバイスは小声か書面でお願いしたいものです。
今日もくだらない話を聞いて頂きありがとうございました✨
それでは、また🎵